― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

虫が付かずに 美しく、エコ します!  ― 娘たち ―

2010-04-07 | 自然・環境 に関するお話
書くのがノロいのに 同時進行 しているものがあり、その上 体調不良やら何やら いろいろなことが起こって
パソコンに向かって集中できず、ずいぶんと手間取ってしまって、
書き始めた時から比べたら お花も桜も どんどん咲いてきてしまいました! 

                               

まだまだ寒い日が続いたり していますが、季節は春。
小さな庭にも お花が増えてきました。


<レンギョウ>   <あやめ科?>      <クロッカス>  <大紫羅欄花(花大根)>   <桃> 
                                         (オオアラセイ トウ)

    
枯れていたような    <フキ>   <チューリップ>      <水仙>            <こぶし> 
紫陽花にも若葉が …

     
       <ヒヤシンス>           <花カイドウ>         <たんぽぽ>    <花韮>
                                                         (はなにら)           
冬に楽 しませてくれた ピンクの椿は今も健在!     
白とピンクが混ざった品種の桃も まだ咲いています。  <乙女椿>        <桃 「源平」>

名古屋生まれの<すずらん>さんは お目覚めが遅くて、まだこんな感 じですが、
暖かくなってきたことを知らせる あちらこちらで咲き始めたお花達は
見ているだけでも気持ちを明るくさせてくれるようです。

でも、 気をつけなければならないのは  虫!

気づかずにいると 害虫 と称される虫が付いてしまって 葉っぱがボロボロになってしまいます。
虫達は 目を凝ら して見ても わからないほど 目立たずに忍び寄り、
断わりもなく、勝手に、大事にしている草花を 無銭飲食!
「酷い奴だ!」 と思ってはみるものの、
たとえ 毛虫でも 生まれてしまったものを殺すというのは あまり良い気分は しないので
そうならないための 事前対策として そろそろ 木酢液(もくさくえき)を 撒きたいと思っています。

木酢液 とは
80~120度の窯で ナラなどの自然木を炭焼きした時に
比較的初期段階で出てくる を ステンレスなど耐酸性材質の煙突で冷やし、
採れた水滴 を冷暗所で半年ほど寝かせたあと精製 したもの。
主成分は<酢酸>で、ポリフェノールなど 200種類ほどの有機化合物成分を含み、
肥料でも農薬でもない 純天然素材 だけで出来ていて、
一般的には数百倍から2千倍に薄めて使用することが多いようです。
   濃すぎても薄すぎても、効果が弱くなるそうなので いい加減 じゃ駄目みたい!

効果は意外にも多く、
  ・植物を活性化させるホルモンの役割をする成分や、植物に必要な有機酸類、フェノール類を多く含む。
  ・土の中の有用微生物を増殖させ、土をふくよかにするなど 土壌の改良。
  ・根の 水分や肥料吸収、張りを助け、健康に保つ働きがあり、それによって 植物の成長を活発化させる。
  ・堆肥(たいひ)の消臭。
  ・殺菌作用が強く、虫や細菌、カビを殺す働き。
  ・病害虫の発生を抑えるだけでなく、花壇を荒らす小動物まで寄せ付けなくする。


木酢液を使い始めたのは                             
以前、友人に <スミレ>と<ミント>をいただいた頃に、
「使ってごらん!」 と分けていただいたのが きっかけでした。
薄めて大事に使っていた この液の臭いはあんがい鼻に付き、
こちらまで 燻されている気が してしまいます。
   燻製なら 燻されることによって薫りがついて 良いものが出来たりするので しょうが、
   小さくて変な虫たちが 寄り付かなくなる気持ちは わかる気が します。


だけど、
自分がこんなに臭っているのに 消臭効果があるなんて、なんか変な気が します。
この臭い自体は 嫌いではないのだけれど、それでも <香り> と呼べるものではないから
四六時中付いて回られたら … やっぱり嫌かも しれません。
   臭いって あんがい気になるものですよね。
   だけど、癖になったりすることもありますからね。 実際にはわかりません!
   だだ、虫の気持ちはわかります … とも言えるのかどうかは 別として、
   <変な虫> が付いたら、あるいは 付かないように って、なんか 親が娘に言いそうな言葉ですよね。
   特に父親の心情は そんなものなんじゃないのでしょうか!
   そんな父親も、昔は言われたほうだったりするのかも しれませんけれどね!

いずれにしても、  庭の草花は 娘です!             
              追い払われる前に、虫くん くっ付かないでくださいね!



                               
ところで、
以前は農業や家庭菜園、ガーデニングといった分野での使用が多かった この木酢液が、
木炭の効果などの影響から かなり注目されてきています。
  消臭効果 があるため、生ゴミやトイレ、ペットの臭いの消臭などに利用。(50~200倍に希釈)
  ・殺菌作用 が強いため、トイレなどの他 床掃除にも利用。
  ・水周りなどの カビ予防
  ・洗濯物の汚れ落ち がよい。
  ・病原性大腸菌0-157・サルモネラ菌・腸炎ビブリオ菌など、病原菌の防疫対策 にも効果。
  ・洗顔 や、風邪などでのどが痛い時、水に数滴たらして うがい に利用。
  ・水で薄めて鼻に塗ると、花粉症 にも効果。
  ・水虫。(原液~10倍に希釈)
  ・虫さされ
  ・シロアリ 駆除。
  ・金魚などの 水槽 に利用。
  ・切り花 にも効果。


                               
木酢液を 入浴剤 として お風呂に入れると (お湯の量により、キャップ2~5杯)
  ・お肌がしっとりと潤って 美肌 になる。
  ・殺菌・消毒効果 により、水虫やアトピーなどの お肌のトラブルを緩和
  ・お湯がなめらかになって 乾燥肌にもよい
  ・お湯が毛穴の奥まで浸透して からだが温まり、湯上り後も ポカポカ。


残り湯は そのまま流しても 下水や河川、海がきれいになるといわれ、
いろいろ利用することもできるため、
環境に配慮 し、地球に優 しく、自然に帰せる、
                        まさに、 エコ になるんですって!
                                    (虫達には 全然 優 しくないですけれど …!)

