・オリンピックの余韻はあちこち残されているが北京市は静かでした。
・そしてまだ、天安門広場等は一般公開はされていませんでした。
8月23日(火)、関西空港でそれぞれ名刺交換、通関後に、今回の「中国技術市場調査訪問団」の簡単な結団式、更にメンバーで記念写真を行い、北京へ旅発ちました。
結団式後の記念写真(関西空港内)
写真を見て頂いてのとおりメンバーは、12名の男性。
皆さん関西、東海、1人は台湾から、そして九州からも中堅・中小の企業経営者の方々が参加されました。
半導体の製造装置やプリント基板製造装置などの開発・製造、販売など電子関連企業を中心に、シリコンリサイクル・水処理など環境関係を手がける企業1社を含み、既に中国進出し難渋している企業、これから新たな市場開拓を目指す企業9社12名の皆さんでした。
テレビで見た北京オリンピックから1ヶ月。あの騒音や感動がまだ、まだ、私の記憶に、瞼に残っているので、北京はどうなっているのかと期待を膨らませて北京空港へ降り立ちました。
23日の午前の関西空港発の日航便は、がら空きだったので、ひょっとしたら北京空港もがら空きではないかと思ってましたが、北京の国際線専用の大ターミナル内は、空いている感じではありませんでした。あちこちに、オリンピックで使われた看板や、広告、旗などそのままで、まだ、まだオリンピックの余韻は残されていました。
空港内の電車(北京国際空港)
ただ、入官手続きはスムースに通過でき、出迎えロビーまでは順調に行き、今回の中国での案内人一行の皆さん方に会いました。
今回の最大の目的である「国務院の電子工信部」関係者との会談に臨むために、北京市に向かいました。 もちろん、北京市街地向けのバス通行もスムーズで、渋滞もなく、かなりの緑の残された落ち着いた中国の首都北京です。
ただ、車は交通ルールが日本と違い、左ハンドル、右側通行、車同士はすれすれ、隙あらば割り込むなど、見た目には非常に怖い、危険な感じを受けました。
話によると、オリンピック期間中の北京への出入りの規制がようやく解かれたとのことです。
私は、北京は2度目ですが、前回は、夜に北京入りし、朝早く北京市から北部の地域の視察だったので、あまり北京市のイメージは残っていませんでしたが、よく見ると、中国の他の都市と違い、緑があちこちに残され、首都らしく、全般的には馬鹿でかい建物がなく、落ち着いた都市との感じを受けました。
北京市街地
今回の北京での宿泊地である「万壽賓館」は、中国政府系のホテルで、一般の人は宿泊できない、政府関係者専用の落ち着いた、たたずまいのホテルでした。
周囲には、あまり高い建物はなく、メイン道路から少し入り込み、目立たないようにできたホテルのように感じました。
万壽賓館(北京でのホテル)
16時(日本の17時)過ぎからの北京関係者との会談までに、チェックインし、ホテル内のレストラン内で、軽く食事をしました。
通訳なしで、ホテル側の従業員の皆さんと片言日本語、英語など駆使して、皆さん、食事を楽しみました。
緊張の北京関係者との会談の前の、静かなひとときでもありました。
では、次回は、いよいよ北京会談の様子をお伝えします。
かごしま企業家交流協会
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