ぜったい頑張ると思ったけれど
やっぱり 1ヶ月半も遅れてしまいました。
ま、記録できただけよかったと考えましょう!
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年配の歌仲間さんたちと鎌倉散策に出かけたのが 4年前のこと。 (その時の詳細は こちら で。)
他のメンバーは 今でも 2年前だと思っています。
さすがに 2年前だとは思わなかったけれど 確信は持てず、みなさんの意見が一致
していたため その場は流 しておきました。 帰宅後、〔 3年前 じゃなかったかしら? 〕
とブログを確認 したところ... 真実は 4年も前のことで驚きました。 光陰矢の如し!
年齢と時の流れの早さの関係は知っていても やっぱりねと切実実感。
メンバーのみなさんも 知ったらきっと驚くでしょうね~!
今回は 一番協調性に欠ける "問題児"と云われているメンバーが欠席。
一番の年配者もいなかったため 楽々かと思われたのですが …
問題はどこにでも転がっているもので、ハプニングはやっぱり起き、
〔 自由気ままは この会にはつきものなんだな! 〕 と笑っちゃいました。
今回のコースは
円覚寺 → 浄智寺 → 建長寺 → 昼食 →
→ 鶴岡八幡宮 → 県立近代美術館鎌倉館 → 稲村ケ崎 → 夕食
横浜9番線ホームで9時に待ち合わせ。
JR横須賀線で約20分、北鎌倉で下車。
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階段を上り
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三門 を くぐって進めば
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ご本尊が 祀られた 仏殿。 天井には大きな龍の絵が …
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階段脇 にいらしたお地蔵さま。 頭 に止まったトンボさんは 大慈悲 にすがりに来たのかな?
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お寺の屋根と白塀と樹木の緑。 日本らしい風情があり 人も少ない 良い場所です。
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桜が咲いていました。
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上にはモダンで今風のお墓もあったけど、ここからの眺めは 和。 緑に溶け込んで落ち着きます。
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お釈迦さま模様の 凝った袈裟をお召 しのお釈迦。 光の加減で表情が変わって見えます。
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ここは100円が必要な場所だけど、だから静かで 春も秋も楽しめたみたいでお得だったわね~!
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空 ・ 無相 ・ 無願 を象徴するといわれる 三門。
くぐり抜けて進めば 諸々の煩悩を取り払って涅槃・解脱の世界へと誘(いざな)う 仏殿。
仏殿は 1923(T.12)年の関東大震災で倒壊 し、1964(S.39)年に再建されたそうです。
※ 涅槃(ねはん) = 仏教の主要な概念の一つで、"さとり" 〔証、悟、覚〕 と同じ意味
であるとされる。 本義は、煩悩の火を吹き消した状態を指し、
〔滅"、寂滅、寂静〕 などと訳された。
また、涅槃は如来の死そのものを指す。
解脱(げだつ) = 煩悩 による繋縛から解き放たれて、全ての執着を離れること。
仏教において、人間の本能から起こる精神の迷い、苦悩の世界
から 悟りの涅槃の世界へと脱出することを指す。
今回は 奥までは行かず、仏殿近辺を散策 して戻りました。
参道には小学生がいっぱい!
まだ 10時頃だというのに もうお弁当を広げている学校もあり、
思わず話 しかけたり しちゃいました。
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あちこちにグループ活動中の小学生の姿。 カメラの自動キャップが開き切らず、右下にボケが …!
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階段を上ると 外門。 さらに上ると 鐘つき堂を兼ねた三門、鐘楼門 (しょうろうもん) があります。
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仏殿 に安置された 三世仏坐像。
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茅葺き屋根 に 石灯籠。 落葉 した木々にさえ趣きを感 じる。 日本はいいわね~!
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手押 しポンプを見ると 動かしたり手を洗いたくなり、石像を見ると 触りたくなります。
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・ 惣門 に掛かれた 「寶(宝)所在近」 の文字は、「立派なお坊さんになるために努力を
しなさい。」 という意味の経文にある言葉。 形式 は 高麗門 という 城門 だそうです。
仏殿 の正式名称は 「雲華殿」。 安置されているのは 左から 阿弥陀如来、釈迦如
来、弥勒菩薩 の 木造三世仏坐像。 室町時代に作られた 県の重要文化財で、それ
ぞれ 過去、現在、未来 を表しており、弥勒菩薩 は 鎌倉十三仏の一つに数えられて
いるそうです。
・ 茅葺き屋根が美しい建物 は 書院 だそうで、ちょっとひなびたお庭が晩秋の装い。
草木に力が宿る春 にはきっと また違った風情で楽しませてくれるのでしょうね。
境内奥のやぐらの中に祀られている石像は 布袋さま。 優 しくてユーモラスなお顔
にも癒されますが、未来を加護する 弥勒様の化身だそうです。
ここにも小学生の姿が …。
ここにいる子たちは主に絵を描いていました。
秋は いろんな学校が それぞれいろんな体験をしに鎌倉にやって来るのね~!
