私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

この花、何でしょう。気になる花です。

2017-06-27 09:04:36 | 日記

 私の家のクーラーの下の、雑草も余り生えない日の光も届かない乾燥した過酷な土地に、毎年、春と秋に、ピンク色の小さな美しい花を付ける草があります。「この花、なんの花・・・」と歌いたくなるような草花です。この草も葉より花が優先して咲き、根を掘ってみますと球根がありました。誠に可憐な愛苦しい乙女のような花です。どのような名が付けられているのでしょうか。

 誰か、この花の名前をご存じのお方はおられませんか????教えてほしいものです。写真を見てください。

                     


櫛名田比売<クシナダヒメ>です。

2017-06-27 05:52:21 | 日記

  櫛名田比売を中にして泣いている「足名椎<テナズチ>」がオロチの全容を語るとスサノヲはその老父に云います。

                “是汝之女者奉於吾<コレ イマシノムスメ ナラバ アレニ タテマツランヤ>”

 どうしたことでしょう。「その娘を私にくれ」と、スサノヲは言います。それも、今にもあの恐ろしいオロチに食べられてしまいそうな娘をです。どうかしているのではないでしょうか。そのような話を訝しく思ったのでしょうか、老父はスサノヲに尋ねます。

               “答白恐亦不覚御名<カシコケレド ミナシラズト>”

 「おっしゃる事は分かりますが、恐れ多くも、私にはあなたが誰かよく分かりません。何処の誰とも分からないようなものに娘を差し上げるわけにはいきません。まして、此の期にです」
 と。まだ、この時はオロチを退治してくれるなどと云うことは老父は知りません。どうしてこんな話んになるのかと訝しげるのです。しかし、その老父の問いに対してスサノヲは答えます。

              ”天照大御神之伊呂勢者也”

 アマテラスの弟だと名乗り、今、高天原からここにやってきたのだと。それを聞くとアシナツチは

              “自然坐者恐立奉<シカマサバ カシコシ タテマツラムト モヲシキ>”

 「これはこれは、そうですか。知らぬこととは云いながら、誠に、失礼をいたしました。どうぞ娘は差し上げます。“立奉”どうぞよろしくお願いします。」と、改めて挨拶をするのです。オロチを退治するとか、しないとかと、そのようなことは何も云わずにです。

 さて、どうなりましょうか???