歌友でもあるSuさんから
「◯◯のママが (カラオケの) お店を再開するそうよ。」
「今度行ってみない?」と連絡が入りました。
ママにはもうどれくらい会っていないのか?
わからないくらい間が開いてしまっていましたが
かつては週一で通っていた時期もあったくらいの顔なじみ。
とりあえず出かけて行こうというお話になりました。
歌の関係でかなり怖い思いをし、数年間 引きこもり状態になっていた私に
何度も声をかけ続け 連れ出そうとしてくださった友人がいました。
断り続けても誘ってくださる その優しさに ほだされてお誘いを受けたら
連れて行ってくれたのが このママさんのお店。
当時は今の場所と比べたら まだ自宅に近いあたりにありました。
そしてその一週間後、差別するのも嫌だと思い 頻繁に声をかけていただいた
もう一人のお誘いもお受けすると、そこが同じお店の夜の部で もうびっくり!
いろんなお店に顔を出す歌好きなお二人が同じお店を選択したことに
運命のようなものを感じた瞬間でした。
干からびた心身に染み込んでいくようだった歌好きさんたちの歌。
その心地よさが忘れられず 2ヵ月くらい経ったあと訪れ
1~2ヵ月に1度くらいのペースで顔を出すようになり
そこから ゆっくりと回数が増えて 週一が通常のようになりました。
曜日を決めて通うようになると 顔なじみも増えて 楽しさも増していく。
Suさんと逢えたのも このお店。
歌の好みが似ていることや気さくさが性に合って親しくなりました。
ところが…、
毎週逢える楽しさを 誰もがずっと続くものと思い込んでいたある日
ママがそこから撤退すると耳にすることになり 大ショック!
「これからどうしよう!」 みんなが困惑し 再開を願った時期でした。
けれども 時間が経ってしまうと 歌の好きな方々は我慢できずに
それぞれの場所を探して落ち着き、みんなバラバラに…!
それから時が経過し、ママが今の場所でお店を再開するとわかっても
場所の問題などもあり 戻ってきた人は ほぼいなかったようでした。
私も 通うには遠すぎて たまーに顔を出すのがせいぜい。
そのうち コロナの問題まで発生して、
ママは再びお店を休むことになりました。
ただ 知り合いの歌好きさん達はコロナで外出に制限が出来ても
営業しているお店に流れ 歌うことを止めなかったようで
自分だけは感染しないと思ってる?と感じるような間違った自信に
疑問と不信感が芽生えて、お誘いはお断り。
そのため外出を控え続けた私たちは 逢えず仕舞いとなり、
私自身も歌に関するお仕事から遠ざかってしまって
そのうち すっかり歌無し生活が定着してしまいました。
ママとの再会や歌が聴ける嬉しさに加えて
知っている方にお逢いできるかもという期待がありました。
でも自分自身は 久々すぎて声が出るか 歌を覚えているかの不安が大きく
かなりの緊張感を有していました。
連絡を入れていないため 雨だった当日を1日ずらしての訪問。
Suさんと逢うのも久しぶりだったため ちょっとした感動の再会になりました。
マスクをしていた上に逆光で 初めはわからなかったようだったママが
気づいた途端 とても喜んでくださったのも嬉しいことでした。
中に入ると 女性が4人ほど。
以前このお店で顔を合わせたことのある方がいらしたので ちょっと安心。
あまりにも久しぶりだったことや すぐに歌に耳がいってしまったため
最初にするはずのお会計も忘れていて 人の振りを見て気づき 大慌て!
そのうち 前のお店の当初からの顔なじみである S氏もいらして、
歌友お二人の歌が聴ける幸せを噛みしめることが出来ました。
歌の面白さは 人によって違う歌い方にも表れます。
その方に合っているなと思えれば 上手いとは限らなくても
聴いていて心地よく感じられるもの。
選曲にもその人らしさが出たりするので聴いていて楽しくなります。
この日は演歌が上手な方がいらしたり、
Suさんの歌った歌がご自分の出身地の歌い手さんのものだったとかで
その方のヒット曲を歌いたくなったという方がいらしたり、
軽いステップを踏みながら歌手のように堂々と歌われる方がいらしたりで
聴きたかった歌友さんの歌声の懐かしさ以外でも楽しめた感じ。
〔歌はやっぱりいいなー!〕
改めてそう感じられたことが嬉しく思えました。
けっきょく この日は8名ぐらい。
歌を聴いているだけの方もいらしたので
選曲に迷った身としては ちょうどいいくらいに歌えました。
帰りには Suさんと居酒屋に寄り道し 久しぶりのおしゃべり!
すっかり弱くなったと強調していた彼女でしたが
ビールの後 甘くないレモンサワーを3杯飲んでも まったく変わらなかったので
そこそこ保っている気はしたのだけれど 以前が強かったから どうなのかな?
私も飲む機会がなかったので弱くなっているかと思ったのだけれど
思ったよりは飲めた感じ。
…とは言え 彼女の飲みっぷりの良さに付いて行くのは大変でした。
お昼過ぎから夜まで。
楽しかった時間は あっという間に過ぎて行ったように思えました。
遠いし 生活のこともあるので 次はいつ頃になるかわかりませんが、
またこのコースが実行できるよう頑張りたいと思っています。
再会までには長い時間がかかりましたが
ママの口調も 歌友お二人の歌声も変わりなく、
癒しの時間をいただきました。
休みなしだという信じられない営業体制は心配になりますが
考えた上で決めたのだろうと思うので
ママらしく、頑張りすぎずに続けてほしいと願っています。
次回もよろしくお願いしまーす。
お読みいただきましてありがとうございます
ランキング投票にご協力いただければ幸いです。
にほんブログ村
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
「イラスト工房」 「いらすとや」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます