月曜ですが、土用の丑の日です。
ほんとうに昔は、土用と土曜の違いが分からなくて、「大人たちは、一体何を言っているんだ?今日は土曜ではない。なんたって、明日も学校があるんだからね!」などと思っておりました。
何でこの日に鰻をいただくか、そもそも鰻たぁ・・・なんてぇお話は(あ、口調が)、ちょうど昨年の土用の丑の日のブログ、「なぎう食べねぇ、なぎう。」に書きやした。去年の夏は、土用の丑の日が二回ある年だったんで、二の丑の日に書いたものでしたね。ちなみに、今年は今日一回こっきりなんですよ。
しかし自分で読み返してね、一番強く思のが、フランスちゃんが、去年よりも・・・なんだか食べ辛くなったような気がすることでした。ここ最近の、一連の食品に関する不祥事は、僕のように「人生の楽しみは、美味しくものを食べられることである。」だと思っている人間にとって、大変に残念な、大問題であります。いや、僕のような食いしん坊でなくとも、どんな生き物もね、食べなくば、やがて死にます。なので、食の安全は、まんま、生命の安全、ということなのですよね。関係各位には、強く、よろしくお願いしたいところです。
さて、まずはご飯を炊きましょう。丼モノのときは、僕は少し固めに炊いたものが好きなんですが、そこに、鰻のタレをねー(絵文字、合ってる?)。
しかし、なんで鰻のタレってあんなに美味しいのでしょうか。あれは僕に言わせれば、犯罪一歩手前の味です。そして道端を歩いているときなどに、ふと匂ってくるあの香りは、もはや危険な香り、すなわち「事件の香り」ですらあります。鰻のタレが原因で家政婦が覗き見るような事件が起こったとしても、何ら不思議では・・・いや、言い過ぎ、言い過ぎ、盛り上がり過ぎ(笑)。
忘れずに、お湯もピーヒョロ言わせてね、肝吸いも用意しましょうね。
さて、臭み消しの山椒もね、鼻の奥までツーンと響く、これまたなんとも言えぬ、事件性のある(しつこい)いい香りがしますよね。なので、たっぷりとふりかけちゃいます。
はい、あとはおもむろに丼を持ってですね、お気に入りのお箸で、一心不乱にかき込むだけです。
ガシガシガシ、ワッサワッサワッサ、ガシガシガシ・・・。
ふぅ、ごちそうさま。おいしかった。
あぁ、これでウナギが乗ってれば、もっとよかったんだけどね・・・うぅ。
・・・いや、冗談ですよ。ありますよ、一応(笑)。小さいのだけどね。「おいっ、顕微鏡もってきてくれー。」いやいや、いくらなんでも、そんなに小さくはないけど(笑)。でも、タレだけでご飯がガンガンいけるのも、事実(笑)。
ちなみに、丑の日に食べるのはね、「う」の付くものならなんでも良いんですよ。うどんでも、ういろうでも、うぐいすパンでも、ウルトラ・・・(なんだ)、でもいいんだそうです。あ、なら・・・うまい棒でもいいのか(まだたくさんあるしなー(笑))。
皆さんも、うーのつくものでせーつけて、せーまり来る暑そうな夏にしっかり備えてくださいね。
ではー。