7月21日、作曲家(音楽家)の 平尾昌晃 氏 が 亡くなられた と知りました。
79歳、死因は 肺炎 とのことでした。
しゃべりかたを含めた 笑顔が、今でも瞬時に蘇えってくる 平尾氏。
若い方にも 歌やカラオケ番組の審査員 などで お馴染みの先生 だったとのことなので
ずっと歌に関わってこられた "生涯現役" の 音楽家 であられた ということになります。
よく口ずさんでいた 今でも忘れない曲。
そういったものばかりだった という印象の強い 平尾氏の曲。
カラオケの電目で 主に 1965~80年代 あたりを探 していると
その年代を代表する曲、目につく曲 として気づかされることでしょう。
ふとした時に鼻歌が出たりするほど 口ずさみやすいメロディ。
曲も歌詞も記憶に残りやすくて いつの間にか覚えてしまっていたりする。
必殺シリーズの主題歌なども かっこよく思え、ドラマを見るうち自然と覚えたものでした。
誰もが歌いやすく 大ヒットしたものも多い 平尾さんの曲は
時間が経った今でもちゃんと歌える歌が多い という強みを持っています。
細々営業を始めたお手伝い店では
どんどん発売され すぐに鮮度の落ちてしまう感のある新曲よりも
古い歌を歌われるかたのほうが多い。
ただ、カラオケに載っている昭和の歌 に限ってみても 曲数は多いから
今回のようなことでもない限りは <ひとりの作曲家が作った歌> というような
選びかたをする方は ほぼいらっしゃらないのが現実ではあります。
歌手名、 曲名、 年代別、 履歴。
選曲をする際には そんなあたりから入られる方が多いのではないでしょうか。
歌いたい歌 はあっても それを作られた方までわかっている方は少ないから
<作詞家や作曲家から曲を選択する> という方は極端に少ないと思われます。
カラオケ画面を見て 「あぁ この人が作ったんだ!」 と思っても その時だけ!
すぐに忘れられてしまうなんて 作られた方からしてみたら寂 しいに違いありません。
ところが 今回のようなことがあると、誰 にどんな曲を提供 したかが まとめてわかり、
「こんな良い歌があったんだ!」 と再認識するに至って 追悼の意も込め 歌い出す
方が急増することになります。 作られた方は複雑な心境でしょうね~!
<作詞家や作曲家から選曲できる電目>が増えて 普通に選べるようになれば、
もう少し選択範囲も広がるのに ・・・。 そう思うと ちょっと残念な気がしますが、
いつかすべての電目が いろんな選択肢をもったものになればいいな と願っています。
昭和の名曲はいっぱい!
それはよくわかっているのに、
歌いたい歌がありすぎて
いつの間にか 歌わなくなっている 忘れてしまっている。
お菓子の種類が多すぎて いつでもあると軽く見ていた
明治のカール が 消えてしまう という あのお話と被る気が して 胸が痛い。
※ 正確 にいうと 8月生産分で販売終了になるのは 中部地域(福井・岐阜・三重)以東。
関西地域(滋賀・京都・奈良・和歌山)以西でも 「チーズあじ」 と 「うすあじ」 のみ販売。
ただ、歌の場合は残るものだから 後の祭り にはならない。
それだけは救いです。
良い歌は 何年経っても 良いと思えるもの。
平尾さんが亡くなられたことは残念でなりませんが、
今回は 思い出す機会をいただいたものとして
歌う機会も設けるようしていきたいと思っています。
※ 以下は 平尾昌晃作曲作品の一例です。
「星は何でも知っている(1958)」 「ミヨちゃん(1960) (→ザ・ドリフターズ)(1969)」
「おもいで(1971) (→布施明)」
「カナダからの手紙/畑中葉子」 「揺れる二人/畑中葉子」 「エーゲ海の旅/畑中葉子」
「サンフランシスコ行き/畑中葉子」 「ヨーロッパでさよなら/畑中葉子」
「星空デート/木の実ナナ」 「恋ふたたび/木の実ナナ」
「香港国際空港(CHEK LAP KOK空港)/アグネス・チャン」 「ふたりの有楽町/水谷ジュン」
布施明
「おもいで(1966)」 「銀の涙」 「霧の摩周湖」 「恋」 「愛のこころ」 「愛の園」 「愛の香り」
「華麗なる誘惑」 「星のみずうみ」 「バラ色の月」 「愛は不死鳥」 「何故」
「愛すれど切なく」 「その時あなたは」 「白いラブレター」
伊東ゆかり
「小さな恋(1966)」 「恋のしずく」 「星を見ないで」 「知らなかったの」 「愛して愛して」
「朝を返して」
梓みちよ
「渚のセニョリーナ(1967)」 「二人でお酒を」 「淋しがりや」 「あかいサルビア」
じゅん&ネネ
「愛するってこわい(1968)」
五木ひろし
「よこはま・たそがれ(1971)」 「長崎から船に乗って」 「あなたの灯」 「霧の出船」
「ふるさと」 「狼のバラード」 「夜空」 「別れの鐘の音」 「みれん」 「どこへ帰る」
「港・ひとり唄」 「澄和の歌」 「里に風渡る時」
小柳ルミ子
「わたしの城下町(1971)」 「お祭りの夜」 「雪あかりの町」 「瀬戸の花嫁」 「京のにわか雨」
「漁火挽歌」 「恋にゆれて」 「恋の雪別れ」 「花のようにひそやかに」 「ひとり囃子」
「みだれ髪」 「だから京都」 「やさしくして」 「アカシヤの大連」 「青林檎」 「夢追い列車」
アグネス・チャン
「初恋(1972)」 「草原の輝き」 「星に願いを」 「愛の迷い子」 「はだしの冒険」
「香港国際空港」 「愛のゆくえに ~fallin' love~」 「2番目のしあわせ」
