gooブログはじめました!キリヤ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
コジキジゲン

ヨコシマの拾の壱

2015-02-23 23:40:24 | 古事記字源

 ・・・「ムシの王国」・・・「ムシ=虫・無死・無私・無視・無脂・蟲」・・・「パウロの論理の構造」・・・「蟲=insect(インセクト)=昆虫」=「三(参)中+三(参)ム」・・・「サンチュウのサンシ(三つのヨコシマ)」・・・
ーーーーー
 アダム・・・・原罪者
 キリスト・・・原罪の払拭者、救済者
  ↓↑
 割礼者・・・・猶太人
 非割礼者・・・異邦人
  ↓↑
 水での洗礼・・ヨハネ
 聖霊での洗礼・キリスト
  ↓↑
 預言者・・・・ヨハネ・イザヤ・ダニエル
 奇跡者・・・・キリスト・モーゼ
  ↓↑
 律法・・・・・約束・契約・猶太人
        守れず
 無法・・・・・無「約束・契約」・異邦人
  ↓↑    不知律法
  ↓↑    非「約束・契約」      
  ↓↑
 人間の裁き・・律法(モーゼ五法)による
 神の裁き・・・聖霊(キリスト)による
  ↓↑
 国家主義・・・地上の国・猶太人の救済
 国際主義・・・天上の国・猶太人含む
  ↓↑    異邦人全ての信仰者の救済
  ↓↑
 肉身・・・・・骨肉・生の活動実体
 心魂・・・・・霊魂・命=脳の思念活動体
  ↓↑
 肉体・・・・・実体存在・罪の存在
 精神・・・・・観念の認識思考思惟判断
        罪の無垢・無自覚・嬰児・幼子
        罪の自覚・・・大人・成人
        罪の懺悔・・・律法の義務執行
        罪の払拭・・・聖霊の洗礼信仰
  ↓↑
 生・・・・・・生活動のプロセス=犯罪
 死・・・・・・生命活動の終息=罪の払拭
  ↓↑
 非復活・・・・死して死ぬ者
        律法で生きた私的な死
  復活・・・・死して生き返る者
  ↓↑    生きている者の罪の贖罪者
  ↓↑
 救済されない者・・キリスト無信仰者
 救済される者・・・キリスト信仰者
  ↓↑
 地上で救われる人・・・モウゼの律法信者
 天国で救われる人・・・キリストの信者
  ↓↑
 合理性・・・・・・・・世俗・理尽
 非合理性・・・・・・・奇蹟・理不尽
  ↓↑
 有法・・・・・・・・・立法=違反者→有罪
            律法の形式厳守
 無法・・・・・・・・・無法=非法者→無罪
            キリスト信仰
  ↓↑
 不義・・・・猶太人は律法の
           業の追求によって義に至らず
           業=技術・仕様
       フギ=府議・付議・附議・・・の業?
  義・・・・異邦人(含むキリスト信仰の猶太人)
       はキリスト信仰によって摂る
  義・・・・石にツマ(躓=足+質)づかない人
       信仰心・・・倫理心(内面)
             言行一致の人
             心行一致の人
 不義・・・・石にツマ(躓=足+質)づく人
       不信仰心・・不倫理心
             道徳心(外面の礼儀)
             言行不一致の人
             心行不一致の人
             口だけの人
   「躓=足+質」・・「足(たり)」は王(長)
            「質」は質屋の質(蔵財)
       「質」は余裕の生活財、財貨との交換財
  ↓    「蹉躓(サチ)」=失敗すること
  ↓    「蹉=足+差」は「蹉跌(サテツ)」=挫折
  ↓    「足の差」とは跛足
  ↓    石(ペトロ?)に躓く人
 「義」
 儒教の義
 五常(仁・義・礼・智・信)の一
 正しい行いを守ること・・・行為、行動
 欲望の「利」と対立する概念?・・・
   「私利・多利」
 孟子は羞悪の心が義の発端
    羞悪の心とは、
    悪、すなわち、
    わるい・劣る・欠ける、
    ほしいままに振舞うコトの
    心性を
    羞(は・恥・耻)じる心のこと
    自己反省の心
    アクを恥じる心・・・
       恥=耳+心、耻=耳+止
      「羞=羊+ノ+丑」・・・
          丑=東北・艮・鬼門の方向
          丑=土用の丑=大地の不安定な期間
          丑=異体字は「醜・丒」
           手で何かを掴もうとする様
           十二支の2番目(丑寅の丑)
         文丑と
         武丑=道化役(ピエロ)
           コトバで笑わせる文丑
           立回、軽業などで笑わせる武丑
    丑=紐(ひも)・・・紐育(ニューヨーク)?
  ↓
 よいこと・ただしいこと
 宜=誼は同義字
  「誼」はしばしば「義」に書き換えられる
   正義、義理としての本来のものではないが、
   社会的約束によりそのようになったもの
  「教義」=血縁上(肉親)のものでない義理の関係
  「人としてなすべきこと」
 義(ぎ)は「人間の行動・志操に関する概念」
 義人とは
 「堅く正義を守る人。
  わが身の利害をかえりみずに
  他人のために尽くす人(広辞苑第6版)」
  ↓
 キリスト教における義
 ギリシア語
 ディカイオシュネー
 Δικαιοσυνη
 dikaiosynee
 「義」は
 「罪」の対立概念
 他者に対して
 義(ただ)しい、・・・?
   ただす・正す・糺す・質す・糾す・縄す
 誠実な、
 偽りのない
 態度で臨むこと
 そのような
 態度が可能である魂の状態
 義(ただ)しい人を
 義人と呼ぶ
 「真に義であるのは
  神のみである
 (義人は存在しない)」
 「神を信じることにおいて
  義さに近づく」
 「信じないことは
  不義と同義」
 「義(ただ)しさは、
  神への
  信仰を表明することのみならず、
  他の人間に対する
  行為において現れる」
  ↓
 「ルター」は
 「人が行動において
  義とされること(行為義認)を否定し、
  信仰によってのみ
  人が義とされる(信仰義認)」と考え、
 キリスト教で行われていた
 苦行、断食などを否定した・・・
  ↓
 「義(ぎ)」は
 日本語で漢字を用いる際の
 「意味」を表す。
 「漢字の三要素」は
 字形
 音
 字義
 ・・・とされている・・・
 コトバの概念、範疇、規定、カテゴリー、本質・・・意味内容でアル・・・
 「善悪」の「善と悪」を知らねば、意味が無い・・・
 「正悪」の熟語は無い。
 「正誤」は有る・・・「正邪」、「邪悪」、「性悪(しょうわる)」はアル・・・
 「悪=剽悍さや力強さを表す言葉」であった・・・らしい・・・
 「悪=亜・亞(つぎ・つぐ・ア・ヱ)+心」・・・「上位や主たるものに次ぐ。次位の。準ずる」・・・「亜=亞は墓室の形」・・・「亞」=「一+十+一」・・・天地の間の十字架・・・?・・・壱拾壱・・・
 「壺(つぼ)」にも「亞」の字形がある。分解すれば、
 「壺(コ・グ)」=
     「士(十一)+冖+十+一」
      士の  冖(ワ・覆う・ベキ・ミャク)は
             拾う壱(はじめ・イチ)


