我が家の ロックお嬢様 は 甘ったれなくせに
けっこう勝気な面も持ち合わせている。
それが顕著に感じられたのが 5年ほど前 外で急に始まったオス猫同士の決戦に
自ら進んで割り込んで行ったことでした。(詳細は 恐ろしきかな ロックお嬢 でご覧ください。)
あんなに驚いたあそこまでのことはそれ以後は起きていませんが、
近寄って来ようとするチャチャが煩わしい時などに見せる
小さめの ウーとか シャーとかいう声は 威嚇とまではいかないながらも
来るなよ感を出していて 自分のほうが上であるとアピールしているよう。
ただし手を出すことが一切ないあたりから ロックなりの優しさも感じ取ることが出来ます。
そして これをされた時のチャチャは やんちゃなくせに遠慮するような素振りを見せる。
この駆け引きが面白いところです。
しつこい時があるからこんな風に敬遠されることになるチャチャですが、
空いている場所に寝ようとしているだけなのに怒られて
〔邪魔するつもりはないんだけどなー!〕というように首を傾げ、
それでも頭を下げて目を合わせないよう気を遣いながら
お尻を向けて横になるなんてことも多々。
そんなやり取りが可愛くもあり面白くもありで ひとりほくそ笑んでしまう私。
我が家に来たのが1年早い先輩だからなのか 女の子のプライドなのか、
ちょっと偉そうな時があるロックお嬢です。
そんな彼女は私にも時々 負けん気が強いところを見せることがあります。
まぁそれは私が 可愛くてチャチャよりしつこく構ってしまうからなので
されて当然とも言えることなんですが、
対応は 男の子たちに対するよりは ちょっと強め!
文句っぽくウガウガ言いながら ホールドし噛みついてくるんだから 怖ーい!
だけどそれが堪らない スキンシップとなっています。
(…って思っているのは あんただけでしょ とお思われるかもしれませんが、
時々は待ってる?と思える節もあるので 自分に都合よく そちらを信じたい気分!)
普段は ジーッと見ていて
近づくと クネクネ
触ってほしくて クネクネ クネクネ!
自分から近づいて来る。
だけど 突然 ビクッとなって
豹変することもあります。
その原因は 私の手 です。
人差し指を近づけると つい匂いを嗅いでしまう。
これは猫ちゃんあるあるです。
その指をパッと広げると 柔らかい辺りに噛みついてくることがありますが
甘噛みなので このくらいならそのまま 撫で撫ですることも出来ます。
一瞬で目つきが変わるのが 爪を立てるような手の動きをした時。
ちょうど今が旬であるサッカーの 日本代表
浅野拓磨選手がやっているジャガーポーズと同様の形状です。
目の前に手を持って行くと
やる気なの!?というような顔をしたり
ちょっと引いたり、
フェイントをとったりしながら 仕掛けるチャンスを狙っている。
戦闘モードに入ると 飛びつくのは異常に速い!
噛みつきながら しっかりとホールドも決め込んでいき、
噛む場所も 右へ左へ…!
低い態勢での抱え込みなども行われる。
でも 掌を見せたり 指を差し出すと
また匂いを嗅ぎ 静かになって 触ってもらうことも受け入れてくれます。
しかし 少しでも怪しい動きを見せたり
襲うような仕草を見せようものなら
「ちょっとー!」
「やめなさいよー!」
「もぉー 怒ったからね!」
「 本気モードを出してやるぅ!」となります。
それでも、敵意がないと分かれば すぐに友好的に…!
だけど、これを2~3度繰り返すと
私が「もう仲良くしようねー!」と言っても ちょっと疑いが残るようで、
「いい子いい子されたって何かあれば いつでも戦闘態勢には戻れるんだからね!」
そう言いた気な仕草を見せることがあります。
浅野拓磨選手がやっていたことから ジャガーポーズといわれているこの手の形状。
ネコ科の動物などが敵を襲う時に見せる姿を真似たもの、
あるいは誇張したものというイメージですが
本当にそう感じる子もいるようで、
わが家ではロックだけが このポーズに反応を示します。
特に しっかり指を曲げていたり、上から頭を覆うように下ろして行ったり、
ウーなんて声をたててみたりした時には瞬時に耳が倒れて戦闘モードに…!
