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この時期特有の緊張感から解放され、すっかりゆっくりさせて貰っとります。
少年柔道を始めた頃、グランプリを見に行くのが好きでしてね。
トップチームと自分達の違いはどこにあるのかをとことん勉強させて貰いました。
当初は漠然と、デカイ選手が集まってるから、いい先生がいるから・・という感じだったんですが、そうじゃないなと、それだけじゃないなと。
何が違うか。
気がついたのは、トップチームには規律やルールがあって、秩序が守られていること。
指導者、選手、保護者が同じ方向を向いているということ。
ちょっとやそっと家で親とやってます、たまに出稽古行ってますレベルの集まりでは太刀打ち出来るわけがないと思った。
広畑さんよ〜練習するからなぁ〜社さん、こだまさん、人数多いからなぁ〜、大きい子多いからなぁ〜。
いやいや、そんな甘い話やない。
今の時代、ルールや規律が守れない人間はどこにでもいて、人数が多くなればなるほどは言うまでもなく、どれだけその秩序維持が難しいか。
秩序なくして強い組織は成り立たない。
秩序や規律がない=楽しいではない。
秩序や規律があって、かつ高みを見ながら楽しんでいる。
強いチームはただ単に強いわけではい。
必ず理由がある。
その理由がどこにあって、どこに差があって、どう補って、どう戦っていくか。
1年間そんなことばかり考えて、この日の為に練りに練り上げ挑んでいたのがグランプリ。
初優勝した時、1回戦は大将に桑形さんがいた優勝候補のこだま会さん。
思い入れがある試合は多数あるけど、あの試合だけは一生忘れないな。