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリクリウス・ヘルメスの竪琴、キューピットの弓矢

2015-02-22 22:29:05 | 古事記字源

 ・・・すごいナァ~、「ダーウィンが来た・ツムギアリの空中城に密着・カンボジアの世界遺産・アンコール遺跡に暮らすツムギアリ。樹上に葉っぱでボール型の巣を作る。力を合わせて葉を引き寄せ、幼虫が出す糸で接着する。不思議な生活に密着」・・・天敵は同類同種の「ツムギアリ」と、「アシブトコバチ」・・・
 ・・・「アリとアリの戦争」・・・人間とアマリ、変わらない存在のようである・・・
 例のごとく、ブログ辞典や、インターネット掲載の「ツムギアリ」に関するモノを調べてみた・・・
ーーーーー
 「ツムギアリ」・・・イトを紡ぐ・・・
  ↓
 膜翅目
 アリ科
 体長約 15mm
 薄茶色の
 肢の長いアリ
 樹上の葉を
 そのまま綴り合せ
 巣をつくる
 数匹の
 働きアリが協力し
 樹上の
 2枚の葉を
 顎を使いながら寄せ集めて
 別のアリが
 大腮(サイ・えら
       鰓・腮・顋)・・・顋=思+頁
 で
 くわえてきた
 幼虫の吐き出す
 絹糸で・・・・・絹糸=シルク=silk
 木の葉を紡ぎ合せ
 これを
 何回か繰返し巣をつくる
  ↓
 ツムギアリ=つむぎあり=紡蟻=紡祈・万輝
       つむぐ=紬・績・緝
 weaver ant
 昆虫綱
 膜翅(まくし)目
 アリ科の昆虫
 幼虫の吐き出す
 糸を用いて
 巣をつくる習性をもつアリ
 ツムギアリ属(Oecophylla)をさす
 ツムギアリ属は
 樹上に、
 幼虫の糸で
 葉を綴(つづ)り・・・・綴=糸+双+双
 合わせて巣をつくる
 女王は1匹で、
 コロニーは大規模で、
 数本の樹にわたって
 数十に達する巣をつくって生活
 日本では、
 琉球諸島に生息する
 クロトゲアリが
 広義の
 ツムギアリとして知られている
 この種の幼虫は
 サトウキビや
 ススキの根元、
 あるいは
 樹上にボール状の巣をつくる
 (山内克典)
  ↓
 「ツムギアリ」
 熱帯地方のアリ
 中国南部,フィリピン,
 インドシナ半島,マレーシア,
 インドなどに棲息
 木の葉を
 糸でつづりあわせた
 球状の巣は
 大きいものなら
 ラグビー・ボールぐらい
 葉と葉を
 細い糸で綴っているだけでなく
 内貼りまで施す
 アリのなかには
 幼虫から
 蛹になる前に
 糸を吐いて
 繭をつくるのがいる
 ツムギアリ
 幼虫が
 「糸を吐く機械」で
 働きアリが
 「紡ぎ手」の役割をする
 働きアリが糸を吐く段階にまで
 成熟した幼虫をくわえて
 葉の一点に押しつけ
 糸が固定されると
 引っ張って
 別の葉に
 次々と葉を糸で綴(つづ)っていく
   ↓
 1769-1771年
 イギリスの探検家
 キャプテン・クックは,
 金星の太陽面通過観測のため
 タヒチ島におもむき
 そのなかの一人
 バンクス・・・・Sir Joseph Banks
  ↓     (ジョセフ・バンクス卿)
  ↓     1768年から約3年間
        キャプテン・クックと
        第1回世界探検航海に、
        科学班の責任者として同行
        多数の植物標本を収集し、
        写生画を作成して
        英国に持ち帰った
        植物画の完成と、
        その彫版(銅版)に着手
        1777年
        自身の完成画も含めた
        483点が仕上げ
  ↓     後、全部で
  ↓     753点を完成
 という生物学者が
 珍奇な動植物を採集し
 大英博物館に
 バンクス・コレクション
 とした
 そのコレクションには
 アリが5種類ほどあり
 オーストラリアの
 ツムギアリが入っている
 頭と腹が
 薄緑色をしている
 ツムギアリは
 オーストラリア(北部)のほか、
 東南アジア、
 アフリカと、
 世界中に
 3種類棲息
 歯が鋭く、とがっていて、
 ヒトや、獲物に
 体を
 ねじるようにして咬みつき、
 蟻酸(毒)を注入する
 果樹に巣をつくり
 人間にとって
 害虫類を駆除するので
 ツムギアリを
 柑橘栽培の
 害虫駆除用に利用される
 ツムギアリ以外に
 糸を紡ぐ2種類
 「シリアゲアリ」・・・知りあげアリ
 「トゲアリ」・・・・・遂(磨・棘)げアリ
 シリアゲアリの巣は
 高い木の上に、・・・・高木のカミ
 ラグビー・ボール
 のような巣をつくる
 材料は
 枯葉の切れハシ、
 枯枝など
 それらを
 糸でつづり(綴)あわせて、
 内貼りを施す
 巣に、(およそ)
 10万匹も棲んでいる
 トゲアリの巣は
 小さく
 ソフトボールぐらいから
 湯で(ゆで)卵を
 半分にしたようなもの
 なかには
 木の葉の裏に、・・・「葉隠れ」
 糸だけで
 綴った巣をつくるものもある
 沖縄以南に
 クロトゲアリが居て
 東南アジアまで分布している
 いずれも
 幼虫が
 糸を吐くのは
 繭から
 蛹になって、
 自分の身を守り
 同時に
 巣づくりの材料にする
ーーーーー
   ↓
 「弓」、「弖=テ=氐=手=弟→八(v・∧・ソ・人・入)+弔(弓+�亢)+ノ」・・・「八+弓+�亢+ノ」=「八(v・∧・ソ・人・入)と弓と矢(�亢)と弦」・・・「勾(鈎・鉤)股弦」・・・「ピタゴラスの定理=三平方の定理=「直角三角形の直角を挟む短い辺(鉤)と長い辺(股)と直角に対する辺(弦)」の定理・・・鉤は「かぎの手」で直角を挟む短辺を、股は「足の分かれめ」で長辺を、弦は「弓のつる」で斜辺・・・