したがって、木酢液を お風呂に入れ、入浴後の残り湯を利用すれば、
   自分にも 自然にも 優 しくきれい になる ということで、それって 一石何鳥!?

<お風呂の残り湯の利用法> としては、重複 しますが
  洗濯の際 使う …… 洗濯物の汚れ落ちがよい
  ・庭 に撒 く ………… 害虫忌避、土壌改良、植物が育ち、花がいきいき、堆肥の消臭
  ・室内の消臭 ……… 生ゴミ、トイレ、流しや洗面台などの排水溝、ペット臭
  ・拭き掃除 ………… カビ、雑菌の予防と除去 (床、玄関、靴箱、水周りの壁など)



                               
けれども
近年、購入時には注意しなければならないことも出てきたようです。
  原木が不明 なケース。
     世界各地から輸入されていることから、クス、アセビなど 人畜に有害である物が
     含まれている可能性も否定できない。
  ・建築廃材使用 のケース。
     塗料、防虫剤、金属などが混じっている可能性がある。
  ・高温(炭窯内温度が425℃(排煙口で150℃)以上)採取 のケース。
     発ガン性物質が検出される可能性がある。
  ・容器、採取装置に問題 があるケース。
     木酢液に接触する部分に 非耐酸資材を使用すると、鉄などの含有金属が
     溶出するおそれがある。


木酢液を選ぶ際の注意点としては、
  黄褐色 または、淡赤褐色透明 なもの。
  ・一般的な利用には pHが3前後 のもの。
  ・不快臭がないもの。
    (食酢のような刺激臭の強いものは、氷酢酸などを混入してpHを調整した模造品の可能性がある。)
  ・薄めた木酢液は 品質劣化も考えられるので、原液 のものを選ぶ。
  ・保管は、日光の当たらない冷暗所 に静置。

日本炭窯木酢液協会で認証された <認証シール>のあるものは安心だそうです。  

                               木酢液
                       虫たちには 恐るべし! 効力の多さや 大きさ も 恐るべし!



      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

花は娘のようなもの … ということで
1979(昭和52)年 9月 1日発売、
        山口百恵 さん の  『娘たち』
          (作詞 = 阿木燿子 さん / 作曲 = 宇崎竜童 さん)

「甘い香りに誘われて 河のせせらぎの中を 娘たちが渡ってゆく 今日も一人一人一人」
「鏡の中を通ったら 二度と無邪気な日々には 戻れないと知っているのに 今日も一人一人一人」
  「濡れたドレスは重くなり 月の雫のビーナス  愛を大事に籠に入れ 頭にのせたビーナス」

   花たちは春になると咲き、そして散ってゆきます。 
     人知れず咲いて 散ってゆく花もあることでしょう。
     それでも花たちは春に恋 して咲くんですよね。
     毎日、「きれいだよ!」 ってささやきながら、すべてを ちゃんと 見守っていてあげたい!
     人も同 じです。  誰かを好きになると 相手を思いやる心が育ち 優 しくなります。
     決して良い時ばかりではないけれど、娘たちも、息子たちも、恋を して 優 しくなれ~!
                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                              
私にも大好きな歌手が何人かいます。
百恵さんも 堂々とその中に入るおひとりです。
この曲は 『しなやかに歌って』 のカップリングとして発売された曲で、
その1ヶ月半ほど後に 彼女は三浦友和さんを恋人と発表 し、
そして1年後の10月5日、日本武道館でのファイナルコンサートを行いました。
のちに松田聖子さんと比較されることが多かった <ステージ上にマイクを置いていったシーン> は
今でも思い出せるほど感動的なものでした。
いろいろな女性を見せてくれました彼女を もっともっと見てみたかったけれど、それは叶わぬこと。
また戻ってきてほしいと願い、その後も 待ち望みながら、復活はないだろうなと感 じても いた!
それでも 彼女の歌声と曲は残りました。
『しなやかに歌って』 は 27枚目のシングル曲で、
今でも歌われることは多いのではないかと思われますが、
カップリングだったこの曲は 明るい歌ではないですし、目立つ歌でもないので
知らない、忘れた、そんな方も多いのかも しれません。
ちょっとアンニュイな感 じがして 私は好きなんですが、
けっこう難 しいのかもしれない独特の雰囲気を持った曲なので
たまに歌うと、途中の小刻みな揺れのような音程や 最後の間の取り方で先走りそうな不安から
緊張感をもつ歌でもあります。

  ※ なお、百恵さんがステージ上に置いて来たマイクの行方は、小樽市にある 『石原裕次郎記念館』。
    友和さんが惚れ込んだ渡さんの計らいによるものと、一時はずいぶん話題になりました。


                             百恵さんは
       いつもしっかりと自分を見つめることが出来たから 変なも付かずに 素敵な<>が 止まったのね~!






イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「イラスト工房」 「みさきのイラスト素材」 「(株)タカミコーポレーション」


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