エコカーの「新製品」に、幅広い世代から人気と関心が高まる。
あらゆる産業に進化が起こるのだろうか。
「最近期になる電化製品はなんですか?」という、博報堂の調査に、20代から50代の全世代で、「パソコン:iPad」と並んで「EV車」が上位を占めたという記事が掲載された。
博報堂の調査担当者は、「もしかしたらEV車は今までの車とは別の価値を持った商品になるかもしれない。」と見ている。その理由として、①まずエコカーの「新製品」であること。②ハイブリッド車と異なり、ガソリンを使わない「電化製品」であることが、「何かが違う」という関心が高まっている。とあげている。
更に、もう一つ。小型のデザインと静かな走りは、人々の感性を刺激しているようだ。それは、JX日鉱日石エネルギーが実施した事業で、昨年11月から今年5月までの半年間、17台のアイミューブを2ヶ月ずつモニターに貸し出し、合計45人にEV生活を体験してもらった結果、モニターの声を集めるWebサイトに想定外の反響があったという。
「かわいい」「楽しい」といったコメントが次々に書き込まれ、「いずれEVを買いたい」という答えが大半だったそうだ。「EVはペットのようだ」、同社でEV関連事業を手がける担当者は指摘し、EVの登場は、人々の関心をクルマに引き戻す起爆剤になる。レンタカーなどEVの運転機会が増えれば、EV熱は更に高まり、生産やインフラ整備を後押ししそうだ。と見られている。
確かに、EV車への関心は高まるのではという感じは受けている。三菱のアイミーブのデザインはかわいらしい。まだ、運転経験はないが、ガソリンの変動に一喜一憂しなくていいのは魅力になるだろう。後は、値段と充電能力の向上だろう。
全国にEVタウンや公的機関への導入次第では、案外早く一般のEV車へのチェンジが加速するのかもしれない。
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/