  ↓
 鉤・鈎 (かぎ、こ、こう、はり、ち、はぜ)
 先が曲がった棒状の、
 金属製の器具である
 曲がった部分を何かに引っ掛けて使う
 フック (hook)
 「かぎ・こま(自在鉤)」
 卍(まんじ)=正鉤十字=和の元
 卐=ハーケンクロイツ(逆鉤十字)=力の元
  ↓
 股
 胯(ク・ケ・クヱ・カ・クヮ・コ)
 叉(サ・シャ・ふたまた)
   「音叉・交叉・三叉」
    両手を組む・叉手
    叉焼(チャーシュー)
       夜叉(やしゃ)
       洛叉 (ラクシャ)=インドの命数法
            における
            100000
            指数表記では
            10の5乗
   多叉路=5本以上の道路が集まる交差点
   猫叉
   Y(ワイ・ア)字形
        あげまき(総角・つのがみ)
 股(また・もも・コ・ク)
 一つのもとから二つ以上に分かれている所
 胴から足が分かれている所
 ズボン・パンツなどの分かれている部分
 重要な臣下
 「股間・四股・股肱・
  蟹股(がにまた)・股座(またぐら)」
 「股割り(またわり)」
  the crotch(もも・腿)
  the thigh(鼠径部・鼠頚部・鼠蹊部)
  the groin
  ↓
 弦(つる・ゲン・ケン)
 弓の両端を結ぶ糸
 弦 (数学)
 弧の両端を結ぶ線分
 弦 (楽器)=絃
 弦楽器の発音体
 弦月(半月)
 弦(竹刀)
 竹刀の先革と柄を結ぶ糸
ーーーーー
 ・・・弓の弦(ゲン・つる)は「麻糸」、バイオリンの弦(ゲン・つる)の材料は「絹」・・・三味線、琵琶の弦は「絹」・・・

 ヘルメースはアポローンから牛を盗んだことがバレ、洞穴で捕らえたカメの甲羅に「羊の腸」を張って弦にした竪琴をアポローンに贈って許しを乞うた・・・
 「トラス橋」・・・不載荷弦(荷重が載らない側の弦材)が曲線を描くもの・・・?・・・トラス(弦材)・・・
 「トラス (Truss)」 は、
 「三角形」を基本単位として
 その集合体で
 構成する
 「構造形式」・・・?・・・建築構造物・・・「トラのス」ではない・・・

