一昨日に続いて、今日も別な学生バンドのレコーディング実習がございました。
スタジオには、幾つか(結構に高価な)アナログ機材もあるのですが、今日はそれをフルに稼働してのレコーディングをしてみました。
初めて見た機材などもあったのですが、アシスタントさんに使い方を教えて頂きながら、プラグインで覚えた数値を思い出しながら、見よう見まねで設定。
でも、やっぱりプラグインとは一味も二味も違う、アナログの良さが出せて、
これは春からの来年度のバンドレコーディング時には、毎回フル稼働させてしまいそうです。
年度末、最後の授業だったのですが、僕にとっても、とてもよい経験、そして財産になりました。
こういった作業は、やはり経験を積んでいかないとなんとも形になりにくいもの。
僕の場合、現在3バンドの受け持ちをしておりますが、一年で各バンド6回、計18回。
一回のレコーディングで基本は2曲(多い時は3曲以上の時もありますが)ですので、36曲のレコーディングのエンジニアリングをやることが出来ます。
一般的に学校外の仕事では、僕が鍵盤を弾いて、エンジニアさんに録音をしてもらうことが多いわけですが、
大学では、そのエンジニアとしての仕事、マイキングや音作り、録音、そしてミキシング。
そして、これはバンドメンバーとの相談をしながらですがアレンジを含む、全体のサウンドプロデュース作業をやるのです。
同じメンバーのバンドは、半期、三回のレコーディングだけですので、あとはどんどん入れ替わっていきますし、学生も日々成長もしていくので、出音も変わっていきます。
本当に、毎回、二度とない音を記録していく作業でもあり、また、若者の成長の過程の音のスナップショットづくりでもあるのです。
ほんと、楽しいものです。
ということで授業は終わったのですが、明日は朝から教授会があり(早起きせねば)、
その後は、僕がアドバイザーとして担当しているの学年、今の一年生全員の個人面談がございます。
そして明日の夜は、これは僕にとって、また大きな大きな大イベントがございます。
またご報告させて頂きますね。
ではー。