なめると飴のように甘いから、アメンボウというんだそうです。何故なめ・・・る?
えー(笑)、もしも雨は嫌いか、と訊かれれば、「ケース・バイ・ケースですね」と答えます。雨が降るとわっはっは~、と、小躍りするほど好きでもないですが、かといって、雨が降る度にどんより憂鬱になる、ほど嫌いでもないです。
例えば、出かけるのをハナから諦めて、昼間からゆっくりDVDを観たり、なんなら、もう、さらに何もかも諦めて、プシュ、ってしても罪悪感があんまりなかったり(笑)。あ、休みの日の話ですよ、一応ね。
あと、クルマに乗ってるのも嫌いじゃないですね。ワイパーが水を掃く音がキューッ、キューッ、っと静かにリズミカルに聞こえる中、それこそキースのピアノなんかをかけながら、ゆっくりとクルマを走らせているのも、なかなかいーもんです。外が雨だと、いつもより「外界との隔絶感」もあって、なんだか静かな気持ちになれる気もします。
でも、外でお仕事なさってる方々は、大変。常時外の仕事でなくたって、行き帰りの通勤電車も、満員の上にジメジメして・・・本当にごくろうさまですって思いますね。いつ晴れるとも判らない梅雨の季節は、きっととくに滅入りますよね。いつ洗濯すりゃいいんだー!ってね。
農業関係の方や、漁師さん、その他にも、お仕事と天気が直接関わりをもつ職業の方達を、天気予報士、情報士として雇うのが、一番いいんじゃないか、という話を聞いたことがあります。エアコンの効いたビルの中でコンピューターのデータとにらめっこしてるよりも、死活問題として、毎日実際に肌で風を感じ、雲を睨むのが一番、とか。確かに、納得できるお話ですよね。
イギリス、フランス等の西洋の温暖な気候の国々や、わが日本では、雨はどちらかというと「悲しい」イメージなんだそうですね。色々思い出してみると、確かにそのようですよね。だって、ネガティブに使われた歌詞の、なんとまぁ多いことー。もちろん、「雨降って地固まる」という日本人の大好きな、ネガティブが根底にあるからこその、ポジティブ思考を歌った雨の歌もよくありますね。まぁ、でもせっかくの梅雨なら、せっかくだからめっちゃネガティブなのに浸っちゃうのも、いいですよね。暗くも、ひそかな楽しみ、って感じで。屈折してますかね(笑)。
あ、子供の頃、シングル(EP盤)で買った原田真二さんの「雨のハイウェイ」。かっこよかったなー。懐かしいですねー。あー、でも絶対に誰も知らないですよねー。ものすごく古い話ですしねー(笑)。
でもですね、逆に雨の少ないアフリカや中央アジア、中東などの乾燥地帯では、雨をポジティブな、喜ばしいものとして捉えていて、「雨=楽しい」イメージなんだそうです。きっとそういう歌も沢山あるんでしょうね。乾燥した大地に降り始めた雨に、喜んではしゃぐ子供達の姿が、なんとなく想像できますね。
日本は世界平均の約2倍の雨が降る国だとか。狭い国土のわりには、雨が多い国だということです。でも、毎年夏になると水不足が言われますよね。これは地形的に日本は山が多いので、その分、川も急勾配なんだそうで。なので、せっかくたくさん降った雨も、どんどんサラサラーっと海に流れ出てしまうからなんだそうですよ。
さて、今年は大丈夫でしょうかね。幸いにも、まだ、水不足による断水や節水制限に出会ったことはありませんが、あれはきっと、とっても大変ですよね。飲み水もですが、トイレも流れないと・・・うわぁ。今はイヤになっちゃうくらい、いっぱい空から降ってきてますが、やっぱり水は、大切にしましょう。
あと一ヶ月くらいですかね?梅雨。せっかくなので、どーにかこーにか楽しんじゃいましょうね。
では。