←1日1クリックお願いします。
クリックすると広島ブログの本日のランキングが表示されます。
クリックにより、このブログにも1ポイントついてランキングに反映されます。
昼休憩の昼食は、呉に行くこともあるのですが、今回は下蒲刈に行きました。
昼間に安芸灘大橋を渡ることはめったにありません。
通勤で通った道を逆戻りです。
橋の上を原付で通ると、風がとても気持ちいいです。
普通、夏のバイクというのはとても暑くて信号待ちすると大変なのですが、今年は意外と快適です。
高校野球が始まって三日間だけ、大丈夫かというほどあつかったですね。
その後は、台風の影響の後曇りが続いたりしています。
すずしい。だからお好み焼きも食べても大丈夫です。
安芸灘大橋をわたり、坂を下ると赤い橋があります。これを超えて左手にお好み焼き店ができました。
前はうどん屋さんがあったのですが、つい最近かわったようです。
もともと下島。ここの集落の山の近くで店を開いていたらしいです。
そろそろ再開したいと思っていたときにちょうどこの場所が空いたのです。
店内は明るいです。
鉄板はお客さんの方を向いていますが、鉄板では食べられません。皿にのせてテーブル席で食べます。
地元の情報のチラシをみていると、どこから来られたんですか?と聞かれましたが
蒲刈だというと、それはそれで有難いという表情でした。
何度も来るようになりますから、近いのもいいのです。
さて、お好み焼きですが、昔懐かしい呉焼きです。
呉焼きとは、オム焼きそばみたいな作り方をします。
順番としてはキャベツを鉄板に乗せ、魚粉と味付けを少々、その上にゆで麺の蕎麦を乗せます。
普通の広島風だと、ここまでの薄く敷いた生地の上でやるのですが、まだ生地はでてきません。
そばを乗せたキャベツが少し焼けてくると、こてでそばと混ぜていきます。
焼きそばといえば焼きそばなのですが、じゃっかんキャベツ優先の感じがするので微妙に違います。
そして下味をつけたそばを生地の上に乗せるのです。これが呉焼き。
これは、想像ですが呉に細うどんというのが昔からあります。
職工さんの町でみんな忙しく働いていたのでとにかく急いで人数分をこなす必要があったことと
食べてすぐに仕事に戻れるようにと細くやわらかい麺が出来上がりました。
お好み焼きの呉焼きもたぶんその考えからこうなったのです。
キャベツをじっくり蒸らしているとおいつきません。
そこでそばとキャベツを早く火が通るようにしたのだと思われます。
それと、職工さんですから酒を飲むこともあったのでしょうね。飲むためには薄い味よりも濃い味いになったほうが
良いあてになるわけですね。
裏返した後は、玉子の上に乗せて出来上がり。
これを半月型にして皿にのせます。
これはボリュームをだすための半月折という説がありますが、これも想像で言うと
皿にのりやすいというのもあるのだと思います。
昔、持ち帰りを買うときは皿を持っていったものです。
皿の上に先にソースを塗ってくれます。
その上に半月型のお好み焼きを乗せ、上にかぶせて帰ったのが新聞紙だったのか、
緑色の包装紙だったのか、このあたりは記憶が定かではありません。
いずれにしても、きしなという店に来たら、へぇー懐かしい!という人が多いのです。
みんなこのようなお好み焼きを子供の頃に食べた記憶がある人が多いのです。
今回は、100円と書いていたのでむすびも注文しました。
そばのダブルもいいのですが、僕はお好み焼きにごはんが好きなひとがいるように、
むすびが一緒にあるのが好きなのです。
むすびは100円のわりに、つけものまでついて安いですよ。
基本のお好みそば肉玉入りは、550円です。普通というか田舎なりの高くない手ごろなお値段。
いいですね、この皮の感じ。オタフクソースの店です。のれんやのぼりがそうだったので多分そうです。
甘口のオタフクなので香りも甘いです。
下味付けたそばとキャベツですが、べチャットしていなくて美味しいです。
あまりソースをからめ過ぎると持ち上げてもそばが持ち上がりにくい店もありますからね。
そういう点ではとてもうまく焼きあがっています。
焼きそば?というと、いえいえ違いますね。お好みそば。包んだ生地がいい感じでもちもちしています。
呉焼き、それは戦後復興の味です。
島の町並みは昭和の感じが残っている集落が多いです。
そこに昭和のお好み焼きが帰ってきました。
懐かしくてとてもいいです。
整体院 身体均整 木村 のHP → ■
↓ いつも応援のクリックありがとうございます。