トヨタ世界生産50万台上積み、今年単体650万台前後に。
海外市場でも、在庫の不足感がでているとのこと。
トヨタ自動車が、主要都市メーカーに示した計画によると、ハイブリッド車「プリウス」などの増産に加え、海外市場でも在庫の不足感があり、生産を上積みするとの情報がでている。
トヨタは、部品各社に対し、生産の目安として、当面の生産見通しを提示しており、このほど出された計画によると、09年度の世界生産は650万台前後で、これまでの予想の595万台から、50万台増加しているそうだ。
昨年の金融危機以降、全世界で新車販売が急減し、トヨタも大規模な減産を迫られた。今年に入り、国内生産台数は1日当たり約8千台まで落ち込み、前の年実績から半減したとのこと。今年の11月には、1万5千台まで戻る見込みで、月間生産も08年度実績約28万台を超え、16ヶ月ぶりにプラスに転じるとのこと。
ただ、これも来年の3月頃までは、この生産で推移する見通しらしいが、購入支援策の薄れる来春以降が懸念されている。
ぜひ、中小企業の生産現場に、プラス効果が出てくる来春以降も、ぜひ購入支援策を当面続けてもらうことを新政権に期待したい。
かごしま企業家交流協会
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