先日の記事で、以前関わった大学用英語教科書『20世紀を振り返る』について述べました。(『20世紀を振り返る』(20th Century in Review)(桐原書店, 1995)を振り返る参照)
せっかくなので、もう一冊、僕が初めて関わった英語教科書The City is Fun(『都市の生活と文化』)についても振り返ってみたいと思います。
現在、岐阜私立女子短期大学国際文化学科の学科長を務められている山田利一教授からお声を掛けていただき、編集のお手伝いをさせてもらったものです。
まだ、駆け出しの大学教員だった僕が著者として自分の名前も書かれている教科書を使って授業を行うことができるという、ありがたい体験をさせていただいた教科書です。
また、初めて印税というものをいただいた僕にとっては思い出の書でもあります。
しかし、この教科書を出版してくれた学書房という出版社は、残念ながら既に社屋をたたんでおりますので、もはやこの書は流通しておりません。
この教科書は、既に廃刊になってしまった英文雑誌Mini-Worldを使って作られました。ちなみに、雑誌Mini-Worldの後継誌は現在も発行されているEnglish Zoneです。
このような古い大学教科書は、古本屋でもあまり売れませんのでほとんど取り扱われていないと思います。
これを使った授業を受けてくれた当時の大学生たちも大学時代の英語の教科書を大切に保管してくれている人はあまり多くないかもしれません。
僕にとっては思い出の書でも、世間から忘れられたようになっているこの書、少し悲しいですが、それが現実ですね。
せっかくなので、もう一冊、僕が初めて関わった英語教科書The City is Fun(『都市の生活と文化』)についても振り返ってみたいと思います。
現在、岐阜私立女子短期大学国際文化学科の学科長を務められている山田利一教授からお声を掛けていただき、編集のお手伝いをさせてもらったものです。
まだ、駆け出しの大学教員だった僕が著者として自分の名前も書かれている教科書を使って授業を行うことができるという、ありがたい体験をさせていただいた教科書です。
また、初めて印税というものをいただいた僕にとっては思い出の書でもあります。
しかし、この教科書を出版してくれた学書房という出版社は、残念ながら既に社屋をたたんでおりますので、もはやこの書は流通しておりません。
この教科書は、既に廃刊になってしまった英文雑誌Mini-Worldを使って作られました。ちなみに、雑誌Mini-Worldの後継誌は現在も発行されているEnglish Zoneです。
このような古い大学教科書は、古本屋でもあまり売れませんのでほとんど取り扱われていないと思います。
これを使った授業を受けてくれた当時の大学生たちも大学時代の英語の教科書を大切に保管してくれている人はあまり多くないかもしれません。
僕にとっては思い出の書でも、世間から忘れられたようになっているこの書、少し悲しいですが、それが現実ですね。