心配なことや 気が重いことが あった時
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そこに しか気が回らなくなって落ち込み、
心が弱る なんてことは今までにも 幾度となく ありました。
至って 軟弱な心 です。
そんな時でも 表に出たら それを感 じさせないように振る舞う というのは
大人なら 誰もが していること だと思います。
ところが、
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今回 私は それをやり過ぎてしまいました。
外出も したくないと思う時でも
頑張って出かけて行けば 結果 〔 楽 しかった! 〕 と なることは多いものです。
そこから元気をもらえる時もあります。
そこで私も、萎(しぼ)んでいるのにズッシリと重い という ヘッポコな心を隠すため
たくさん着せ込んで出かけ、軽さを強調 しようと テンションアップを試みた!
つもりだったんですが …
元気だよアピールを しすぎて 酔っちゃったみたいなんです。
これじゃ お店の貢献にもならない~!
自分を奮い立たせる という意味も込めて歌った歌もヘロヘロになって しまいました。
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似ている言葉に気づいて、〔 間違えたら嫌だな~! 〕 と 意識 したり、
〔 こんな風になったら嫌だな~! 〕 なんて気にすると、
かえってそちらのほうが脳に残って しまう と いうこともあるようです。
この日、発表会があって出場されていた歌仲間さん達も
かなり練習 していたようなのに
歌詞を忘れたり 上がってしまったり していた と いうお話を伺いました。
心配 し過ぎたり 気に し過ぎたりすると、やはり いいことはないようです。
どうしても気になって、翌日 一緒に帰った歌仲間さんに聞いてみたんですが、
「ずっと話 しながら帰ったけど、気にするようなことなんて なかったよ。」
「ちょっと酔ってるのかな ってところが いつもより かえって可愛いくらいだったし …。」
「別れ際も しっかりしていると思ったから家まで送らなかったんだから ぜんぜん大丈夫だよ!」
「今までより近く感 じられて嬉 しいくらいだったし、僕と しては あのくらいのほうが可愛いと思うな。」
って言ってくださいました。
そういえば 以前にも 他の歌仲間さんからそんなことを言われた覚えがあったので
〔 逆に いつも のほうが問題!? 〕 って 違う方向に反応 しそうですが、
良いこと しか言わないのは <優 しさ> って場合もありますからね!
話半分で聞いておくことに しました。
最近 都合でずっと来ていない歌仲間のS女子に
「なんか私 Sさんとおんなじことやっちゃったんじゃないかと思うんだけど …!」 って話 したら
「わ~ いつも変わらないのに、○○○ちゃんでもそんなことあるのね~!」
「見てみたかったな~! ホント残念だわ~!」 なんて 面白がられちゃって、
同類と見なされてしまいました。
私の大好きな彼女だし、<女同士の絆> が 深まるのは嬉 しいけど、
こんな同類は、あんまり嬉 しくないよ~!
〔 今まではそれで過ごせていた と しても、いつまでも 同 じ じゃないんだな~! 〕
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教訓 にはなりましたが、
けっきょくは もっと気が重くなってしまって、
出かけたくない思いが増量 してしまう という 最悪な結果になりました。
表面的には頑張れても、これを克服すのは、さらに大変そうです。
象印 羽窯(はがま) のコマーシャルが、ちょっと身に沁みちゃいました。
後日、
出かけたくない思いのほうが強くて 自分との戦いになりましたが、
もし迷惑をかけていたらいけないな と いう思いと、
ここで無理にでも行かないと また引き篭もるほうに勢いが付く可能性が高い と いう思い、
それに 私には 待っていてあげたいと思っている人も いるんだ と いう思い などがあって、
行かなければいけないという気になりました。
その人の来る時だけ顔を出 して <待っていてあげる> はない!
自分の問題として <嘘>や <ごまかし>に思えそうなことは したくない!
