これからするお話はこの地方に伝わった昔話の中でも余り口にする人はいないようですがお聞きください。何時でも口を付いて出そうで出ない、有りそうでないお話ですが・・・
ジンムが一刀の元にその首をはねた例の大猪を、ジンムの仮宮の裏山に、家臣に命じて埋めさせますが、あまりにもその悪臭がひどく、ジンムも大変往生したのでしょうか、その場から他の場所に埋め直させます。その場所が、現在、「有木」と呼ばれている吉備津神社の東北に当たる場所でした。その「有木」は、元々は「有鬼」だったのですが、何時の時代かは分からないのですが、「鬼」が「木」に代わって「有木」になります。鬼が有る場所と云うのでな余りにも人聞きがわるい所と云うイメージが大きかったからでしょうか???それと一緒にこの話もこの里から消えてしまいます。
なお、この大猪を埋めた人に、ジンムから
「堀家<ホリケ>」
(猪の死体を土地を掘って2度も埋めた人の家と云う意味)
と云う苗字を授けられ、その後、代々吉備津神社の宮司に任命されたと云う話も残されております。
吉備津が、まだ、「真金町」と呼ばれていた時代の町長に「堀家」氏がおられましたから、神武の東征の頃から現代までその家が続いているのです。桃太郎さんのお話よりも昔から此の地が栄えた証拠にもなりますが???
こんなおまけの話もあることはあるのですが・・・・・
それだけ古い時代から続いている証拠にもなるのですが、現在は、吉備津でもほとんどの人が忘れ去っているようです。「家意識」が薄れた現代社会の特色かもしれませんが、日本全国に有る昔話って、どんどん消えてしまっているようですね。もったいないことですがいたしかたないことでしょうかね????
ジンムが一刀の元にその首をはねた例の大猪を、ジンムの仮宮の裏山に、家臣に命じて埋めさせますが、あまりにもその悪臭がひどく、ジンムも大変往生したのでしょうか、その場から他の場所に埋め直させます。その場所が、現在、「有木」と呼ばれている吉備津神社の東北に当たる場所でした。その「有木」は、元々は「有鬼」だったのですが、何時の時代かは分からないのですが、「鬼」が「木」に代わって「有木」になります。鬼が有る場所と云うのでな余りにも人聞きがわるい所と云うイメージが大きかったからでしょうか???それと一緒にこの話もこの里から消えてしまいます。
なお、この大猪を埋めた人に、ジンムから
「堀家<ホリケ>」
(猪の死体を土地を掘って2度も埋めた人の家と云う意味)
と云う苗字を授けられ、その後、代々吉備津神社の宮司に任命されたと云う話も残されております。
吉備津が、まだ、「真金町」と呼ばれていた時代の町長に「堀家」氏がおられましたから、神武の東征の頃から現代までその家が続いているのです。桃太郎さんのお話よりも昔から此の地が栄えた証拠にもなりますが???
こんなおまけの話もあることはあるのですが・・・・・
それだけ古い時代から続いている証拠にもなるのですが、現在は、吉備津でもほとんどの人が忘れ去っているようです。「家意識」が薄れた現代社会の特色かもしれませんが、日本全国に有る昔話って、どんどん消えてしまっているようですね。もったいないことですがいたしかたないことでしょうかね????