朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

落語教育委員会

2007年10月30日 07時35分45秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は「落語教育委員会」に行ってきた。
喜多八・喬太郎・歌武蔵の3人会。


「携帯の電源切りましょうコント」喜多八・喬太郎・歌武蔵:○

この落語会の楽しみの一つ(けっこう、大きな要素かも知れない)が
このコント。
今回は病院ネタ。
喜多八の女装なんて、他では見られないでしょうな。


「反対俥」歌彦:△

安定した二つ目。このレベルの人が前座になると、落語会の雰囲気ができる。
まあまあ遊んでいたが
(サゲっぽいことを言って、客が拍手しかけたことをネタにする)
嫌になるほどではなかった。
初めて聞くサゲ。
昔、私も考えたことがあるサゲだが、爆笑にはつながらないな。


「禁酒番屋」喬太郎:○

柳家の、かっちりした「禁酒番屋」。悪くない。
ただ、こういう普通のを聞くと、
3回目に門番が寝ている福笑の設定が素晴らしい、と感じる。


「たばこの火」歌武蔵 :△

うーん。しんどいネタ。
小判まきが、あまり発散しない。声の加減かも知れないが。
ここで発散しないと何が楽しいのかよく分からない。

あと、旦那を尾行する場面を長く感じた。

発見が一つ。
「かつお節の山車(=だし)」という洒落だとは考えていなかった。
でも、どうでもいいと思う。


「宮戸川」  喜多八 :○

得意ネタなんだろう。かっちりしている。
叔父夫婦の会話がメインになっている。
2人の年輪が感じられて、結構でした。

最後のお花半七の場面も、けっこうリアルな雰囲気ができていて、良かった。
コメント (2)
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