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軍隊とは、こうしたものなのか?

2008年02月24日 07時17分59秒 | 社会
イージス艦衝突、2人不明=漁船2つに割れる-艦首に傷・房総沖 (時事通信) - goo ニュース

隠蔽体質とか、
「気づいていながら漁船が避けると思って退避行動をとらなかった」とか
いろいろ言われているが、
「軍隊」ってのはそもそもこんなものなのでは、と感じた。

他国が攻めてきたときに「国民を守る」なんて、
実際にはできるかどうか分からない使命感に勝手に燃えて、
そのくせ一番身近な衝突した漁船の船員の生命や安全は守れないし、
守ろうともしない。
ここに無力感や矛盾を感じるか、というと、
軍事屋や軍事官僚や、大本営御用マスコミは、
「それとこれとは別」と言って黙殺するんだろう。

このあたりって、
組織を守ることが自己目的化し、
「敵にバレる恐れがあるから」と島民を集団自決させ、殺害した日本軍や、
自分たちの世界戦略のために行動し、
沖縄で騒音や精液を撒き散らす在日米軍と、
根本的に変わらないような気がする。

軍隊の「大義」、
しかも多くの場合「軍事機密」の名の下に
コントロールを失い暴走する勝手な「独断」の前に、
個々の生命は踏みにじられる。
これが「軍隊」の救い難い本質であり、
日本国憲法が「自衛」も含めて武力を放棄したのは、
こんなことを含めてなのかな、なんてことを思った。
コメント
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