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建長寺 到着。 惣門をくぐり
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参道を歩き、山門を抜けると
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治療が施された高樹齢の大木たちに見守られた 仏殿が …
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仏殿の中には 本尊の 地蔵菩薩。
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仏殿の裏手。 黒地に金の模様が豪華で厳かな 唐門 は 重要文化財で 方丈入口の門。
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方丈裏手のお庭がきれい!
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方丈とは、元来は寺の住持の住む建物を指すものですが、現在では 各種儀式・行事に
用いられる建物となっているようです。
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とろろが美味 しかったランチ定食。
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トンネルを抜け歩いていたら ナンバープレートが 1 という車を2台発見! すごい!
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鎌倉八幡宮の境内には イチョウ模様の絵馬が風に揺れていました。 季節感があるわね~!
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本殿の階段下には奉納舞や神楽などが行われる舞殿が …。
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2010(H.22)年に折れた大銀杏。 右上の本殿と柵の赤、木々の緑とのコントラストが素敵!
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境内で菊花展。 販売も していたため、私は大好きな 野菊 を買いました。
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県立近代美術館 はモダンな造り。 中は撮影禁止のため 資料。 外は秋の風情。
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・ 鎌倉幕府の三代将軍・源実朝が暗殺された時、暗殺者(実朝の甥の公暁)が、太い
幹の陰に身を隠していたとの伝説から 「隠れ銀杏」 とも呼ばれた大銀杏。 八幡宮
の象徴のようなこの銀杏が 2010(H.22)年3月の強風で倒壊。 現在、親木から生え
た若芽を育成 して再生中なり!
・ 神奈川県立近代美術館・鎌倉館 は、鶴岡八幡宮の入口にある 三の鳥居から中に
入った境内にあり、左右に広がる池の左側 (平家池)に迫り出すように造られている
ため 池に浮かんでいるようにも見える形状。 竣工は 1951(S.26)年11月。 日本
最初の公立近代美術館。 ル・コルビュジェの弟子 坂倉準三氏が設計 した モダン
な建物。 来年3月末に閉館することが決まっているそうで、県は本館棟を保存した
上で敷地を共有する鶴岡八幡宮に引き継ぐ方向で調整しているそうです。
まだ見られるようになることを願いたいところです。
ここで本領発揮 したのが 骨董好きのご主人。
この会一番の問題児(爺)さんほどではないけれど、若宮大路付近で何度も消え、
捜したり待ったり で かなりの時間浪費となりました。
理由は、買うためではなく 自分の持っている物の価値を確認するためだったようで、
夢中になると人も時間も忘れてしまうという癖が出て 奥様も呆れていました。
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夕陽が落ちるのを 今回も 何とか見ることが出来ました。
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辺りが暗くなって 夕陽の赤が きれい!
本来は また江の島から夕陽が沈むところを見る予定でしたが、予定外の時間浪費
で間に合わなくなり、稲村ケ崎 で降りて 急ぎ海岸へと向かいました。
稲村ケ崎海岸は 国道 134号線沿い。 「かながわの景勝50選」 や 「関東の富士見
100選」 にも選ばれており、歌や PV、映画 「稲村ジェーン」 の舞台としても登場する
サザンお馴染みの場所。 今回は前回ほどきれいな夕陽も富士山も見ることはでき
なかったけれど、海浜公園から江ノ島を望み 沈む夕陽を拝めるのは鎌倉らしさ。
しばし 忘却の世界へ …!
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江ノ電は わずか10㎞の路線に15個もの駅が存在 していますが、全線開通
した当初は39駅。 その後 大正初期に「矢沢」を廃止し、「和田塚」 と 「琵琶
小路」 を新設 し、最多の40駅 になるも、1931(S. 6)年から 戦争などの影響
も含み 1948(S.23)年までには13駅 にまで減少。 しかし同年、「柳小路」 と
「由比ヶ浜」 を再開設。 移転や改称を経て 現在に至ったようです。
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本日の"お疲れさま会" は 横浜を予定 していたらしいのだけれど、
どうしても中華街へ行きたいと言う人がいて 変更になりました。
本当は石川町で降りるところを 関内だと譲らない人がいて けっきょくは歩いて戻る
ことになったり、強引に来たわりには行きたいお店があったわけでもないということで
なかなか夕食にはありつけず!
改めて 〔 自由人が多いな~! 〕 と呆れつつも笑っちゃいました。
最終的には たまたま閉店するためシャッターを閉めに出て来たお母さんに紹介して
もらったお店に行ったのだけれど、期待 したほどではなく ... 、
でもまぁそんなことも含めて常には出来ない体験 ということで納得。
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こんなのは序の口だから 楽しくもあったんだけど、
自分の主張が強くなって来た時は気をつけないとね!
お読みいただきましてありがとうございます。
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