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遠い昔、お嬢ちゃん だった時 が あり、
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その後 には 一応 お嬢さん だった時期 も あるんです。
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結婚 して 奥さん になった後、
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子供が生まれて、お母さん になりました。
そして そんな時期は長く、 いつまでも変わらないように思っていたんですが …
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私の母 も、母の母 も、同 じように歩いてきた道です。
時は流れ、
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今度は娘が結婚 し 子供が生まれて 、
ある時から 突然、おばあちゃん なんて呼ばれるように なっちゃいました~!
何だか もう <最終章> に入ってしまったような気が してきますが …、
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まだ おばあさん が 残っています … よ ネ!?
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なにか 他の呼びかたも考えて、元気で長生きできるよう、気張らにゃー いかん かな~!?
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お嬢ちゃん の認識は
たぶん 幼稚園か 小学校の低学年ぐらいまで!?
お嬢さん の認識は
たぶん 結婚するまで ということなのかも しれませんが、
「お宅のお嬢さん」 という言われかたなら ずっと ということになります。
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家で過ごしていた子どもが 幼稚園 に入り、小学校、中学校 と だんだん大きくなっていく過程。
その 区切り区切りは、まるで 竹の節目 のように、その時々で 何かを感 じさせてくれたのだろうと思います。
呼ばれかたは、名前で 「☆☆ちゃん」
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そんな中でも 結婚 というのは 大きな節目で、
名字が変わり、「奥さん!」 と 呼ばれるようになった時の気恥ずかしさ は
それを知られることへの 戸惑い から、
呼ばれたいような 呼ばれたくないような、複雑な心境だったな~ と、思いを はせれば 懐かしい!
呼ばれかたは、名字で 「□□さん」、あるいは 「□□さんの奥さん」。
そんな思いも、子供が生まれる頃には もうすっかり普通のことになっていて、
娘たちから言われたいと思い描いていた 「お母さん!」 という呼ばれかたは、
人に紹介する時などに 「うちのお母さんです!」 などと言われることにとどまり、
赤ちゃんの時 初めて呼んでくれた 「ママ~!」 のまんまで 定着 してしまいました。
「構ってほしいよ~!」 「ご飯がほしいよ~!」 ゴマを摺る時は マーブルも言います!
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<名字>が変わり、<奥さん>、<ママ>。
そんな呼ばれ方にも すっかり慣れ、子供たちも 幼稚園に通うようになった頃、
娘のお友達から 「おばちゃん!」 と呼ばれて、ショックを受けたことがありました。
当時は若かったから、三十路にもなっていないうちから そんな風に言われることには やはり抵抗が
ありました。 だけど、考えてみたら 妹はもっと以前から 私の娘たちに そう呼ばれていたんです!
「◇◇ちゃんのお母さん!」 と言われることもありましたが、毎回言うには ちょっと長い!
結婚 しているから <お姉さん>ではないわけで、子ども達から したら 何の不思議もないことなんですが、
おばちゃん って … なんか 急に老けちゃったような とっても 歳を感 じさせる言葉で、
子育てを しながら頑張っている身には グサグサ!?
そこで、
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その子たちと仲良くなったある日、私を見るなり 「おばちゃ~ん」 と飛んで来た子に
「おねえさん のほうがいいな~!」 と言ってみたんです。
すると その子は あっさりと
「うん いいよ。 おねえさんね。 お ね え さん!」
そんなに素直に言われると、それもまた 恥ずかしいものです。
それでも 「やった~! ありがとうね~!」 って その日は その素直さに感謝 して 終わりました。
ところが それ以後、私は 「おねえさん!」 と 呼ばれるようになり、
他の子たちまでが 面白がって、 「おねえさん!」 感染!
子供たちとの間だけのやりとり なら 良いんですが、彼女達は 何処でも お構いなし!
親がいる前でも 「ねぇ おねえさん 遊ぼ~!」
自分でも わかる その不自然 さ! お母さん達の前では まるで 罰ゲームを受けているようでした!
「あれ~ぇ 何で◇◇ちゃんのお母さんだけ お姉さんなの?」
当然 聞くでしょうね!
言い訳がましいのも嫌なので、「そう言ってほしくて お願いしたのよね~!」 って
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その後も お母さんたちの 「なんで!」 攻撃にあって
しばらく後には <おねえさん> は 廃業 致 しました!
「私にも言って!」 って言ってくださるお母さんがいらしたら、もうちょっと楽 しめたんですけどね!
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その後 しばらくの間 子ども達から受けた 「なんでやめるの!?」 攻撃も 厳 しかった~!
だけどぉ~、 旅館の 仲居さん なんか ずーっと 「おねえさん!」! いいな~!
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呼ばれかた というのは けっこう 面白いものです。
そんなエピソードを もうひとつ!
