2月27日のことになりますが、GLAY・TAKUROさんのソロアルバム「Journey Without a map ll」がリリースされました。
僕も1曲目、7曲目でピアノを弾かせて頂いております。
また、その他数曲でアレンジのお手伝いをさせて頂きましたことから「co-arranged(共同アレンジ)」ということで、pianoとは別にクレジットを入れて頂いております。
前作に引き続き、またこうして録音に参加させて頂けましたこと、本当に光栄なことだと嬉しく思います。
GLAYさんだけにとどまらない、TAKUROさんの探求心溢れる音楽的なチャレンジは、この先もどんどん続いて行くことでしょう。
新しいことに挑戦する方って、素敵ですよね。僕もいつも、とっても刺激を受けております。
今日、クルマで聴いていたのですが、
ちょっと行く場所に近くなっていたので、そちらに集中して運転していたのですが、
なんとはなしに、
「・・・あ、このピアノの感じ、好きだなあ」
と思ったら、恥ずかしながら、自分のピアノだったので、思わず苦笑いでした。
わずか、3秒くらいのこと。
「そりゃそうだよな、自分なんだもの。」
ある一つの音を選んで、その次の音はこれで、その次はこれで。
選ぶ音も、その順番も、その一つ一つのタッチも、馴染みがあるわけですよ。
だって、自分なんですから(笑)。
勿論、他の曲のピアノもめちゃめちゃ素敵です。最高に素晴らしいです。
ただ、自分のフレーズって、なんだか、親近感がわくものなんだな、と改めて思ったのです。
普段、ライブ音源なんかを聴いている分には、自分のプレイしか流れないですからね。
あるいは、他の人のプレイだけ。
こうして、突然、他の方のプレイに混じって自分の音が流れるという経験は、そんなに無いのですよ。
ですので、なんだか、自分で可笑しかったです。
決して、自分のプレイを褒めているのではないのです。
ただ、自分って、やっぱり、自分なんですよね。
どこまでいっても、自分からは逃げられないし、それゆえ、それなりの愛着も持っていないと、それはまた辛いわけですよ、きっと(笑)。
そんなことが瞬時に頭の中が駆け巡り、思わず、苦笑いしたのでした。
ある意味、自分らしさ、僕らしさ、というのが、良くも悪くも、
・・・”良く”も”悪く”も、ですよ(笑)、
もう、出来てきてしまっているのだなあ、と思うのです。
「無くて七癖」と申します。
そういうものなのでしょうね。
TAKUROさん、本当にありがとうございます。
平成の最後に残せた僕の小さな足跡を、TAKUROさんのアルバムの中に残して頂けたこと、心から感謝すると共に、本当に誇らしく思います。
よろしかったら、是非に。
ではー。