器用 じゃないかも しれませんが、私の持論 のようなものです。
いろんな葛藤があって さらに ズッシリと重くなってしまった心で出かけて行くと …
ひとりひとり確かめながら回ったら、みなさん 本当に優 しくて、
「全然 気づきませんで したよ!」 とか
「なんでそんなに気に してるの!? 全然平気よ~!」 とか、
そんな風に言ってくださる方ばかりで した。
だけど、〔 そうよね~! 〕 とは思えない自分がいるので 話半分と受け止め、
言い訳も したくないので 歌った後に マイクを通 して 再度 誤っておきました。
〔 今後は あんまり無理に繕わないように しなきゃ! 〕 と思いながら …!
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頑張り表現も 気にし過ぎも、やり過ぎると良いことはないってことね~!
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今日も元気にがんばらにゃ~ … ということで
2012(平成24)年 3月 7日発売、
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(作詞 = 田久保真見 さん/作曲 = 杉本眞人 さん)
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靴を磨けば こころも晴れる 今日も元気に がんばって」
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靴の汚れは 心の汚れ 夢も磨けば また光る」
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つらい気持は 靴みりゃわかる 今日もあなたは がんばった」
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だけど、頑張り具合も 時と 場合と 程度を 選ばないといけないようです。
また、 一緒にいるだけで心和む とか 話を していて楽 しい とか、
身内や知人に じっくり聞いてもらうのがいい時も あるとは思うけれど、
きっと <まったくの他人> のほうが自由にものが言える とか、
こんな風に <ほんの短時間> だからいい ということもあるんだろうな~ って思います。
ちょっと話 しただけで気持ちが軽くなる!
人生を重ねて来たおばあちゃんに靴を磨いてもらいながら
愚痴を聞いてもらったり、たわいないお話を したり …。
それで 心のほうまで磨けてしまう なんて素敵ですよね。
機会があったら私も、ピッカピカに してもらいたいな~!
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
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2011(H.23)年の11月に発売されたアルバム
『あさみのうたVII~秋櫻の頃~』 の6曲目に収録され、
そこから シングル・カットされたもの。
DVD付きのものも 別売りされているようです。 (2013. 6.12)
靴磨き歴 41年 という中村幸子さん。
19歳の時に トランクひとつで 浜松から上京 し、
不倫、死別、結婚、離婚、そして結婚と
それだけでも壮絶な人生だなと思えるのに
その間 ずっと家計を支え続けて 5人のお子さんを育てられ、
今でも新橋駅前で 地べたに座り続けていらっしゃると伺って
その頑張りに敬意を表 したい気持ちになります。
名物おばあちゃん ともなれば いつまでも居続けてほしい気持ちもありますが、
暑いにつけ 寒いにつけ、雨の日、風の日 … お歳を召すほど 気になります。
これからの季節、気になります。
新橋二丁目七番地は SL広場 ラ・ピスタ新橋前あたりになるようですが、
<サラリーマンの聖地> とも云われる新橋の中でも 目立つ場所でありながら、
まさに <濁流うねる> 都会の 雑踏に紛れ、盲点の如く 目立たない!
私も SL広場では 何度か待ち合わせを したことがあるのに、
当時 まったく気づいては いませんでした。
それでも 靴をすり減らして歩く サラリーマンの街です。
常連さんがいらっしゃり、大事な商売道具を きれいに磨いてほしいと思う方々も
きっと いっぱいいらっしゃることと思います。
この歌や本のお蔭で 少しは認知度も上がった ということも考えられます。
幸子おばあちゃんは、果たして今までに いったいどれだけの人と出会っていらしたのか!?
想像もつきません。
疲れた靴と疲れた心を 励まし続けてくれる、励まし続けてほしい 大事な存在。
新橋には無くてはならない存在として、いつまでもお元気でいらしてほしいと思います。
(ちゆきさんの他の歌関連記事については こちら と こちら で ご覧ください。)
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疲れた靴 と 疲れた心 を 癒し続けてくださ いね!
お読みいただきましてありがとうございます。
ランキング投票に ご協力いただけると 嬉 しいです。
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