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明日8日(月)より11日(木)まで、神戸女学院大学石川ゼミのみなさんに同行して韓国へ行ってきますので、しばしお休みします。ご注文、お問い合わせなどは留守電、FAX、メールでよろしくお願いします。週明けには新刊『パソコン〈新聞&ビラ・チラシ〉編集入門』が出来ます。また『女子大生と学ぼう 「慰安婦」問題』が最終稿になります。ご期待ください! そして帰国後は韓国レポートを載せていきます。お楽しみに!
昨日は午後から韓国旅行の事前学習会で神戸女学院大学へ。途中阪急西宮北口駅構内のブックファーストで本を購入、門戸厄神駅から川沿いに北上、蒸し暑い中岡田山を目指す。「ヴォーリス建築全国ネットワーク大会」なるものが同大で開かれているようで、順路を示す案内板が次々に現れる。住宅地を抜けると登り坂が始まる。守衛さんのいる門をくぐり、この先に大学がホントにあるの?と思いたくなるような鬱蒼とした木々に覆われたコンクリート道をズンズン登っていくと、極めて西洋風の建物が正面に現れた。その横をすり抜け階段を上がりきると、大きく育った植栽の間から同じような建物がいくつも見える。関西学院大学を設計したヴォーリスの手になる近代名建築の学舎群である。設立当初神戸市内にあった神戸女学院大学の前身であった女学校がこの岡田山に引っ越してきたのは1933年(昭和8)。「南地中海様式と呼ばれる赤いスペイン瓦に小造りのひさし、そして左右対象のバランスが特徴」(『近代名建築コースガイド』1996年、日本機関紙出版刊)の建築である。
そんなことを思いながら、いくつかの学舎をパチリ、パチリ。そうそうそういえばこの女学院大などの建築物のガイド本を出していたことに気が付いた。なんという不覚であったか。もっと早く思い出すべきであった。ということで以下に宣伝しておきます。
『近代名建築コースガイド〈兵庫・神戸版〉』
機関紙協会大阪府本部編
B5判 196ページ 定価1835円(税込)
ISBN978-4-88900-302-4
在庫僅少につき、ご注文は早いもの順です。
さて学習会には総勢26人が出席、ゼミ生たちの準備したA4用紙40枚以上に及ぶレジュメと報告、そして1時間のビデオ観賞という濃厚な時間を過ごした。終了後は門戸厄神駅近くの焼鳥屋で懇親会、次々と出てくる料理とお酒、そして飛び交う諸話題のうちに次第に打ち解けあい、最後に8日11時関空アシアナ航空カウンター前集合を再確認してお開きとなった。