鹿児島情報高校生10人がボランティア活動
毎年恒例の家電修理
鹿児島市の当協会賛助会員の鹿児島情報高校無線科学部生徒10人と卒引率先生2人が、先月28日、29日の2日間、硫黄島を訪れ、テレビや冷蔵庫など家電製品をの無料修理をするボランティア活動を行ってきたそうだ。
当高校は、技術を活かし地域に貢献、貢献しようとする何薩地区から初めて31回目。生徒らは会場の三島総合体育館で、農民が持ち込んだ家電製品を家電分解用に1年に1回実施している。会場の三島総合体育で、島民が持ち込んだ家電品を分解し、30件のうち18件が直ったとのこと。
この鹿児島情報高校の技術を習った生徒たちが、習った技術を活かす場に離島の電気店のない十島、三島で、教育実集を兼ね無料修理するボランティア活動は、生徒たちに社会貢献や習った技術を活かす仕事の意味を体感する非常に大切な試みであり、仕事にやりがいや誇りを感じる、生きた教育と言えるのではないだろうか。
特に、30件の内、12件の修理できなかったものについての、その原因と言うか、理由をはっきりさせ、島民の方に説明してあげることも大事であり、技術力不足であれば、今後の教育意欲につなげてもらえれば、更にいい効果だと思われる。
31回目のこの試みが、今後とも当校の伝統行事として、継続されることを期待してやまない。
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/