日本国憲法の「国民の三大義務」について・・・・・・・・・
「教育の義務」 「納税の義務」
これは、誰もが知るところです。
教育の義務は・・・・・・・・昔、女子は教育を受けなくても良い。とされていたのだが・・・・・今は、中学校まで義務教育になっています。
親など保護者の義務となっています。
納税の義務・・・・・・・・・・・これもわかります。
最後の3番目
「勤労の義務」
勤労の義務・・・・・・・・・このことは知りませんでした。
他の国と比較すると異例なことです。(義務教育と納税は他の国も同じです)
現在の我が国のように、自由民主主義の体制をとる国の憲法に”勤労”が国民の義務と規定されて
いるのが、異例です。
自由民主主義の体制では、納税の義務が規定されれば、どのように収入を得るかは自由でなければ
ならないからです。
「勤労の義務」の規定は、もともと社会主義国の憲法の特有のものです。
この規定は、現在のロシアがまだ社会主義体制であった頃の憲法、1936年のスターリン憲法から持ち込まれたものらしいです。
以上のこと・・・・・・孫が中学一年の社会の試験に出た問題です。孫に質問されて、答えられませんでした。
「勤労の義務」・・・・だったら、結婚した奥さんが家事だけやって働かないのは行けないことなのか?政治家の奥さんやサラリーマンの奥さん
らの「年金手当」はどうなる?
憲法で、昔々・・・・に作られた規定・・・・・・変えていかなければならないことが沢山あります。