 トーラーは律法・・・トラーは表現、反戦主義者・・・


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白耳義・比律悉

2015-02-21 23:48:24 | 古事記字源

 ・・・「ベルギー(白耳義)」・・・「ベルガエ(Belgae)=勇士」・・・ブリュッセル・・・ブリュッセル(比律悉)は事実上の欧州連合本部所在地で、「NATO」の本部が存在する・・・「比べる律の悉(全て・ことごとく・シチ・シツ)」、訓読みは「つ-きる(尽・盡)、ことごと、ことごと-く(毎々・儘)、つ-くす、つぶさ-に(具に・備に・委に・審に)」・・・ユーロの問題はカネを貸しても回収できないコト・・・金貸しの宿命だから・・・
  ↓
 瞿曇 悉達(クドン シッタ)
      (Gautama Siddha)
 8世紀唐代の占星術者
 長安(西安)生まれ
 祖先はインド
 玄宗の時代
 太史監(国立天文台長)
 開元年間
 占星術書の
 「開元占経」編纂
 インドの天文暦書(シッダーンタ・Siddhanta)
 を漢訳した
 「九執暦」が含まれ
 開元六年(718年)
 インド数字の
 「〇(零・ゼロ・ZERO)」を
 中国にもたらした・・・?
 「瞿(ク)」=目+目+隹(ふるとり・スイ)
        驚いて四方を見回す
        恐れる
        見る
        ゴータマ・シッダールタの音訳
         (瞿曇 悉達多)=釈迦
        瞿=鷹隼の視(説文解字)
          はばたく
          讀みて
          章句の句の若くす(説文解字)
          䀠の俗字で左右を見るさま
           ↓
     寵辱(チョウジョク)に
     驚くが若(ごと)くし
     寵辱=名誉と恥辱
     「気に入られることと、
      はずかしめられること。
      栄えることと、
      零落すること」
  寵辱=名誉と恥辱
   ↓
ーーーーー
  老子
  第十三章
   ↓
  寵辱若驚。
  貴大患若身。
  何謂寵辱若驚。
  寵為上、辱下為。
  得之若驚、・・・・若(ごとし)なのか?
           or
           若(わかし)なのか?
           or
           若(もし)なのか?
        ・・・如(ごとし)=・・・のようでアル
  失之若驚。
  是謂寵辱若驚。
  何謂貴大患若身。
  吾所以有大患者、
  為吾有身。
  及吾無身。
  吾有何患。
  故貴以身為天下、
  乃可寄天下。
  愛以身為天下、
  乃可託天下。
 ・・・「生きているからこそ、寵にも辱にも驚くがゴトシ」・・・どっちも同じ・・・
ーーーーー
 第二編
 聖パウロの事蹟
 第十項
 パウロマルタに漂流しロマに至る
 第28章
  28:1
 我等、既に迯れて後、此島の
 マルタと呼るることを知しが、
 夷等(えびすら)・・・・・・蝦夷(えぞ・カイ)
               北海道・渡島・亘理島
 一方ならぬ親切を示し、
  28:2
 雨降て寒ければとて、
 火を焚(たき)て
 我等一同を保養せしめたり。
  28:3
 パウロ
 若干の柴を集て火に加しに、
 火熱の為に
 蝮(まむし)
 出でて其手てに
 噬ひ付きしかば、
  28:4
 夷等虫(えびすらむし・イラチュウ)
            伊羅中・医蘭中
 の
 パウロ(サウル)の手に
 噬(く)ひ付る・・・・噬(かむ・セイ・ゼイ)
            噬=口+竹+巫
              筮=筮竹=占いの棒
        噬臍=噬斉(セイゼイ)
