よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

日本の流通戦争①/どうなる日本経済(65)

2010-08-16 08:26:45 | どうなる日本経済

日本のスーパーはどうなる「スーパーの最終戦争」

今、日本に欧米勢が次々に上陸し、戦線を拡大している。

今、日本の製造業は、中国資本に迫られ、資本提携で日本技術が取り込まれているが、流通業界、スーパーの世界でも、極限まで次々と体力を使い果たした日本勢は敗れ去り、本土内に外資の資本が入り込んでおり、欧米勢が急拡大している状況らしい。

ここ10年で次々に参入してくる外資スーパーに対し、日本の流通業界は冷ややかな視線を投げかけていたが、世界小売業ランキングトップ10のうち、4社が日本で店舗を展開している。日本勢では、最大手のセブン&アイ・ホールディングでも世界14位。価格競争に持ち込まれれば、勝ち目はないそうだ。

最大の防波堤は、消費文化の違いだったそうだが、この壁を打ち破るために、外資系スーパーは10年近い歳月をかけてきており、この不況による消費停滞で、世界の調達網を駆使した「低価格路線」を取る外資が支持を集め始め、厚い日本市場の壁が崩れかけた好機を見逃さず、外資が一気に戦線を拡大しているのが、今の状況のようだ。

ちなみに、世界小売業ランキング10位内のうち日本への出店数は

 1位   ウォルマート・ストアーズ(米)  372店

 3位   メトロ(独)               6店

 4位   テスコ(英)             149店

 8位   コストコホールセール(米)      9店

日本国内が外資の看板で埋め尽くされてしまうのか。その迫りくる最終決戦もそう遠くない時期に迫っているようだ。

かごしま企業家交流協会

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夏バテ防止法②/コーヒーブレイク(15)

2010-08-13 09:23:11 | コーヒーブレイク・・・

蒸し暑い夏を乗り切るにはどうされていますか。

「水毒」の解消がカギ、「半身浴」が効果的だそうです。

夏バテの原因は、睡眠不足や自律神経の失調などが挙げられているが、東洋医学的に言うと、「水毒」が原因とか。

「水毒」とは、あまり聞かない言葉ですが、「体の水はけが悪くなり、水分が停滞した状態を指す」のだそうです。なるほど、人体の70%は水分なので、体の水分代謝がうまくいかなないから様々な問題が発生すると考えられているのだそうです。それが疲労感や食欲不振を訴える夏バテとされている。こういうことだそうです。

そこで、こうした夏バテを防ぐには、気持ちのいい汗をどんどんかくこと。スポーツで汗を掻いた後に、爽快感があるのは、一つには水毒を解消するためとも言える。入浴による発汗も心地いい。特に、デスクワークをしている人は、下半身に水がたまりやすい。そこで、ウオーキングした後に38~39度程度のぬるめの半身浴で汗を掻くと、夏バテを解消するために効果的だそうだ。

胸の下あたりまで湯につかる半身浴なら、20分位はゆっくりと湯につかることができるので、今年の蒸し暑さを乗り切るために、ぜひ実行してみたい。

 

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新規就農・企業参入が増加/九州の企業動き(8)

2010-08-12 08:10:33 | その他

九州大手企業の農業参入が活発に。

九州農政局が09年度の九州農業白書で企業の参入の活発化を指摘

白書によると、09年9月現在、九州で遊休農地を借りて農業に参入した会社やNPOは計43法人に上り、借り受け面積は113・5ヘクタールとなったと報告している。

近では、JR九州が大分県でニラ栽培を始めたり、西部ガスがハウスレタス栽培が好調で、需要拡大を見越して約5億円を投じ栽培施設を増設し、九電工がオリーブの栽培に乗り出すなど、大企業の新規参入も相次いでいるとのこと。

