私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

吉備津神社の内部は???

2019-01-04 10:57:35 | 日記
 昨日珍しい矢立神事を紹介しましたので、今日は、その序ではないのですが、吉備津神社の内部を、これ又、あまり見学したことはないのではと思われますので写真でご紹介します。大変、美しい神殿内部です。

               

 他の神社では拝殿にて御神体を拝むのですが、吉備津神社だけは他に見られない特別な拝殿方法がとられております。それは、直接、神殿にまで上がり御神体を拝む事が出来るのです。
 また、この神殿には、これ又、大変珍しい吉備津彦命が退治した鬼―温羅<ウラ>-が、どうしてかは分からないのですが、神殿内部の艮の方角にお祭されております。温羅が命を奪われた、とってもにっくき吉備津彦命と一緒にお祭されているのです。それを

               

 それから、神殿にある廊下も目をみはるばかりの美しく、人々の目を存分に楽しませてくれます。他の神社では見ることができない美しさです。それもついでにどうぞ!!!!

               

吉備津神社の新春神事「矢立の神事」

2019-01-03 17:05:35 | 日記
 昨年、桃太郎伝説の故郷として吉備津神社が日本遺産に指定されました。それを祝福しての神事ではありませんが、その起源は古く、神社の記録によりますと、戦国の世には、もうこの行事が行われていたということです。
 
 「矢置岩」に置かれた矢を東西南北の空高く射て、世の中の凶事を追い払う新春の神事です。

 卑弥呼のいた太古、この吉備津神社から10キロほど離れた鬼ノ城に住む悪い鬼を退治に都からはるばるやってきた吉備津彦が、吉備津神社の前にある大岩に置いた矢を鬼をめがけて射かけて鬼退治をしたと言われている話が起源になって、この神事が始まったのだそうです。その神事も、戦争によって一時途絶えていたのですが、昭和35年から、再び、復活され現在に至った、これも、又、大変珍しい吉備津神社の神事なのです。今日、その神事がありましたので、皆さんにお伝えしたくてその風景を写真にしてまいりました。みていただけますとさいわいです。