天文館の2つの開発プロジェクト
天文館の魅力を取り戻せるの?
鹿児島県を地盤に観光・交通産業を展開する岩崎産業が天文館に保有するホテル跡地の再開発計画が先日報道された。
それによると、現在、有料駐車場として営業している土地に2016年春、観光を前面に打ち出した商業施設(4階建て、地場産品のレストラン、美術館などを16年春開業の計画)を最大約20億円かけて開業するとのこと。
一方、鹿児島市天文館地区のタカプラ周辺再開発計画に取り組む全17地権者が今年の6月、「千日町1・4番街区再開発協議会」を設立して、商業、飲食施設を中心に宿泊、コンベンション、サービス機能などを備えた複合施設の開発構想を具現化していく動きを始めた。施設について、「鹿児島市内で一番高いビル」構想がある。
どちらもまだ、今からの開発であり、どう展開するかわからない面があるが、2つのプロジェクトの連携する気配もあるので、ぜひ、お互いの役割、コンセプトを協議して調和した形での開発が望まれる。
今、鹿児島の街の魅力が分散化され、天文館はかっての憧れの街とは言い難い感じもしてきている。粗相いう中での天文館開発のプロジェクト。天文家に行くと「夢がある。出会いがある。未来が見える。」などのかっての魅力をぜひ、再構築してもらいたい。
かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/