さて、本日三日目、なかびでございます。
阪和線の事故もなく、無事に到着したからには、
あとは無事に実習が済んでくれればここはクリアです。
本日は、「図録の作成について」の講義をまず受けます。
実際に、この春の特別展の図録がどのような経過で作られてきたのかを
具体的にお話を聞きました。
結構な期間があるわ、と思っていても、実際にブツが納入されたのは
ギリギリになってから、内覧会当日に到着って感じで。
結構ツナワタリですな。
その後、「図録の作成についての実習」ってことなんだけど。
もちろん図録なんて、簡単に作れるものではありません。
そこで、現在来館者に配っているリーフレットやパンフレットで、
展示物から漏れているものを補って、新たに作り直したり、
手直ししたりすると良いのになって思うところをあげる、
というのが実習です。
もう一回、常設展示を見に行って、そこと、
リーフレットに描かれてないものをチェックして、
これを追加したらいいんじゃないか、これは削ってもいいんじゃないか、
などをわちゃわちゃと班ごとに討議。
そののち、実際の紙にそれをざざっと描いてみて、
班ごとに発表です。
以上で、午前の部が終了。
昼食をとって、受付脇のミュージアムショップをうろうろしていたら、
なぜかその場に不釣合いなガチャガチャがあるではありませんか。
見れば、中身は「埴輪」だの「土器」だの「土偶」だののミニチュアが入っている様子。
なんだか、それに惹かれてしまった我々は、大人であることと、
奈良大生であることも忘れて、ガチャガチャの内容に一喜一憂。
私が出したのは、弥生式土器で、この場でそれを出したことは
有る意味正統派なんだけど…いかんせん地味で意気消沈。
それをセミナー室に持ち帰ったら。
他の人も結構それ、買っていて(!)
自分が出したミニチュアを並べて全員での記念撮影大会が挙行されました。
あーあ、何をやってるんだ、ワレワレハ★
気を取り直して午後開始です。
午後は「資料の取り扱い・展示」について。
博物館に「なんだか判らないものが出てきたんだけど調べてくれない?」
と相談者から何かが博物館に持ち込まれたら…という設定でロールプレイング。
時間が限定されているので、講師側から三名の人が指名されて、
それぞれに、軽妙な語り口で「エセ学芸員」を演じ切っていただきました。
その後、ではその場合の必要な事柄は何があるかを列挙して、
班ごとに再びディスカッション。ホワイトボードに必要事項を書き出しです。
うーん、なるほど。結構いいところ抑えてんじゃん>我々。
そして、いよいよ展示の実習です。
昨日案内していただいた地下収蔵庫の内容物を、
あるテーマを設定して、それに添った資料を三点選び出して、陳列するという実習。
選んだのち、レイアウトして、説明文入れてみなさんに見ていただきます。
うちの班のテーマが「収穫の後のまつり(の後の宴会)」だったもので、
酒を入れる壷と、ご馳走を載せる高杯と、酒をつぐ碗をチョイスして、
L字にレイアウトして、欠けた部分にキャプションをまとめて入れたと。
これ、高杯に色紙で食べ物風な何か…を載せたのが不評だったんだけど。
(すまんの~載せたいといったの、アタシだ)
それ以外はおおむね好評で、特に、キャプションと現物の配置がいいって
褒められたりもしたんだけど、「子供向けならば『弥生の宴』なんて言葉
使わないほうがいい。そんな言葉知らないんだから」との厳しいお言葉も。
学芸員はすべての人の感想を聞いていては身が持たないことを体験しました。
そして、時間が押していたので「指定管理者制度」という項目がすっとんじゃって、
学芸員さんたちも集合してきて、本日のまとめ。
何とか無事に三日目も終了いたしました。
は~明日からは、炎天下の実習となるわけですが。
気になるのはお天気。
台風が九州に上陸したけど、さて、進路はどうなんだ?