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それは 長女が小学校の高学年の時のことでした。
担任の先生が とてもユニークな方で、
みんなが仲良くなれるようにと 家族参加の山登り を 企画 してくださったんですが、
先生は前面に出られないということで、
役員の代表と グループ分けした子供たちの代表(班長)が、
<どのくらいの時間がかかるのか> などを調べるために 下見に出かけたんです。
その際 昼食を摂るために入った 山頂手前の食事処のおばちゃんが、
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まったくの先入観から 「先生と一緒に来たの? 良いわね~!」 と 声をかけたことから
みんなが 面白がって その時点から 私を 「○○せんせ~え!」 と 呼ぶようになり、
それがきっかけで とても打ち解けて、その日はずっとそのまま 過ごしました。
それからずいぶん経った 授業参観の日。
班長さん達は またもや 「○○せんせ~え!」 「○○せんせ~え こんにちは」
クラスの有力メンバーが こぞってそんなことを言うものだから
他の子供たちは 「なんで先生なの?」 と興味津々!
その場にいた仲間 しか知らない 秘密ごと に、班長さんたちは 楽 しそう!
その時だけのお遊びだと思っていた私は 驚き と 嬉しさと 恥ずかしさ で 複雑な心境でしたが、
そうやって懐いてくれる子供たちが とっても可愛く思えました。
その後、学校に行くことは しばらくなかったので 自然消滅! … と思ったら、
これも 夏休みに先生が計画 してくださった 一泊二日の野外活動 の時、
分かれた各班ごとに 飯ごう炊飯 で カレーを作って
<日頃お世話になっているお母さんやお父さんを招待 しよう> ということになり、
その時に呼んでくれたメンバーに感動 し、その際 小声で 「○○せんせい」 と言ってくれたことに 感激!
当然 自分の娘のいるグループに呼ばれると思っていたのに、クラスを仕切る 秀才君と 問題児君のいる
グループが 一番はじめに指名 してくれ、驚きすぎて 切り株につまづいて転びそうになりました。
そこに招待されるというのは それくらい凄いことで した。
<自分達の親を差し置いて、一緒に行動 した私を選んでくれた!> という嬉 しさ!
これも、不慣れながら 役員として頑張った ご褒美かな!? そう思ったら ウルウル!
作ってくれたカレーの味は、当然 格別なものでした。
「大変なクラスだから 絶対に1年で交代するから!」 という約束でなった 役員。
それが 「他の人では無理!」 「慣れているから もう1年やって!」 と泣きつかれてしまって、
無理やりの2年連続 に 悩んだこともあったけれど …
本当に どの学年より、どのクラスより 大変だったのではないかと思うけれど …
その分 そこで得たものは大きかったと思います。
クラスの全員と 仲良くなった お・か・げ。
先生、そして いろんな お母さん お父さんと 仲良くなれた お・か・げ。
本当に貴重な経験を させていただきました。
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「お姉さん!」 「先生!」
どちらも 普通では呼んでもらえない呼びかた。
そんな 素敵な経験を した私も
今は もう ごく一般的な おばあちゃん!
昔、父や母は おじいちゃん、おばあちゃんと言われるのに抵抗があって
「大パパ」 「ばばちゃま」 なんて呼ばせていましたけれど、
私も、「なんか良い言われ方を考えなきゃ~!」 って思っているうちに
「おばあちゃん」 に決定されちゃって、抵抗出来なかったんです!
でもまだ 姪っ子からは <おばちゃん> と呼ばれます。
今となってみれば、おばちゃんでも ありがたい!
あんなに 抵抗のあった <おばちゃん> という言葉も
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‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「おばあちゃんなんて呼ばれたくないよ~!」 って、無駄な抵抗!? … ということで
1971(昭和46)年 2月25日発売、
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(作詞 = なかにし礼 さん/作曲 = 鈴木 淳 さん)
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無駄な抵抗 やめましょう あなたに身柄を 預けましょう」
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意地をはってた 今日までが 私はとっても恥ずかしい」
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左目ひらいて 右とじて 私はひそかに 待っている」
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誰にも迷惑をかけないかどうか だけは考えたい! ちゃんとわかった上で 分別のある行動を
するのが大人なんだと思いますが、 <老いていくこと>には抵抗 したいな~!
(※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
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ちあきさんの姿を見られなくなってから もう18年近く経ってしまうんですね。
実兄の宍戸錠さんの紹介から結婚に至り、俳優から ちあきさんの個人事務所の社長兼マネージャーになり、
広尾に喫茶店を経営して …、 きっと生活のすべてが一緒だったと思われる 最愛のご主人。
郷治さんが肺ガンで亡くなられたのが1992(平成4)年9月11日。
はっきり<引退>とは伺っていませんが、それ以後 活動はずっと休止状態のままです。
大好きな歌が歌えなくなってしまうほど傷つく! 人にはそれぞれ他人にはわからない思いがあります。
私も<復活>を熱望 しているひとりですが、彼女の気持ちは 尊重 したいです。
歌詞をみていると、まさに 学生運動の頃 だとわかります。 歌詞からも 時代 が伺えますね。
<無駄な抵抗も 数すりゃ 効果>!?
そんなことも あったりするかも しれません。
<諦めたら それで終わり!> ってことだって ありますからね。
自覚を持った上での抵抗は、これからも していくことにしましょう!
ただ し、マー君にだけは
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無抵抗で、「な~に?」
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