家の北側の庭の隅に、さわし柿の木を植えてある。
主人が生まれた時に、父親が庭に植えたのを結婚した機会に自宅へ移したのです。
ところが・・・・・北側にプレハブの小屋を置いたために柿の木に日が当たらなくなって、柿の木は背を伸ばした。
去年までは、小屋の屋根に登ったら柿を取ることができたが、今年はまた背が伸びた。
二階の窓から見たら、ほとんどの柿が黄色くなってる。
それで、高枝はさみを買ってきて、二階の窓からトイレの屋根に降りて、高枝はさみで取ろうしたが・・・・・・・・窓から片足にズックを履いて登ったら
結構高い!・・・・・落ちたらどうしよう・・・・・となかなかもう1歩が踏み出せない。
見ると、随分カラスにやられたみたいに、柿の半分がぱっくりやられている。
ここから落ちたら、隣(西側)との境に畳1枚ほどの空き地がある。そこへ落ちるだろうけど・・・・・家の中からは視角になってるところなので・・・・誰も
気が付いてくれないかもしれない。・・・・こんなところに落ちて死ぬなんて嫌だ!
そんなこと考えていたら、尚のこと踏み出せない。
屋根の瓦に雪止めのでっぱりがある・・・・・そこに足を置いて滑らないようにしてみよう・・・・と1歩を踏み出した。へっぴり腰で歩いていただろう・・・・
何とか、屋根の中間まで(というっても窓から1メートルぐらい)行って、屋根瓦の上に座って、高枝はさみで枝を切り出した。
切ったはいいけど・・・手前に持ってくるのが難しい。・・・・時々落としてしまうことが何度かあった。
そのうち要領が分かってきた。高枝はさみに切った枝を挟んだまま半円に回せば、窓の下になる。そこで落とせば丁度良い。
しかし、・・・・柿の根元のところが黄色くなっていたが、頭の方はまだ緑色なのが結構あった。
バケツ一杯になったので、それで辞めた。残りはまた肥料をいれて大きくしよう・・・・
家に入って、洗って、1個切って食べてみた。・・・・・・・味が無い。渋みもないが甘くもない!!がっかり・・・・・・