       「春秋左伝・荘公六年」
       「臍(へそ)」
        取り返しのつかないことを後悔すること
        悔(くや)しむ・後悔
        臍(ほぞ)を噛(咬)むコト
       「噬指棄薪」
       「呑噬(ドンゼイ)」
 を見て、
 此人
 定て殺人者なるべし、・・・殺人者=殺される人(死刑)
 海よりは迯(にげ)たるも、
 天
 之に
 活る事を許さず、
 と語合ひけるに、
  28:5
 パウロ、虫を火の中に振り落して、
 聊も・・・・・聊(いささか・すこしも)=耳+卯
 害を受ざりき。
  28:6
 人々は、彼必ず脹れ出だして
 忽(たちまち)に
 倒ふれ死するならんと思へるに、
 待事久しくして
 聊も害の及ばざるを見るや、
 翻りて、是、神なりと謂ひ居たり。
 28:16
 斯(かくて)我等、
 ロマ(羅馬)に至(いたり)しに、
          伊太利
 「百夫(ヒャクフ)長・・・モモのオット
           モモ=桃・腿・股
              百済・百濟
              伯爵領
  囚徒を
  近衛(このゑ)
  隊長に付したれど」
 パウロは己が宿に一人の守衛兵と
 共に留まる事を許されたり
ーーーーー
 ラゲ訳・新約聖書・使徒行録
  ↓
 ラゲ Raguet, Emile
 1854~1929 フランスの宣教師
 1854年10月24日
 ベルギー(白耳義)生まれ・・・白い耳の義
       ベルギー=ベルガエ(Belgae
            ケルト語で戦士の意)
       ガリアに住んでいたベルガエ人から
 明治十二年(1879)
 パリ外国宣教会から派遣されて来日
 明治二十九年
 鹿児島教会司祭
 同地で
 「仏和会話大辞典」を編集
 「新約聖書」を翻訳し刊行
 明治四十三年
 長崎市浦上教会司祭
 大正3年
 浦上天主堂を完成させた
 昭和4年11月3日
 東京で死去。75歳
  ↓
 エミール・ラゲ
 (音訳:拉藝、Émile Raguet)
 1854年10月24日 - 1929年11月3日
 ベルギーの神父、
 聖書翻訳家、
 辞書編集者。
 パリ外国宣教会に所属
 九州各地で布教
 文語体による
 日本語訳聖書を作成し、
 仏和辞典を編纂
 1854年
 ベルギーのブレーヌ・ル・コントに生まれる
 ボンヌ・エスペランス小神学校で中等教育を終え
 トゥールネーの中央神学校に学び、
 1877年、パリ外国宣教会に入会し、
 同年、同会神学校で副助祭に、
 1879年、司祭に叙階され、
 同年日本に派遣される。
 最初に
 長崎県の
 伊王島、
 次に
 平戸で従来の信者に相対した後、
 1887年、福岡(博多あるいは筑前)で宣教開始
 1890年11月より、
 大分カトリック教会で講演による宣教活動
 1891年
 宮崎カトリック教会を創設
 1896年
 鹿児島で宣教開始
 1902年
 東京市築地教会に
 『佛和㑹話大辭典』出版のために転居
 1908年
 同書の売上金により
 聖フランシスコ・ザベリオ聖堂を
 鹿児島に建立
 1911年2月
 浦上小教区主任
 1914年3月
 フレノ神父の後を引き継いでいた
 浦上天主堂の建築を竣工
 1920年9月まで
 教区に在籍
 1929年
 東京で死去
ーーーーー
 「Raguet」?・・・スペル違い・・・「ragout」とはフランス料理の「ラグー」・・・肉(ジク・にく)や魚(ギョ・まな・さかな)、野菜(ヤサイ・のな)を煮込みスパイス(香辛料)を加えた「シチュー料理」・・・「史中漁(令)吏」・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アキレス、呆れた。トロイ、タワケの戯け、他訳の巫山戯