この豹変ぶりが可愛くもあり面白くもありで 時々挑みたくなってしまうんです。
毎回必ずではないので 猫の気質である<気分次第>なのかもしれませんが、
けっこう強めにはくるものの 本気の本気でないのがわかっているので
ついつい構いたくなる。ロックにしてみたら迷惑なお話なのかもしれません。
だけどこれ、ユキやチャチャには絶対にしない行為。
女同士の遠慮のなさみたいなものが感じられて 嬉してやめられない。
面白いと思うことは チャチャ丸とユキ丸の男同士にもあります。
ふたりは毎日のように 戦いごっこをし、
それは 我が家に来て8年経つ今でも続く日課のようになっているのだけれど
いまだに ひと言も発しない 無言なる戦いとなっていて
ドタンバタンが始まって初めて気づかされるというものなんです。
なぜ何も言わないのか? 不思議でなりません。
(詳細は 男ふたりの無言なる戦い でご覧ください。)
大したことをしていなくても ニャーとかギャーとか、
オーバーな声をあげる ロックとは大違い!
でも これって 女子力 ってことになのかしらね?
女同士の戦いは ロックの文句の多さが笑えます。
私が本当に襲うわけないんだから きっと本能。
体が反応してしまうんでしょうねぇ。
ロックのほうだって本気でやったら血だらけの傷害事件!
ちゃんと手加減をしてくれています。
どんなに豹変して怖ーいロックになろうとも
可愛さに変わりはないよ!
サッカーにわかファンの私が ワールドカップの準々決勝
クロアチア対ブラジル と モロッコ対ポルトガル を見ていました。
例によってテレビの前にかじりついてというわけではない状態での観戦スタートでしたが
途中からはかなりしっかりと見て楽しんでいました。
応援したのは クロアチアとモロッコ。
理由は 強いとは思われていなかった日本が世界で称賛されたように
格下と思われているチームに頑張ってほしいと思ったから。
どうせなら日本を負かしたクロアチアに勝ち進んでほしいと思う気持ちと
世界ランキング22位と日本(24位)と大差ない順位のモロッコへの肩入れの気持ち。
弱肉強食は当たり前?
食われて当然みたいに思われている弱者が王者たちに果敢に挑んで蹴散らし追い払う。
動物番組でも痛快に思うシーンを重ね合わせて
この生きづらい世の中に勇気や元気をもらいたいという思いもありました。
結果はとちらも準決勝進出決定!
延長戦終了間近のゴール、PK戦で止めるキーパー、高いヘディングゴールなどなど
夜中に すごーい! すごーい! そんな風に思わせてくれた試合に感謝です。
また、侍ジャパンに関する話題では
批判のコメントを送りつけていらっしゃる方がいるというお話を耳にしました。
言うは易しですが そこに至るまでの経緯や心理状態は計り知れないもの。
もっとああ出来なかったのかなど 簡単に口にしてしまうことはあるとは思いますが
あんなに 熱くさせてくれた 侍ジャパン。その事実を思い出して
感謝以外の気持ちは自分の中で あるいは友人間の話題くらいで
止めておいていただきたいなと思ってしまいました。
自らが悔いたり反省したり傷ついたりしている時に おとしめてどうする!
自分がそんなことをされたら嫌だよね。そんな自分への置き換え。
そういった考えかたを高めて 思いやりの気持ちを持っていてほしい。
反省や今後の動向は選手たちに任せて、ファンは応援あるのみで…!
まぁ 間を置いて冷静になれば 気持ちも落ち着いて
思いやる心が生まれることだってあるでしょうし…ね!
肉体的にも精神的にも疲労困憊であったであろう侍ジャパン。
それでも飛ぶ鳥あとを濁さずでロッカールームをきれいにして退場。
現地で応援していたファンたちも ゴミ拾いをしていたというお話もありました。
試合が終わっても 最後まで素敵なチームであり 素敵なサポーター達でした。
批判するのは にわかファン?
自分たちだって夢中で応援してきたんだし 血を沸かせてもらったんですから
最後まで感謝の気持ちを忘れないでほしいものです。
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