私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

少々不思議な事が。どうして老父は逃げないの????

2017-06-24 07:34:06 | 日記

 このオロチには、余り説明がなされてはいないのですが、「高志之八俣遠呂智<タカシノヤマタヲロチ>」と云う名前が付いているのです。どうして「高志」かよく分かってないのですが、「伝」には、これは地名だとありますが。どなたかお教え願えたらと思います。

 これだけ書いて、ふと思ったのですが、どうして、そのような恐ろしいオロチが、毎年毎年来て、可愛い“我雅女<オトメ>”を八人も食べてしまう(“毎年来喫<トシゴトニ キテクラフ>”)ような場所に老父はずっと住み続けていたのでしょうかね。母親も傍にいたのですから、そのような恐ろしいオロチが出る場所からは、とっくの昔に、おさらばして、他の何処か安全な場所に移住してしまうのが普通ではないでしょうかね。今、難民問題で頭を悩ましているいイギリスを始め多くのヨーロッパ諸国にシリアから続々と難民が押し寄せているように、特に、我がいとしの娘子の命が毎年一人ずつ食い殺されてしまうような危険な場所からはとっくの昔に逃げだしてしまうのが普通ではないのでしょうかね。それも、後一人しかいない娘を、もうすぐそこに危険が押し迫ってきているのに、「ただ泣いているばかり」とは、どうしたことでしょうか、何かその訳があったのでしょうかね。その辺りの事には古事記は何も触れていません。また、その周りにいた人々はどうなったのでしょうか。助けなかったのでしょうか???。
 「大山津見神」の子の娘だから、特別にオロチが狙い撃ちしたのでしょうかね。その村には他に娘たちもいたはずですが、その命はオロチは狙わなかったのでしょうかね。また、オロチは、どうして一年に一人ずつしか喫<クラフ>だけでよかったのでしょうかね。また、その時、この村にいた人々は、皆、避難して、この三人しかの残っていなかったのでしょうかね??????どうして三人だけしか?????その時、あのアトランプが、もしいたら、誰も越えられないような高い壁を作っていたのにね。でも、その代金はオロチには請求できないから、どうしたのでしょうかね・・・・・ まあ、こんな三球さんみたいな事ばかり、毎日毎日を考えています。こんなどうしょうもないことばかり思いながら書き綴っていますから、いくら時間が経つても、その先に進む事が出来ないのですが????でも、考えてみたら、八〇歳の何のすることのない老人には、誠に、有難い時間稼ぎになる本なのですから、ゆっくり、この後も書き綴っていきますのであしからず。こんなことを思いながらこの本を読んだことは未だかってないことなのですが・・・・・・・