私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「加計ナコトバア ケエテ・・・・

2017-06-23 05:47:08 | 日記

  ・・モチイタア ショウラシイコトヲ 加計ヨウ」

 と云うお叱りを頂戴しました。
 「ツイ エエキニナッテ ショウモネエ コトバア ケエテ」
 と、返事をしておきました。さて スアノヲは、続けて                             

                             “汝哭由者何<イマシノ ナクユエハ ナニゾ”

 と、老父に尋ねます。
 「自分には8人の娘がおりました」と云う例の話で、いよいよ

                             ”高志之八俣遠呂智<コシノ ヤマタオロチ>”

 の登場です。その八人の「“八雅女<ヤオトメ>がいました、しかし

                             “毎年来喫<トシゴトニキテ クラフルナリ>”

                             “今其可来時<イマソレ キヌベキトキナルガ>”

 故に泣いているのだと。
 この「オロチ」について「古事記伝」では、「蛇」は小さいのを「くちなわ」、やや大きいのを「へび}、その大なるのを「「うわばみ」、きわめて大きいのを「じゃ」という。だから、「オロチ」はこの「じゃ」ですが、その尾がおどろおどろしくなっているゆえに「オロチ」と命名されたのだと説明がなされております。