鹿児島大学院の理工学研究科の院生の教育実習を実施しています。
当協会企業会員のダイツール技研の鹿児島工場(大崎町)で受け入れてもらいました。
今回の実習生は、インドネシアから鹿児島大学院の理工学研究科で博士後期課程の大学院生「アグス スカルト」さんです。
先週、当協会会員企業の「東洋ツール工業鹿児島工場」で、1日切削工具関係の工場現場の研修を1日受けて戴き、今回は、今日から約1週間、日本の第一線の現場で、金型の現場教育を受けることになりました。
特に、今回はインドネシア人であるアグスさんは、同社の工場長の自宅にホームスティしながらの、本格的現場体験です。
生活習慣も違う、留学生を工場、自宅で受け入れるという、今までの職場実習ではない、初めての受け入れに、非常に興味深い、インターンシップになると思います。
受け入れて戴いたダイツール技研の下橋工場長の英断に非常に感謝します。今回の受け入れ事例は、ダイツール技研さんと、鹿児島大学院の理工学研究科の小原教授とのお互いの思い・気持ちが一体となって、初めて実現しました。県内初めての大学院生、それも外国人というケースは初めてだと思います。今後につながるいい意味でのケーススタディになると思います。
今回、職場実習を受けるアグスさんは、今月末には、日本を後にして、本国であるインドネシア政府の科学庁の物理研究所に復職することになっているそうです。
ぜひ、今回の研修成果が、帰国後の研究所でも役に立ち、将来的には鹿児島とのビジネス交流にも繋がるよう願っております。ぜひ、今後の両国・両者のお互いの初期の目的が達成されるよう期待をしております。
アグスさん、頑張ってください。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/