2015-02-20 21:16:07 | 古事記字源

 ・・・「惘然(モウゼン・ボウゼン=茫然)=当惑=がっかりする」・・・惘然若失=茫然自失= ぼんやりとして我を忘れる・驚き呆れ果てて気が抜ける・惘然はおどろく様・ あっけにとられているさま・・・「惘(あきれ)果てる」、「呆れ果てる」、「アキレハテル=厭きれ果てる・飽きれ果てる」・・・「アキレル」ことが多いけれど・・・ナニが起こっても日常性である・・・許すも、許さないも、それをヤルも、ヤらないも・・・生きているオレや、アンタ・・・
 ・・・「魔術師=エリマ」=「魔術師=バリエズ=偽預言者」・・・「巫女」もいた・・・「集団催眠(group hypnosis)」と言うコトバがある・・・「集団心理=群集状況のもとで醸成される、群集に特有な集合心理のこと。群集心理とも。群集を構成する諸個人の精神や意識とは異なる次元の心理」・・・「変性意識状態( Altered state of nsciousness)とは、日常的な意識状態以外の意識状態・通常の覚醒時のベータ波意識とは異なる、一時的な意識状態をさす。人々がその体験を共有することも可能」・・・
 「変性意識状態」は「宇宙」との一体感、全知全能感、強い至福感などを伴い、この体験は時に人の世界観を一変させ、その体験は精神や肉体が極限まで追い込まれた状態、瞑想や薬物の使用などによってもたらされる・催眠等による、リラックスした状態」・・・
 肉体的に正常なのに、精神的な原因不明なストレス障害で、声が出なくなったり、耳が聞こえなくなったり、目が見えなくなったり、触覚がなくなったり・・・するコトがある・・・
ーーーーー
 第二編 聖パウロ(サウル)の事蹟
 第一項
 パウロ第一回の傳道旅行
  ↓
 使徒行録・・・ペトロ(日本語表記)
 本名はシモン(シメオンの短縮形)
 イエスにより
 「ケファ」
 (アラム語で
  岩の断片、
  石という意味)
 という「アダ名」で呼ばれた
 ギリシア語は「ペトロス」
 『使徒言行録』
 は
 『ルカによる福音書』の続編
 『ルカによる福音書』と
 『使徒言行録』は別々の本
ーーーーー
 「魔術師」も「巫女」も登場する・・・「事後のシナリオ」を「軌跡=履歴」の「モノガタリ」として、ドウ、「奇蹟=カミの業(技・伎・倆・芸)」として記録していくか・・・ギリシャ神話の「神々」と「人間」の区別は、その「能力」と「生死の寿命」でハッキリと明確にされている。だが、「キリスト」は曖昧である・・・「半神半人」でもない・・・だが、「マリア」は性行為をハブカレて「処女で神の子のキリスト」を産んだ・・・人間の女性から産まれた「神の子」であるから「神自体」ではなく「半神半人」である・・・
 「神が神」として生まれるハナシは「エジプト神話のホルス」であり、
 この
 「ホルス」を産んだのは
 「既に弟のセト殺されていたオシリス男神」
 と冥府で関係し、妊娠し、
 「現世」で出産した妻であった
 「イシス(アセト)女神」・・・イシスはギリシャ語
 である。
 「産んだ
  子供のホルス」は
 「現世で再生(蘇生)した
  夫のオシリス」自体である・・・
     ↓
    別名・・・・・・?
 Asar(アサル)・・・・漁る
 Aser(アセル)・・・・焦る
 Ausar(アウサル)・・合う申(猿・去)
 Ausir(アウシル)・・合う知(著・款)
 Wesir(ウェシル)・・上(植・飢)知
 Usir(ウシル)・・・有史留(牛留・丑留)
 Usire、Ausareとも・・・
      ↓↑
 イシス×オシリス(弟セトに殺害)
 イシス×オシリス(冥府での存在)
 オシリスの
 遺体は
 弟セトに
 「14個」の部分に切断・・・
 イシスは夫(オシリス)の肉片
 「13個」を川から拾い集め蘇生させたが
 残りの
 「1個」の
 「ペニス」は、損壊、缺落したモノ・・・
 オクシリンコスで
 「魚(まな・うお・さかな・ギョ)」
 に飲み込まれた
 「男根」を除く繋ぎ合わせた体・・・不完全な体だった ので、
 現世には留まれず、
 オシリスは冥界の王となった・・・
 その「オシリス」は「イシス」と冥界でマグあって、「イシス」は「オシリスの現世体」として「ホルス」を産んだのである。「イシス」にとって出産した「ホルス」は子供であり、「夫のオシリス」であったのだ。
 女性が「夫」を「子供」として出産した・・・?
 夫婦=「死亡の夫」と「妻(寡婦)」→「出産したのは夫の子供」で「死亡した夫」・・・この矛盾を解決するのは「霊」でしかない・・・「父と子と聖霊」の三位一体である、「正三角形」は3辺も角度(60度)も等しい。
 ・・・「三角形」であることの条件。「ピタゴラスの定理」の「直角三角形の三辺(勾・股・弦)」、「不等辺三角形」の形成条件は「二辺の和は他の一辺よりも長い」、「内角の和は180度=直角(90度)+(90度=角度b+角度c)」・・・
 「直角三角形」は角度と辺の長さで決まる・・・
 「3:4:5の三角形」
 「1:2:ルート3の三角形」
 「1:1:ルート2の三角形」
 「5:12:13の三角形」
 一角度の相似三角形=対応する三辺の比は等しい
ーーーーー
  ↓
 「神々(男神)」と「人間(女性)」との子供は・・・
 「半神半人」