これは、逆に言えば、農家の高齢化や耕作放棄地が拡大している中で、国産農産物への関心の高まりや規制緩和などにより、企業の農業参入が容易になってきたことを意味する。

取り組みの優良事例として、鹿児島県の大崎町の有田農産が取り上げられているが、同社はダイコンを中心に作付け面積150haまで拡大し、刺身のつま用、おでん用などの加工向け、葉付の青果用など、40数社の契約先のニーズに合せた出荷体制を軌道に乗せているという。

農業も、経営資金と何と言っても流通体制がしっかりと確立したものがないと、やはり経営は難しいものと思われるが、企業感覚で、うまく経営されている所も増えてきているのではないだろうか。

昨日も、鉢植えトマト栽培で、売り先は東京に確保している企業の方と話をさせていただいたが、その方の話を聞くと、最後は人材が大事だとの意見であった。アメリカ式で言えば、農業経営者は、農家でも一番優秀な人材が後継者になると聴いたことがあるが、優秀な人材を養成すれば、鹿児島の農業も新たな風を起こすのかもしれない。

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技術の横展開で成長/関西の企業(28)

2010-08-11 07:57:32 | 関西の企業

人体標本の技術を活かし医療用模型製造で成長

京都市の『京都科学」の「選択と集中」を実施し、09年度のグッドカンパニー大賞受賞

京都市の伏見区にある「㈱京都化学」(代表取締役社長 片山 保)。島津製作所で学校向けなどに人体模型や動物の剥製などを制作していた標本部が起源であったが、1948年に京都科学に独立し、人体模型の製作技術を応用し、仏像をはじめ文化財の複製技術を確立、工芸部を設置して80年には修復技術に進出し、国宝や重要文化財などの修復や複製を手がけてきた。

それが、今では医者や看護師の教育現場で利用される衣料用シュミレーターだそうだ。会社売上げの8割近くを医療関連でしめているとのこと。更には、04年には、米ロサンゼルス事務所を開設し、海外進出も本格化させ、10年5月期には、海外売上高が14%に達している。

この会社の成長の主因は、「顧客のニーズを地道に汲み取る姿勢」だったそうだ。不採算の事業を整理する一方で、成長が見込める事業に経営資源を集中する「選択と集中」を行い、現場のニーズを地道に把握し、独自の技術力で付加価値を打ち出す姿勢を欠かさない。

この京都科学のように、現場のニーズを的確に把握し、自社の持つ「技術を横展開」して、生き残る展開こそ、今の時代の中小企業の活きたモデルではないだろうか。

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秋以降生産調整/どうなる根本経済(64)

2010-08-10 07:51:42 | どうなる日本経済

9月に一時増産自動車各社

エコカー補助金期限迎える9月末以降は生産調整もあるとの予想

いよいよ来月末は、エコカー補助金の期限切れを迎える。自動車各社は9月に一時的な増産に踏み切ると報道されている。

それによると、トヨタ自動車は2~3日の休日出勤を検討、ホンダや日産自動車も休日出勤や残業時間を増やす。販売店では夏休みも休日返上で営業攻勢をかけるところが多く、駆け込み需要に対応できる体制をとっているようだ。

エコカー補助金が、乗用車で最大25万円を支給されるのは魅力的だ。個人的な話だが、我が家の16年間お世話になった車も、今年の4月、エコカー補助金を利用して買い換えた。私はハイブリッド車のプリウスを希望したが、今後を考えて、小型車のトヨタVitzに買い換えました。

心配なのは、折角回復した自動車各社の景気回復が落ち込むことだ。10月以降は反動で新車販売が落ち込むと予想されている。同じく半導体業界も盆休みを返上して、工場をフル操業するメーカーが多いと報道されている。ようやく景気回復を引っ張ってきた自動車、電機業界だが、秋以降は不透明感が強いようだ。

10月以降の景気動向が雇用にも影響する。今後も目が話せない状況が続くものと思われる。

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タイが新たな自動車生産拠点に/どうなる日本経済(63)

