ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は、ちょっと打ち合わせがあって、都内へ出かけてきました。渋谷区生まれの下町育ち、生まれてからずっと東京に33年おりましたが、かれこれ4年も神奈川県民してますと、こういう都内へ向かうときには、普通におでこに「只今、上京中」という文字が浮かんでくるようになりました(笑)。もし次に引っ越すときも、もっと外へ出たいって思ってるくらいです。木とか土があるほうが、住むにはやっぱりいいですよ

二十代の終わり頃、渋谷のほぼど真ん中、道玄坂を上がってちょこっと横道に入った辺りに住んでいたことがあります。朝ごはん食べにセンター街にビーサンで出かけてましたし、食べるもの買うのが東急本店の地下。あの辺りでガンガン飲んでも、コロコロ転がって帰れる距離でした。今考えても、ちょっと異常な生活(笑)。

夜の渋谷なんて(朝もですけど)、ガラの悪いのや、酔っ払いばっかり。飲み会後の、道からはみ出してまで、大勢でたむろしてる若者に「すいません、あの、ちょっと」と、声を掛けて通してもらいながら、家に帰るんですよ。電柱の横とかでは、アレ踏まないように足元、注意です。いや、疲れますよー

でもね、住んでみて、一番こりゃ凄い、酷い、と思ったのが工事の音でした。本当に異常ですよ。一年中、どこかで工事の音がするんですよ、あの街は。ガーンガーン。ガーガーガー。グゴォオオオー。一年中、何かを壊して、何かを造って、また壊してるんです。だから顔がコロッコロ変わるんです。いや、落ち着かないのなんのって(笑)。やっぱり遊びに行く街ですよ、あそこは。などと、おっさんくさいですかねー、こんな事言うと(笑)。

日本に留学しにきていたイギリス人に、渋谷とか新宿では気が付くと新しい建物ができていたり、逆に店が潰れている話になって、「変な街でしょう」と言うと、「イギリスでは百年以上も前の建物なんて当たり前。逆にそんなのばっかりで、古臭い街の風景が、全然変わらない」のが、「息が詰まるよう」だし、「面白くない」から、「日本は刺激があって、いいなぁ。」、と言ったそうです。なるほど、あちらはどっしりした石造りですものね。うーん、見方って色々ですね。

日本には地震があるからなのか、何を造っても、どんな建物を見ても、なんとなーく儚い感じがするんですよね。いくら耐震構造とかで、一見万全なように造ったとしても、僕たち人間の想像なんて遥かに超えた巨大な力が、いつか襲ってくるような気がして。なのであんなに都会にガンガン穴掘ってでかいビル建てたり、ボコボコ地下に街とか駅とか作ったりして、大丈夫なのかなー、と思ったりもしますね。上下じゃなくて、外に、横に目を向ければいいのになー、と。やっぱり都会がいいんですかねー

写真は、ちょっと古くて昨年の10月1日のものです。そうそう、僕が突然、髪を短く切った日!えー、これは別に悪い集まりでもなんでもなくて(笑)、へきるちゃんのバンドメンバーです。全員共通の知り合いの結婚式だったということで、記念にパチリ。左から、ギターのJAKEさん、金髪建さん、僕、ベースの宗さん、ドラムスのべ~あん(阿部)さん。さて、このメンバーで明日から二日間、ZEPP TOKYOで汗だくになってきます!

さて、今日の打ち合わせの結果、結構急ぎで、てんこ盛り仕事をしなければならないことが発覚、やらにゃー

ではー。にゃー。



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