  英語では「demigod」・・・デミ-ゴッド
            半分=demi=semi=hemi
  ギリシア語は「Ημίθεος(ヘーミテオス)」
 「神には至らない
  下級神」・・・?・・・多神教だから
      ・・・神は神であるが神々にも序列
      ・・・仏は仏に仏々の序列
      ・・・キリスト教では「天使」
 「半神は、
  不死の神と異なり
  寿命を持ち、
  人と同じように殺される存在
  能力は神のように特殊な力を持つ」
 「英雄(ヘーロース)の多くは半神」
 「ゼウス
  人間の女性の子供が最も多く、
  女性の神との間から生まれた
  半神は
  アイネイアース
  や
  アキレウス
  などが存在はしている」
   ↓
 アイネイアース
 (Αἰνείας, Aineiās)
 あるいは
 アイネアース(Αἰνέας, Aineās)
 ラテン語で
 アエネーアース(Aenēās)
  ↓↑
 トロイア王家の人物
 人間アンキーセース
 と
 女神アプロディーテー(ウェヌス)
 の息子
  ↓
 トロイア戦争の
 トロイア側の武将
 トロイア滅亡後、
 イタリア半島に逃れ
 後の
 ローマ建国の祖・・・?
  ↓     ロームルス (Romulus)
        と
        レムス (Remus) は、
        ローマの建国神話の
       「双子」の兄弟
        軍神マルスと
        レア・シルウィア=イリア (Ilia)
       (アルバ・ロンガ=ラティウム王
        ヌミトルの娘
        務めの
        水汲みの際に
        レア・シルウィアを眠気が襲い、
        彼女=巫女=処女
        が眠っている間に
        マルスが交わった)
        の間に生まれた
        紀元前296年
        牝「オオカミ」の乳を飲む
        双子の兄弟の像が献上され、
        ローマ貨幣の表裏に
        オオカミと
  ↓     双子像の場面が刻印
 となった
 彼を主人公とした作品に
 詩人ウェルギリウスの叙事詩
 「アエネーイス」がある
 彼の母が
 「イーリアス」
 「神統記(ヘーシオドス)」
 「風讃歌(ホメーロス)」
 の記述中
 「アプロディーテー」
 にある・・・
 「アイネイアース」
 5年間
 「ニュムペー」に養育され
 その後
 姉
 「ヒッポダメイア」
 とその夫
 「アルカトオス」に養育された
 「アキレウス」が
 「アイネイアース」の
 「イーデー山」を攻撃
 「ミュルソーネス」に逃亡したが
 この場所は滅ぼされ、
 その後
 「アイネイアース」は
 トロイア戦争に参加
  ↓
 トロイア陥落後
 「アイネイアース」は
 父の
 「アンキーセース」と
 幼い息子の
 「アスカニオス」と
 トロイアから脱出・・・
  ↓↑
 アキレウス=アキレス
 (Ἀχιλλεύς、Akhilleus
  ラテン語はAchilles・アキレス)
 ホメーロスの叙事詩
 「イーリアス」の主人公
 プティーア(プティア)の出身
 プティーア王の
 「ペーレウス(ペレウス)」
 と海の女神
 「テティス」との間に生まれた
 「アイアコス」の孫
 トロイア(イリオス)戦争で
 「ミュルミドーン」人を率いて
 50隻の船と共に参加
 弱点の
 「踵(かかと)」を射られて命を落とした
 足が速く、
 「イーリアス」では
 「駿足のアキレウス」とされる
  ↓
 アキレウスの母
 テティスは、
 息子を不死の体にするために
 冥府の川
 ステュクスの水に息子を浸したが
 アキレウスの
 踵(かかと・カカト→懸と)=足+重
 を掴み、そこだけは
 水に浸からず、
 「かかと」のみは不死とならなかった
 トロイア戦争で「かかと」を
 パリス(or アポローン)に射られ
 アキレウスは死ぬ
 「ペーレウス」はアキレウスを、
 「ケンタウロス」
 の賢者
 「ケイローン」に預けた・・・医者
  半人半馬
  ↓
 「オデュッセウス」が冥府を訪れ、
 死人となった
 アキレウスと語り
 「死人の王になるよりも、
  生きてつまらぬ男に
  仕えることのほうがましだ」
 と語り、
 子の
  ネオプトレモスの安否を問い
 オデュッセウスから、
 息子の活躍を聞いて、喜ぶ・・・
ーーーーー
 ・・・・ギリシャ神話なくして、「新約聖書」なし。エジプト神話なくして「新約聖書」なし。「ギリシャ神話」、「エジプト神話」、「ローマ神話」なくして「新約聖書」なし・・・「旧約聖書」、「新約聖書」、「漢字聖書」なくして「古事記」、「日本書紀」の「日本神話」なし・・・もちろん、「仏教典」なくしても・・・
 「アラブ(イスラム)文化」の媒介なしで、西欧、東欧に「哲学」も「数学」も「化学」も「古代ギリシャ文化」も伝わらなかった・・・中国漢字文化なくして、エジプト、ギリシャ、イスラム、ペルシャ、インド文化は日本に伝わらなかった、である・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エイリアン・異邦人・無国籍・・・

