民主党への政権交代で日本経済はどうなるか?
とにかく当面は今の経済危機からの脱却が大事だ。
民主党の圧勝を受け、経済界では次期政権に対して、現実的かつ速やかな政策運営を求める意見が相次いでいるようだ。
日本経団連の御手洗会長は、「当面は経済危機からの脱却を確実に。」とのコメントを発表している。
また、日本商工会議所の岡村会頭は「依然として中小企業や地域経済は厳しい。新政権はスピード感を持って景気・雇用対策を実行すると同時に、内外需一体の経済成長を実現する施策を望みたい。」との談話を公表している。
この岡村会長の談話は、現在の中小企業の置かれた状況を言い得た談話である。当協会の企業会員の景況は、依然として厳しく、今後の見通しも立たない状況が続いている。また、景況の更なる悪化、いわゆる景気の2番底への危機感も依然として続いている。
ぜひ、民主党への政権移行が速やかになされ、政治主導による、継続的、緊急な景気対策が強く求められる。
かごしま企業家交流協会
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