月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

コビチャニガイグチのクリームパスタ

2013-07-18 22:21:52 | キノコ料理
星三つの美味キノコ料理に飽きを感じているそこのアナタ。

お待たせしました。これからは味も安全性も微妙なC級キノコの時代です。

コビチャニガイグチ(味ランク:B-)
マツ林を好む中~大型イグチ。傘も柄も緑色を帯びた暗褐色で、渋い色合い。肉質は固く、弱い苦みがある。よく味わうとほんのり甘みも感じるが、微妙なので誰も気づかない。そして、いかんせん旨みに欠く。
競争倍率の低さ(虫も入りづらい)と歯ごたえが食材としての取り柄のすべて。

コビチャニガイグチのクリームパスタ
材料(私は一人で食うがたぶん三人前くらい):鶏ムネ肉1/2枚、コビチャニガイグチ3~4本、マッシュルーム4つ、モロッコいんげん3~4本、ホワイトソース、塩、胡椒、スパゲティ(食いたいだけ)

①コビチャニガイグチは厚めにスライスして熱湯でゆで、冷水にさらして一晩おいておく(苦み抜き)
②鶏ムネ肉は筋肉の繊維と垂直になるような向きで包丁の背でぶったたき、薄くなったら細かく切り、軽く塩で下味をつける。
③マッシュルームは半分に切る。いんげんは適当にぶつ切り。
④クリームソースができるくらいのタイミングで茹であがるようにスパゲティを茹でておく。
⑤中火で熱したフライパンに鶏ムネ肉を入れ、色が変わったら、マッシュルーム、モロッコいんげん、コビチャニガイグチを投入する。
⑤あらかた火が通ったらホワイトソースを投入。塩、胡椒で味を整えながら軽く煮詰めて完成。




:わりといける。歯ごたえを生かすために厚めに切ったが、そうすると苦みが残るので、気になる向きは薄く切るとよい。ただ、あくまで良いのは歯ごたえであり、歯触りがいいわけではないのでそのつもりで(噛みごたえがあるが、ヤマドリタケモドキのようなプリン、ツルンとした感触はない)。旨みの少なさはホワイトソースの濃い味でカバー。

なお、安全性は保証できない。死ぬことはないと思われる。
コメント
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