木版画あすなろう会

木版画を見てあんなのがつくれるといいなあ~と思う人

年賀状

2016-11-29 07:52:00 | Weblog

  友人が、年賀状の下絵にする写真が欲しくても、主人が停まってくれないので写せない。というので、代わりに行って撮ってきた。

              

   佐々木千歳堂という和菓子屋さんの軒下にしめ縄が年中下がってる。

   そのしめ縄には、「笑門」と書かれており、奥田神社で買い求めたものだそうです。彼女は、年賀状には、そういう縁起の良いものが

   書かれているものを、版画にして送りたい、というのだ。

   ただ、この店の入り口が、ガラス戸になっていて、外の風景がガラスに映ってる。・・・・

   これをどのようにすればいいか・・・・店の前にお客の車が停まっていて、それがガラス戸に映ってる。その車を入れないようにしても

   道の向い側の住宅やビルなども写ってたりして・・・・・・

   だから、この写真のように、屋根瓦としめ縄と少し家が映ってるのを彫るか・・・・・・・これは、来年の年賀状にするという・・・・

   今年は、岩瀬の飛び団子のお店の暖簾をすでに彫ってある。

   が、暖簾に描いた文字がはっきり摺れないと言うってきた。どうやって摺ってるのかを見せてもらったら、

   パレットの中で色を作って、それを筆で板に塗り摺ってる。とのこと・・・・・糊は入れている?と聞くと、パレットの中の絵の具に入れていると

   言う。これでは、絵の具が無くなると新たに作らなければならないし、色の分量が違ったら、濃い色になったり、薄い色になったりと微妙に

   違ってくるし、わたしは、絵の具皿で色を調合し、糊は、板の方に置くと指導すると・・・・・へえ~そんなことしたことが無い。という。

   で彼女の作品を見ると、いつも、薄くてぼやけている。(かすれて、ゴマすり?)

   彼女の好みが薄い色なのか?と思ってたが・・・・(私のところに送る作品は、比較的に良くできた方のを送ってるみたい)摺りの状態が悪かった

   と言うことがわかったので、絵の具の出し方などを指導した。