2015-02-18 22:17:48 | 古事記字源

 ・・・「無国籍日本人」・・・カミ一枚の記録による自己存在の証明・・・「NHK・クローズアップ現代・戸籍のない子どもたち(2)どうしたら救えるのか・日本で生まれ育ちながら「戸籍のない子供」が530人以上いることが国の初の実態調査で判明した。背景に何があるのかどうしたら救えるのか」・・・「530人」は「氷山の一角」・・・前回の「(1)」のTV放送は「2014年5月21日」だった・・・「日本人国籍女性」から産まれた子供が「無国籍」・・・コレは明らかな「日本国憲法違反」ではないのか?・・・少子化以前の問題である。前近代的「日本国家」・・・書類上「無国籍」であっても「地球人」であるコトにはカワリがないが、地球人であるコトの証明は必要なのか・・・「地球の人間どもの差別の不思議」・・・戦前の日本人、「非国民」と呼ばれて「牢獄」に繋がれても「日本人」だったが・・・「日本人」であるが故に殺されたヒトもいた・・・日本人国籍の母親から生まれた子供たち・・・
 不思議な国の「非日本人」・・・「アリスとウサギ」に訊いてみたい・・・
 ブログ辞典等で調べてみた・・・
ーーーーー
 非国民(ひこくみん)
 自国で
 「国民に非ざる振る舞いをする」
 とされる人物を指す蔑称
 戦時体制に順わない者
 具体的に反戦を唱える者は
 近隣住民から
 「非国民」呼ばわりされ、
 迫害されることもあった
  ↓
 国民としての本分・義務に反する行為をする者
 特に、第二次大戦時に、
 軍や国策に
 非協力的な者を非難する語
  ↓
 国民としての義務を守らない者
 国民の本分に違反する者(広辞苑より)
 国策または体制に
 従わない国民に対して
 批判的に用いられる言葉
 国籍を有しない住民のこと
 滞在外国人
  ↓
 時中に赤紙が来ても
 戦争行かなかった国民・・・
  ↓
 国民としての
 義務を忘れた者
 第二次大戦前・戦中において
 軍や国の政策に
 批判的・非協力的な者を
 貶めていった語
  ↓
 英語
 an unpatriotic person
 an un‐Japanese person
 a traitor(裏切り者)
ーーーーー
 ・・・らしい・・・「非国民」は「国籍上の有無の問題」の人物ではなく「蔑称」・・・
 「日本国国民」って、「日本国憲法」によってマモラレテイルって?・・・「日本国領土内」に存在する「外国籍」、「非国民」の人々の「安全・生存権」は「日本国憲法」でマモラレているって?・・・「無国籍」の人々って「日本国憲法」ではマモラレていない・・・不思議な「国」・・・
 もちろん、国外領域に存在する「日本国籍」の人々をマモってくれるのは「その国家」のハズだが・・・可能性は「?」である・・・「日本国民」は、そこでは「外国人・異邦人」だから・・・その例外はその国家内にある「治外法権領域」であるが、守られるか、どうかは結果論である・・・
 「不思議な国のエイリアン」・・・多分、母親はエイリアンだった・・・?・・・モチロン、「国家枠の国境、人種」からはみ出して、世界に、地球全域へ・・・だが「諸国家」も「諸国民」も存在し続けている・・・その「国家」って、ダレをマモっているのか・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする