世界の自動車業界4大グループに集約
「世界販売の目標値は1,000台
世界の車産業の寡占化はすざましい。トヨタの世界一で、米国の老舗2大メーカーがが転落し、その後再び再建した。
そのトヨタもリーマンショック、円高等で赤字化。その後苦境を乗り越え、その大きさが実感できない2.2兆円の今期経常利益予想。
今や、また、車業界の熾烈な戦いが始まっており、巨大企業といえども、経営判断を誤ると生き残りが危ぶまれる状況に陥る。
少なくとも、日本では、今、車産業が危機に陥ると、日本経済が頓挫することにもなるだろう。それだけに、世界の車再編は日本経済に直結すると言っても過言ではない。世界では、世界の車は「4強」の時代に入っているようだ。
①トヨタ自動車(12年の世界販売台数975万台)・・・今年は1,000万台予想
②米ゼネラルモーターズ(12年の世界販売台数929万台)
③独フォルクスワーゲン(12年の世界販売台数928万台)
これに、一昨日報道された4強として、注目されているのは、
日産・ルノーと三菱自動車の提携(12年の世界販売台数810万台)の動きだ。
連携が実現すると、合計の世界販売は年900万台。生き残りの一つの指標となる「世界販売1千万台」へと一歩近づくことになるようだ。
今後、自動車の世界再編はトヨタ自動車、日産・ルノー連合など「4強」を軸に進む可能性が高いと言うことらしい。日本勢ではスズキ、マツダが今後の動きの焦点になるとのことだが、確実に4強の寡占化時代になるのだろう。
そうした場合、今後、世界再編の焦点となるのが日本の中堅自動車メーカーだと言われている。この中堅メーカを含めて、これらの傘下の車関連の製造業の動きがどうなるか、日本経済への影響は?など、やはり九州、鹿児島でもこの動向は注目していく必要がある。
日経新聞 13.11.6日
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