中条きよし
「うそ(1974)」 「うすなさけ」 「理由(わけ)」
アン・ルイス
「グッド・バイ・マイ・ラブ(1974)」
山口百恵
「赤い絆 (レッド・センセーション)(1977)」 「口約束」
山川豊
「アメリカ橋(1998)」 「雪舞橋」 「逢えてよかった」 「霧雨のシアトル」 「北国」
<必殺シリーズ>
山下雄三 : 「荒野の果てに」 (「必殺仕掛人」主題歌)(1972.09.02 - 1973.04.14)
三井由美子 : 「やがて愛の日が」 (「必殺仕置人」主題歌)
川田ともこ : 「あかね雲」「つむぎ唄」 (「新・必殺仕置人」主題歌・挿入歌)
森本太郎とスーパースター : 「望郷の旅」 (「助け人走る」主題歌)
西崎みどり : 「旅愁」 (「暗闇仕留人」主題歌/必殺仕事人」挿入歌)
小沢深雪 : 「さすらいの唄」「夜空の慕情」 (「必殺必中仕事屋稼業」主題歌・挿入歌)
葵三音子 : 「哀愁」 (「必殺仕置屋稼業」主題歌)
西崎みどり : 「さざなみ」 (「必殺仕業人」主題歌)
: 「流星」 (「新・必殺仕舞人」主題歌)
荒木一郎 : 「西陽のあたる部屋」 (「必殺仕業人」挿入歌)
川谷拓三 : 「負犬の唄」 (「必殺からくり人」主題歌)
みずきあい : 「惜雪」 (「新 必殺からくり人」主題歌)
金沢明子 : 「浜千鳥情話」 「みちのく流れ唄」 (「必殺仕事人」主題歌・挿入歌)
鮎川いずみ : 「冬の花」 (「必殺仕事人III」主題歌)
: 「花の涙」 (「必殺仕事人IV」主題歌)
中村雅俊 : 「瞬間(ひととき)の愛」 (「必殺渡し人」主題歌)
藤田絵美子 : 「さよならさざんか」 (「必殺仕事人V」、「必殺橋掛人」主題歌)
(1985.01.11 - 07.26) (1985.08.02 - 11.08)
多くの人の心に残るであろう 歌と思い出を
ありがとうございます。
昭和の名曲、忘れないよう歌っていきたいと思います。
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※ 関連歌はお休み中です。
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イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
「イラスト工房」
ヒットに恵まれた布施明は、自分が歌いたいメロディでなく戸惑ったなんて、いま思えば昔話です。
嫌った甘ったるい歌の中に、「砂浜の恋」は次のように「 ♪いつか ね会ったね 葉山の浜辺で」と はじまります。
https://www.youtube.com/watch?v=vZ6F44MJJfw
7月21日にヒットメーカー平尾昌晃が亡くなった その日は、「上を向いて歩こう」初披露の日(1961年)でした。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/a33fae69f04ec3a579d275af7eb5a7e6
71分超ある「ドラマチック 富山のまつり」を見ていただき有難うございました。というより、おつかれさまでした。
次に、祭の年間スケジュールを一覧にしていますので、参考にしてください。
なお、日程が変わっているかもしれませんから、WEBなどで確認した方が賢明です。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/99d1b96992da597e2bef380e0655922e
懐かしいですね~!
前半の語り掛けるような歌いかたが好きだったので
A面はまったく覚えていないのに この曲はよく覚えています。
途中から息継ぎ音や粘っこさが目立ってきて
セリフは早口でこちらが恥ずかしくなるくらい甘えたような語り口。
布施さんの歌は好きだけど 歌うにしては難易度が高すぎるという印象が強かった曲でした。
坂本九さん 大好きでした。
作詞家の永六輔さんと作曲家の中村八大さんの六・八コンビも。
「上を向いて歩こう」 は 全米で1位になるほどの名曲になりましたからね~!
そんな名曲の初披露の日と平尾氏が亡くなられた日が同じだったんですか!?
初披露は 56年も前のことになるんですね。
九ちゃんが日航ジャンボ機墜落事故で亡くなられたのが 32年前の1985年8月12日。
毎年ニュースで流れるほどの本当に痛ましくショッキングな出来事でした。
中村氏が25年前の1992年、永氏も昨年亡くなられて、六・八・九トリオも全員逝ってしまわれました。
阿久氏(2007年)や 船村氏(今年)など、昭和を代表する音楽家の先生方が次々亡くなられて
昭和はますます遠くなっていくようです。
富山のお祭の中で一番有名な 「おわら風の盆」、もうすぐですね。
太鼓や三味線と共に聞こえる 胡弓の音色の癒し感がたまらない 「越中おわら節」。
その旋律にのって 無言の踊り手が披露する 勇壮な男踊りと艶やかで優雅な女踊り。
"町流し"は 是非とも見てみたい気はするんですが、
本当は 今ほど有名になる前の、観光客を意識していない頃に行ってみたかったな~と思います。
一面のひまわり、見事ですね。
ひまわり畑の迷路があるというお話を聞いたことがありますが
ここまで背が高いとなかなか出て来られなさそうな気がします。
こんなに長雨が続くと ひまわりさんも可哀想!