●楽しくて一気に読みました。ミケとは少々知り合いで数回会ったことがあります。普通の猫でした。さよさんから、山に登ると聞いたときはまさか?本当…? 変な猫と思いました。読み進むほどにミケの猫と人の偉業に興味津々。文字が要約されて短文で読みやすかったのですが、物足りなさも感じました。もう少し自然と猫と家族を長文で、ミケを知りたいと思いました。ミケ、いつまでも元気にね! 私も山が大好きでミケを見習いながらまたがんばってみます。有難うね!(安曇野市・67歳・女性)
●ほんとにおもしろく読ませていただきました。60もの山に登ったミケにもビックリしたり、たいしたもんだなと思いましたが、なんと言ってもミケに寄せる岡田さんの眼差しの暖かさを感じました。そしてまた、この本の魅力は岡田さんの語り口のおもしろさにあります。ミケの動きを中心に愛情たっぷりなギャグが飛び出したりして、思わず笑わせられます。おもしろかった。(千葉県多古町・74歳・男性)
●僕ら夫婦は共に77歳。ミケとほぼ同じくらいの歳です。妻の心臓には金属の人工弁が付けられており、僕の胃は3分の1しかありません。僕ら夫婦は時々すごく落ち込みます。体調が悪く明日の命にさえ自信を失うような時です。岡田さん一家3人の山登り、とても楽しく勇気づけられました。妻は絵を描きます。僕は歌を作ります。どちらも下手くそです。でも、岡田さん一家のように、いまやりたいこと、いまできることに挑戦することこそ生命あるものの喜びだと、自分たちの今を振り返りながら実感しました。ありがとう。(千葉市稲毛区・77歳・男性)