今日はやっぱりあの試合の話題が多くて何だか疲れた。
事情が分からければただの世間話なんでしょうけど、簡単に感想を言うのは何だかおこがましいし、悔しいし、その話題に触れるのが少し億劫になりました。
勝負の世界なので、必ず勝者と敗者に分かれる。
当然、勝者にスポットライトがあたるんですが、そこには敗者がいる。
それがたとえ負けられなかった相手だったとしても、それまで歩んで来た道であったり、支えてくれた人間がいることは同じという事を考えれば、勝負が終わった後の言動というのは人格や人間の深みが出る。
オリンピックという最高峰の切符をかけた試合の後にもかかわらず、お互いの存在が成長させてくれたというコメントは感慨深かった。
また、アナウンサーの阿部選手の勝因は?という質問に、言葉を詰まらせながら丸山選手を気遣ったコメントをされる井上監督には、気遣いと思いやりが溢れた人格が伝わってきた。
勝った時、負けた時の在り方、常に見られている。
相手を敬いなさい。感謝しなさい。
ずっとこんな話をしてきた。
果たして子供達には伝わっているんだろうか。
あ、なかなか大人は無理でした。
基本、我が子、我が子なんで。
子供達には伝わってたらいいんだけどな〜。
昨年の試合後を見て、また何かを感じてくれてたらいいな。