いずれにせよ前途多難な四日目になりそうです。
阪和線の事故もなく、無事に到着したからには、
あとは無事に実習が済んでくれればここはクリアです。
本日は、「図録の作成について」の講義をまず受けます。
実際に、この春の特別展の図録がどのような経過で作られてきたのかを
具体的にお話を聞きました。
結構な期間があるわ、と思っていても、実際にブツが納入されたのは
ギリギリになってから、内覧会当日に到着って感じで。
結構ツナワタリですな。
その後、「図録の作成についての実習」ってことなんだけど。
もちろん図録なんて、簡単に作れるものではありません。
そこで、現在来館者に配っているリーフレットやパンフレットで、
展示物から漏れているものを補って、新たに作り直したり、
手直ししたりすると良いのになって思うところをあげる、
というのが実習です。
もう一回、常設展示を見に行って、そこと、
リーフレットに描かれてないものをチェックして、
これを追加したらいいんじゃないか、これは削ってもいいんじゃないか、
などをわちゃわちゃと班ごとに討議。
そののち、実際の紙にそれをざざっと描いてみて、
班ごとに発表です。
以上で、午前の部が終了。
昼食をとって、受付脇のミュージアムショップをうろうろしていたら、
なぜかその場に不釣合いなガチャガチャがあるではありませんか。
見れば、中身は「埴輪」だの「土器」だの「土偶」だののミニチュアが入っている様子。
なんだか、それに惹かれてしまった我々は、大人であることと、
奈良大生であることも忘れて、ガチャガチャの内容に一喜一憂。
私が出したのは、弥生式土器で、この場でそれを出したことは
有る意味正統派なんだけど…いかんせん地味で意気消沈。
それをセミナー室に持ち帰ったら。
他の人も結構それ、買っていて(!)
自分が出したミニチュアを並べて全員での記念撮影大会が挙行されました。
あーあ、何をやってるんだ、ワレワレハ★
気を取り直して午後開始です。
午後は「資料の取り扱い・展示」について。
博物館に「なんだか判らないものが出てきたんだけど調べてくれない?」
と相談者から何かが博物館に持ち込まれたら…という設定でロールプレイング。
時間が限定されているので、講師側から三名の人が指名されて、
それぞれに、軽妙な語り口で「エセ学芸員」を演じ切っていただきました。
その後、ではその場合の必要な事柄は何があるかを列挙して、
班ごとに再びディスカッション。ホワイトボードに必要事項を書き出しです。
うーん、なるほど。結構いいところ抑えてんじゃん>我々。
そして、いよいよ展示の実習です。
昨日案内していただいた地下収蔵庫の内容物を、
あるテーマを設定して、それに添った資料を三点選び出して、陳列するという実習。
選んだのち、レイアウトして、説明文入れてみなさんに見ていただきます。
うちの班のテーマが「収穫の後のまつり(の後の宴会)」だったもので、
酒を入れる壷と、ご馳走を載せる高杯と、酒をつぐ碗をチョイスして、
L字にレイアウトして、欠けた部分にキャプションをまとめて入れたと。
これ、高杯に色紙で食べ物風な何か…を載せたのが不評だったんだけど。
(すまんの~載せたいといったの、アタシだ)
それ以外はおおむね好評で、特に、キャプションと現物の配置がいいって
褒められたりもしたんだけど、「子供向けならば『弥生の宴』なんて言葉
使わないほうがいい。そんな言葉知らないんだから」との厳しいお言葉も。
学芸員はすべての人の感想を聞いていては身が持たないことを体験しました。
そして、時間が押していたので「指定管理者制度」という項目がすっとんじゃって、
学芸員さんたちも集合してきて、本日のまとめ。
何とか無事に三日目も終了いたしました。
は~明日からは、炎天下の実習となるわけですが。
気になるのはお天気。
台風が九州に上陸したけど、さて、進路はどうなんだ?
いずれにせよ前途多難な四日目になりそうです。