柔道界の問題について連日報道されています。
これまでも様々な報道がなされていましたが、何か面白おかしく報道されているような気がして、あえて気にしないようにしていた自分がいました。
自分なんて自分の子供を通じて少年柔道に携わらせて貰っているだけの末端なので、対岸の火事の感覚だったと思います。
しかし、少年期という重要な時期に関わりを持つ身でもありますので、いつまでも目を背けていてはいけないのかなとも思っていたところ、子供達が一連の報道を見て、
4年の先輩が1年を厳しく指導して何があかんの?と~とらの時なんて当たり前ちゃうん?
と質問を受けました。
本音は、
『そんなもん当たり前や。行儀悪い奴はしばいたったらええんや。』
『でな、厳しい中やからこそ分かることもあるんや。それが将来ためになるし、大人になったら厳しい時代の笑話も出来るんや。』
と言いたかったんですが、やはり今の時代、子供達に暴力を推奨するわけにはいかず、
『あのな、今はしばいたらあかんねん。腹が立ってもほっとき・・』
と言っている自分がいました。
でも、何かちゃうんですよね・・・
そりゃ暴力はあかんのですよ。
しかし、何か歯痒い時代と言うか、そんなことばかり言っている世の中に、
『そこに愛はあるのか?』
と聞きたくなります。
(どこかで聞いたことあるけど・・)
そりゃ愛情さえあれば何でもいいわけではないし、こちらが愛情を込めてても、相手にすればそうでない場合もあるのですが、くだらない言葉の暴力や無視、無関心よりも、時に厳しく、時に優しく可愛がられて、可愛いがって欲しいと私は思います。
でも、今は時代が違う。
あかんもんはあかんのよね。
暴力もあかんし、無視、無関心もあかん。
難しい世の中になってきてるなぁ~。
今の子供達は大変だ・・。