2010-08-09 07:01:42 | どうなる日本経済

タイでの自動車生産、相次ぎ増強する日本自動車メーカー

自動車各社がタイを新たな戦略拠点にするのか。 

日本の自動車メーカーが、タイでの生産増強に動いているとの報道がなされている。世界の工場といわれる中国への日本の自動車メーカーの工場増強がよく報道されるが、最近はタイの報道が目に付く。

昨日も、「環境に優しく、世界的に需要拡大が見込める低燃費小型車を軸にした「世界戦略車」の生産・輸出拠点として、タイを位置付け、各社は工場新設や生産ライン拡充などの計画を相次いで打ち出している。」と報道された。

それによるち、三菱自動車は7月5日、益子修社長がタイで3カ所目となる新工場建設の意向を表明し、150億バーツ(約400億円)を投じて、同社が「グローバルスモール(世界戦略小型車)」と呼ぶ新型モデルを2012年から生産する計画だ。  生産能力は年間20万台で、既存2工場と合わせたタイでの生産能力は同40万台と一気に倍増。同社最大の生産拠点である水島製作所(岡山県倉敷市)に次ぐ規模となるとのこと。

その理由の大きな一つは、「日本の部品メーカーが多く進出しており、タイでの部品の現地調達が可能で、コストが抑えられる」ということらしい。

今や、「構造変化に直面する自動車業界は新興国の中間層をターゲットにした小型車を量産しないと生き残れない。」時代と言われる。

トヨタ自動車も、タイ国内3カ所の工場で、年間計55万台の生産能力を有し、昨年から生産を始めたハイブリッド車の増産や13年に投入予定の小型車新規生産に備え、工場の拡充を検討しており、日産自動車は、50億バーツを投じて新型「マーチ」を開発、3月にバンコク近郊の工場で生産を始めているそうだ。

将に、これからは、日本の自動車メーカーは、新興国市場での小型車需要をどの程度確保できるかに、その命運がかかっているのかも知れない。

 

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東京での広報活動②./鹿児島での活動(90)

2010-08-07 16:37:06 | 鹿児島での活動

2日目の朝4時40分、訪問先からアポ変更の電話

急遽、訪問計画を見直しての訪問活動でした。

6日の東京は昨日よりは、少し暑さを感じない気がしましたが、大手企業のデザイン部門に席を置くき、現在鹿児島出身の企業の集まり「じゃっど会」の事務局長からの早朝の電話で起こされ、さすがに24時間眠らない東京は、臨戦臨場の場でもあると言うことを体験しました。

また、一方、今回年賀状やメールは時たま交わしていたが、昨年までシンガポール政府観光局に勤めていた菊地さんと20数年ぶりに会い、何か不思議な縁を感じる再会をしました。

彼は、久しぶりと言うよりも、長い空白がありましたが、相変わらず、パワフルで、話し上手さは変わっていませんでした。昨年までのシンガポール勤務を最後に退職し、現在独立して、前職の経験や人脈等を活かし、熱い思いを持って働いており、何かお互い共通の思いを感じました。

しかも、彼は今、仕事で鹿児島の企業にアポロー地をかけようとしており、それをサポートしようとする友人が、長い間、私の友人でもあるJALの佐藤さんであるということが分かり、世の中の狭さ、人的繋がりの不思議さというか、縁を強く感じました。

早速、鹿児島への企業へのアポを私がとることになり、また、鹿児島で会うことになりますが、その際には、彼の感じている鹿児島のある特産品を、何とか世の中に売り出せないか、その取り組みをやろうということになりました。

これまで、私は、人と人との関わり、絆、ネットワークがとても大事だとの思いを持って、このNPO法人の活動をやってきていますが、今回もその思いを、縁を感じる東京出張でした。

              

                     20数年ぶりに再会した友人

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東京での広報活動①/鹿児島での活動(89)

