ケンケチスト・・・って、ロマンチストみたいじゃあないですか。いや、ないですね(笑)。こないだは、ケンケッツァーでしたっけね(笑)。
問診室にて。
「で、川村さん、今日も成分、やっちゃう?」
「はいー、ですね。(今、『やっちゃう?』とか言ったよな・・)」
この先生は、いつもノリが軽いのだ。お歳の頃、間違いなく70歳は過ぎていらっしゃると思うのだけれど。まぁ、先生は暗いより、明るい方が良いですよね(笑)。
血液検査にて。
「じゃあ左腕で検査しますね。」
「はい。」
「はい・・・じゃ、ちょっとチクっとします。」
・・・(その瞬間、一応、外とか見る。しかし、今日はカーテンが閉まってて見えず。置いてあるクッキーを見てました。(笑))
何か触ったかな、くらいの感触があって腕を見ると、
(・・・おーまいがっ!)もー刺さってる。
「あら?痛かったですか?」と訊かれたので
「いやー、むしろ逆で、いつの間に刺したのか、全然分かりませんでしたよ。すごく上手でした。」
あ、誤解の無い様言っておきますが、僕は(若い)看護婦さんに気に入られようなんていうね、不純な目的でリップサービスで言ったわけではないですよ。本当に素晴らしい「針さばき」だったんですよ。やだなー、もー(←まだ誰も何も言ってない)。
でもね、看護婦さんも、一日何十回とやっていても、やっぱり上手くいったのが分かると、嬉しいのでしょうね。途端に頬を崩して、「あー、そうですか?良かったですー。」と笑い、こんなことを話してくれました。
「これ、やってる方は全然分からないんですよ。今のが、痛いのか、痛くないのか。」
「ほう、そんなものですか。でも、毎回『よし、ここだ』って思って刺すわけですよね。」
「はい、それはそうなんですけど、やっぱりその時によるって言うか、分からないんですよ。体調にもよるみたいですし(患者さんのにも、看護婦さんのにも、という意味らしい)。毎回、分かるといいんですけどねー。あ、でも、あっちだと。」と言って、本採血をする機械の方に目をやりました。あっちの針は少しばかり太いですね。
「あっちだと、あー、これは痛いだろうなーとか、分かるんです。なかなか入っていかなくて、グリグリ押し込んだりしてる時とか。」
「・・・はー(針をグリグリ・・・押し込むんすかー?)」
幸いなことに僕のは、見つけやすく刺しやすい単純明快な血管なようで、今までも、今日もそんなことはありませんでしたが・・・グリグリはやだなー、血管に針グリグリはー(笑)。しっかし、明るく言うもんなんだなー(笑)。病院の先生も言うのかな、「いやー、今日の手術さー、思いっきり○△eいk$★◇p(←自粛)しちゃったよー。」ないか、いや、あるか。
帰りしな受付にて。
「川村さん、成分の方の記念品にTシャツをお配りしてますが、色がもう白しかなくって、Mと、L、どちらが」
「(あ、そういえば期間、今日までだったなー、期間限定スペシャル特別Tシャツ。おぉ、しかしこないだ一番人気だと思われた白がまだ残っていたとはね。やっぱりあの時、白じゃなくて赤にしておいて正解だったっつーことかなー。でも二枚目ならグレーなんてのもアリだよなー。ってか白しか無いですって言ってんじゃーん。あーそもそも、こないだもう一枚頂きましたから、って言って遠慮すべきかなー、でも余っちゃっても困るんだろうなー、別に困らないかー。結構着心地いいんだよねー、リハとかで重宝しそうだよなー、でも、やっぱり二枚は頂き過ぎだよなー、どうしようかなー・・・)」、と1秒で考えて、
「え、Mでお願いします!」
とゆーわけで、まーた頂いてきちゃいました(笑)。すいません。大切に着ます。
ではー。