金沢へは風邪を持って行き、少し軽くなって戻ってきました。今日思ったのです。高速交通網時代、科学の粋を集めもっと速くする試みが成されている。昨日の帰りなどは金沢駅から矢吹駅まで待ち時間はわずか10分。もう驚きを超えて恐ろしいくらい。こんな便利な時代でも2つ寂しいかな、と思ったことがありました。その1,慰安旅行で昼間から陽気になるのは旅の醍醐味。ふと間が開くと、ひきりなしにスマホに画面をなでている。清原が・・北朝鮮が・・、と教えてくれるが、私は窓外の景色が気になる。変わりゆく景色を楽しむのが旅の醍醐味ではないかな、と思います。その2,速すぎて余韻が湧かないのです。人とのふれあいも極端になくなり、(道がわからずともスマホが教えてくれます)お国訛との出逢いもほとんど無く、「旅情」という言葉はあれど、実感として感じることが難しいなあ、と感じるのです。それでもおみやげを口にしたときじんわりと旅の一コマ・人との出逢いを思い出せることこそ、ああ旅情なのであります。
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