地域の食文化を掘り起こし
地域おこしに貢献
昨夕、商工会議所の情報・サービス部会の総会で、食育活動家である梛木春幸さんの「世界に誇れる日本の食文化」の講演を聞きました。
梛木春幸さんの食育による地域づくりへの熱い思いと行動力には感動しました。
関西の料亭等で修行され培われた食職人の技術活かし、鹿児島で食育活動されているここ10年間の活動の話がとても参考になりました。
基本コンセプトに、鹿児島の地域の食文化をどう繋ぎか?。色々活動を通じて研究されてきた活動の中で、たどり着いたのが「灰干し」。
3年前から、和歌山県の桜島の灰を使ったの「サンマの灰干し」を参考に始めたとのこと。魚をもっとも美味しく食べる為の製法ですが、 火山灰を使用して温度管理された部屋で約15時間寝かせ、 じっくり熟成しながら魚を干しあげるものだそうだ。
当初見向きもされなかった灰干し魚を悪戦苦闘のうえ市場に出せるよう改良。鹿児島の魚・旬の食材を使った「桜島灰干し弁当」として商品化。JR中央駅の駅弁売上げNO1を開始から18ヶ月続けており、九州のグランプリでも960強の弁当の中から3位を獲得したとのこと。
その第2弾『桜島灰干し 美人になる薩摩食』が、株式会社「樹楽」より4月1日から発売されたとのこと。「枕崎産天然魚の桜島灰干し」をはじめ、「きびなご薩摩煮」 「初鰹腹皮の桑茶天ぷら」
「黒豚なんこつ」など12種の美人になる薩摩食など総勢15種の鹿児島の旬のものをぎゅっと盛り込んだ弁当だそうだ。
この灰干しの技法は、鹿児島の灰干し協働組合設立に繋がり、今後灰干しの普及に努めるとのこと。
この他にも、地域の名物料理の開発や日置市の大豆を使った味噌スープの開発など、様々な活動を通じて、高齢者の健康促進、高齢者と若者の交流流など、地域おこしに貢献されている。
今後、鹿児島の食材・食育を使った地域おこしの大きな事例になったのは間違いない。
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