山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

新見市立高尾小学校校内授業研修会参加

2010-01-22 00:49:06 | 日記
今日(1月21日)、新見市立高尾小学校で行われた校内授業研修会に参加させてもらいました。

本来は、3年生の授業を見せてもらう予定になっていましたが、新型インフルエンザによる学年閉鎖で、急遽、1年生の授業を見せてもらいました。

「犬をかっているんだよ」(I have a dog.)の単元の授業でした。

1年生の児童達は、頑張って自分が飼っているペットのことについて発言したり、尋ねられて答えたりしていました。

授業後の研修会では、指導・講評をさせていただきました。
指導・講評等を依頼されているときには、あらかじめ言おうとすることを考えてきて、それに、その日見せてもらった授業で気付いたことを適宜加えて発言をすることにしています。

今日も、いろんなことを言わせてもらいましたが、例えば、日本人の子どもなら、I have a beetle.(僕はカブトムシを飼っています。)と言うのが当たり前の文になりますが、実はアメリカでは、カブトムシをペットとして飼っているなんてことは、本当に珍しいことです。

それをALT(外国語指導助手)に尋ねたり、子ども達がI have a beetle.と言った時のALTの不思議そうな反応をきっかけに説明してあげたりすると、子ども達は文化の違いというものについて徐々に気付くようになってゆくというようなコメントをしました。

僕のこのコメントを受けて、アメリカ出身のALTが、日本では子ども達がザリガニ(crawfish, またはcrayfishとも)をつかまえてペットとして飼っている場合もあるが、アメリカではあれは食べ物であると、コメントしてくれました。

このような文化の違いを意識することの積み重ねで、相手の文化や自分と異なった文化に対する尊重が生まれてくるのです。

そうすれば、クジラを食べたり、犬を食べたりする民族がいても、それを自分の枠に当てはめて誤ったものとして攻撃するのではなく、異文化を尊重する人間になれるのだと思います。
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新見公立大学看護学部推薦入試実施

2010-01-22 00:32:11 | 日記
今日(1月21日)は、この4月に開設される(2009年11月10日「新見公立大学誕生!」参照)新見公立大学看護学部の推薦入試が実施されました。

この試験で合格した人たちが、新見公立大学の記念すべき第1期生となります

今日の試験で合格した人たちとは、僕は4月以降、教室での授業でお会いすることとなります。

授業では、僕はきっとこのブログのことを紹介すると思います。それを聞いた学生の中で、もしかしたら、このブログをさかのぼって読んでくれて、今、ちょうどたった今、この記事にたどり着いた看護学部第1期生の学生がいるかもしれません。(そうです。4月頃あるいは、それ以降、このページを読んでくれている、そう「あなた」です。)

ブログのよい点の一つは、このように時を超越してメッセージを伝えることが可能であるということです。

1月21日に発したメッセージが、4月以降に届く(かも知れない)、なかなか素敵なことだと思いませんか。


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鏡文字

2010-01-22 00:20:55 | 日記
これは、昨日投稿の「オーストラリアの働く車たち」へのコメントの返事に関連したものです。

この写真は、2年半ほど前、息子が幼児クラブで消防署見学に行った時のものです。



この辺りの救急車はまだ鏡文字が書かれていないようなのです。

いずれ、そのような救急車や消防車が導入されるかもしれませんね。

ちなみに鏡文字の話ではないのですが、看護学科の学生の試験の答案やレポートなどで時々「救急」を「急救」と誤記する例が見られます。「急」ぐのも大切だけど、人の命を「救」うほうが大切だから「救」の字が先に来るのだよと、子どもの頃、母親から教わった(←ちなみに僕の出身地域ではこれを「おそわった」ではなく「おしわった」と発音します)記憶があります。


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