みんなKK

家族のイニシャルが4人ともKKです。今もたぶんこれからもずっと・・

実はこの山・・

2008-04-12 | Weblog
 農耕ができる平地、川が流れ水に恵まれている処にこんな形の山があれば、およそ信仰の対象になっていたのではないかと、予想されます。ドライブもボッと外を眺めているだけでなく、そこにどんな人々の生活がある(あったのか)と考えると面白みがでますね。新幹線で関東平野にはいると、屋敷森が目に付きます。およそ落葉広葉樹です。季節風で葉が落ちると、冬の日差しが入り込みやすく、落ち葉は肥料になります。さらに、土地土地によって屋敷森が一定の方向で囲まれていることに気づきます。すなわち、その地域の季節風の風向きがわかるわけです。さて、この山ですが、かつてのK1の職場近くにあります。ずいぶん長くつとめていたので、思い出深い町です。そして。東北地方最古の祭祀遺跡でもあります。麓からは38もの竈あとがある竪穴住居の遺跡が出土しました。古人は神が宿る山として、ここから昇る太陽を拝んでいたのかもしれませんね。時間を超えた純心を想うとき、今の自分を見つめ直すことができます。(いかんな~・・)土器や鏃(やじり)などは畑を耕すと出てきたそうです。対して価値のあるものとは思わず、ポイッと捨ててたぞぉ~、と酒を酌み交わしながらきいたことを思い出しました。
コメント (1)
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