ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




「あ、なんだー、唐揚げか

という気持ちになったことが、ありません

365日、朝昼晩、いつだって、美味しい、嬉しい(笑)。

 

思い出に残る一番の唐揚げは、かつて中目黒に住んでいた頃に近所にあった、それはそれは古いお弁当屋さんの唐揚げ弁当、

・・・の唐揚げ。

 

どのくらい古いかというと、僕が高校3年生くらいの頃ですので、もう、30年以上前の事です。

その時点で、お店も相当に古くて、ガラスなどは基本的に向こうが見えないくらいに油がこびり付いておりまして、

まあ、昭和の時代でもありますから、衛生面などでは今とはくらべものにならないくらいの感じでしたけれど、

そのお店の前を通ると、あぶらのよい香りがして、・・・無性に食べたくなるのですよね。

いつも同じおばさんだったので、きっと一人で切り盛りしていたお店だったように思いますが、

そのお店の唐揚げ弁当は、衣が殆どついていなくて、なんだか鶏肉の素揚げに近い感じのように記憶しているのですが、

その分、ぎっしりと鶏肉が詰まっていて、食べごたえがたっぷりでした。

マヨネーズとの相性も最高で、いつも食べ終わるのが惜しい気持ちになっていたものです。

 

その後、思い出したのは引っ越してから何年も経ってからでしたが、もうお店はありませんでした。

あの唐揚げ弁当の唐揚げ(?)は、本当に幻となってしまいましたが、今でもきっと、もしも食べられたら

「そう!これ!!」

ってわかると思います。

 

同じものは、もう二度と食べられないのかと思うと、寂しい気持ちも致しますが、

実は、新しいお店で唐揚げを頼んだり、唐揚げ弁当を買ってみたときには、

ひそかに「もしかして、・・・あれに近かったりしないかな」と期待している自分がいます

 

そういう思い出の味って、皆さんもきっとお持ちですよね。

なんだか、甘酸っぱいですよねえ。

 

えー。唐揚げですから、甘酸っぱくはないか。

油淋鶏じゃないですものね(笑)。

 

ではー。



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