薩摩武士道を推進する会準備会に出席
詩吟・剣舞推進の会が発展
昨日は、県内高校に詩吟・剣舞を推進する会を設立する会が行われ、これまで少しお手伝いさせて頂いた関係で誘われ参加しました。
参加者は、県内高校の校長OBの方々や、詩吟、剣舞の有段者で、県内で活動をされている方々など、総勢11名。
私は、少し門外漢の感じがしましたが、話の展開の中で、詩吟、剣舞は流派が色々あり、県内高校に流派色が強いと推進するのが難しいなどの意見が出され、詩吟・剣舞というより、薩摩武士道を推進し、その活動の柱の一つに詩吟、剣舞も位置づけたらとの話になり、急遽、薩摩武士道を推進する会を設立することになりました。
「君が代」の出典元と言われる薩摩琵琶歌の「蓬莱山を作詞した島津日新公とも呼ばれる「島津忠良」。島津忠良は「島津中興の祖」と呼ばれ、敬愛を集めている人です。
この忠良は、武士として軍事に強かったことは言うまでもないが、その一方で、学問や文才にも秀でており、薩摩琵琶歌の「蓬莱山」を作詞したということで名前が知られていますが、もっとも名高いのは、やはり島津藩の「郷中教育」のテキストにもなった「いろは歌」の作詞者だと思います。
「いろは歌」は、薩摩武士の精神を説いた歌であり、西郷隆盛や大久保利通も、少年時代に、この「いろは歌」を口ずさみながら「郷中教育」を受け、そして明治維新の偉業を成し遂げるべく成長していったと言われます。
今回、このいろは歌にある「薩摩武士道」を推進する中で、詩吟や剣舞も合わせて県内外に広めていこうと言うことになりました。
これから、規約や組織案づくりが行われますが、どういうものになるのか、また、どういう係わりができるのか、今後考えていきたいと思います。
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