朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

水着に金メダル

2008年06月14日 17時43分53秒 | 社会
「同じ土俵」に立たせる選択=LZRへの順応など課題に-日本水連(時事通信) - goo ニュース

実際には短距離走でのシューズなんてものも、
科学技術の粋を窮めたものだと思う。
それに比べて、今回議論が盛り上がったのは、
今回の水着の効果(タイム差)が突き抜けているためだろう。

しかしなあ。
そこまでして勝ちたい状況になっているんだなあ、というのが
正直な感想。

金メダルをとったところで、
「スピード社の水着の効果」が語られるのは目に見えている。
それでもなお、「着たい」というのは、
メダルをとったときの報奨金やら年金やら、
その直後の名誉やらが莫大になっているからではないのか。
あるいは、スポンサーがつく、とか。
それは、アスリートの「道具ではなく、自分の力を試したい」想いを
遥かに凌ぐものなんだろう。

かつて「栄光なき天才たち」を読んでいた身としては、
あえてスピード社の水着に背を向けて、
「自己ベストを出す」に拘るメダリストが出て欲しい、なんて思ったりする。
商業主義に漬かったオリンピックの中で、
そんなことを呟いても仕方がないのかも知れないが。
コメント
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