2010-08-06 09:13:10 | 鹿児島での活動

昨日から東京で県の東京事務所や県人会関係者等を訪問しています。

久しぶりの東京ですが、暑いこと、人が多いこと。歩くこと、大変です。

昨日から今日までフルに2日間、色々な人を訪問しています。なぜかと言うと、今、県の委託で作成中の交流居住・移住等に関する専用のWebサイト「よかとこ暮らしネット」のPRと、メルマガ会員の登録についての、協力要請です。

昨日は、有楽町にある「かごしま遊楽館」、赤坂見附の都道府県会館内にある「県の東京事務所」、更には「関東鹿児島県人会連合会」の役員メンバー等にお集まりいただき、お願いと意見交換をしました。

特に、県人会メンバーとは、夕方6時から11時前まで、5時間近く、延年と続きました。お陰で、各参加メンバーの東京での生き様とか、現在の取り組みとか、色々な話題まで意見交換しました。

中でも、43歳の社長は、10社の会社を所有し、合わせて年商200億弱とか、今後は、ベトナムやブラジルでの合弁事業の話合い中とか、びっくりしました。早速、鹿児島での起業化を要請しました。

さすがに、東京は知恵をだし、頑張れは色々な可能性を秘めた所です。

久しぶりに、昔の東京勤務時代の生活を思い起こしながら、汗をかきながら動き回りました。

 

   

           関東鹿児島県人会連合会の皆さん      関東末吉地区県人会との意見交換

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硫黄島で恒例の家電修理/鹿児島の話題・情報(56)

2010-08-04 07:06:54 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島情報高校生10人がボランティア活動

毎年恒例の家電修理

鹿児島市の当協会賛助会員の鹿児島情報高校無線科学部生徒10人と卒引率先生2人が、先月28日、29日の2日間、硫黄島を訪れ、テレビや冷蔵庫など家電製品をの無料修理をするボランティア活動を行ってきたそうだ。

当高校は、技術を活かし地域に貢献、貢献しようとする何薩地区から初めて31回目。生徒らは会場の三島総合体育館で、農民が持ち込んだ家電製品を家電分解用に1年に1回実施している。会場の三島総合体育で、島民が持ち込んだ家電品を分解し、30件のうち18件が直ったとのこと。

この鹿児島情報高校の技術を習った生徒たちが、習った技術を活かす場に離島の電気店のない十島、三島で、教育実集を兼ね無料修理するボランティア活動は、生徒たちに社会貢献や習った技術を活かす仕事の意味を体感する非常に大切な試みであり、仕事にやりがいや誇りを感じる、生きた教育と言えるのではないだろうか。

特に、30件の内、12件の修理できなかったものについての、その原因と言うか、理由をはっきりさせ、島民の方に説明してあげることも大事であり、技術力不足であれば、今後の教育意欲につなげてもらえれば、更にいい効果だと思われる。

31回目のこの試みが、今後とも当校の伝統行事として、継続されることを期待してやまない。

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夏バテ防止法①/コーヒーブレイク(14)

2010-08-03 07:02:03 | コーヒーブレイク・・・

梅雨が明けたのによく降る雨と、湿度の高い暑い日が続く鹿児島

猛暑を乗り切る夏バテ防止策

先週末の雨の降りようは、これは何だと言いたいぐらいに、雨が断続的に、しかも大粒の雨が良く降りました。暑いので、水分補強を繰り返す。このままでは、疲労感や食欲不振など夏バテになる恐れがあると悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ところで、皆さんは「夏バテ」の防止策は何ですか。

私の場合は、とにかく週一の屋外でのテニスです。とにかく青天下で、暑さに負けずに汗まみれになってテニスで体を動かすことです。もちろん水分補給には十分に注意しますが、水分を補給し、また汗をかく、この繰り返しを3時間みっちりやります。

テニスの後は、やはり、また暑い温泉とサウナ風呂で、補給した水分を汗にしてたっぷり流します。そして、又冷えたビールで水分補給する。一見変な感じもしますが、これが私の夏バテ防止法です。しかし、今年の夏はきつい暑さですね。乗り切れるかどうか、不安もあります。皆さんはどうでしょうか?

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