奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

歴史地理学☆三日目

2007年02月18日 | 奈良大学お勉強日記
昨日あんなに歩いてたのに(?)今日も真面目に授業です。
「あさってくらいに筋肉痛が出たりして」とか笑ってましたが、
あんま笑えないかもしれない>とりあえず今日は大丈夫だったケド。

まずは、昨日のルートを記憶を頼りに地図に書き込み。
雨振りだったので、途中で地図が広げられず、こまめにチェック
できなかったために、あやふや記憶がさらに混乱。
センセとの答え合わせもあやうい状況。
地図を見ながらの現地探索はやっぱり、その場でチェックせなあかんなあ。

その後、あの絵図はどんな必然で書かれたものなのかを、
文書のほうから調査。
どうやら、水の配分をめぐって、村同士の諍いがあって、
それを「まあまあ、お互い冷静になって」とヨソの村が仲裁に入ってくれた。
それでも話がまとまらず、結局は「お代官様~」はたまた「お奉行様ぁ」
への「恐れながらかくかくしかじかにて直訴申し上げ候」になったという…。

その時の、各村々の水利の状況を描いたのがこれではないかという一応の結論。
ゆえに、現在の所有者の集落の状況や、それに登場してくる村々の記述が
詳しいのではないかと…。

絵図から読み取れるものはたくさんあれども、
それでも限界があるときは、文書にも助けを求めて、
何故この絵が描かれたのかを解き明かすこともアリと。

後は、柿本川・光明谷川流域の灌漑状況ついてや、奈良県と大阪府の分水嶺を見たり。
そして、試験となりました。

何でも持ち込み可だったけど、(だからか)結構難しかったぞと。
絵図の写しと、調査メモを見ながら、どの図が一番古いか順に並べなさいって問題で四苦八苦。
順に並べなおすって作業は「実際に並べなおさないと判らない」人なもんで、
問題用紙は提出しなくていいとのことなので、その図を一枚ずつ切り離して、
実際に並べ替えをして、チェックして、古い順を書きました。
でも、あれで合ってんのかな?ちょっと不安。
えーい、ままよで出しちゃいましたが…。



ということで、今回をもって、スクーリング受講は終了予定です。
受講できるスクーリングをすべて取り尽くしたからですね(汗)
来年、受講できる科目が増えれば受けるでしょうが。
これにて、一旦はスクーリングは終了。

今後は地道にコツコツ、テキスト科目をやることにします。
あ~楽しかったな。

もっと受けたいな。ははは♪
コメント (14)
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